トッパンの製品やテクノロジーは、
さまざまな場所で活躍しています。
より豊かな暮しに貢献できるよう、
研究開発を行っています。
このコーナーでは、主な研究テーマと開発製品、
そしてそれらがどのようなテクノロジーを
ベースにしているかをご紹介します。

創造コミュニケーション系

CMS系要素技術 - CMS(カラーマネジメントシステム)

CMSとはカラーマネージメントシステム(Color Management System)の略称です。トッパンでは印刷会社として培ってきたCMS技術をさらに高精度化し、印刷事業分野では一般的なCMSでは解決できない領域へ導入・展開しています。

また、デジタルコンテンツ事業分野では高品質コンテンツの提供による新サービスの創出を視野に研究開発を進めています。次世代のCMS技術として、分光色再現を礎とした色再現や、色だけでなく物体の“見え”を含めた記録と再現などの研究開発に取組んでいます。

・カラーマネジメント

トッパンがつくる豊かな暮らし
快適なライフスタイルへ
分光カラーマネジメントの特徴
  • 環境光源に依存しない印刷色再現
    →実物と一致した色の再現
  • 文化財のアーカイブと複製
    →正確な色の記録と再現
トッパンのテクノロジー
キー・テクノロジー
分光色再現技術
  • 実物や印刷の色を、
    限られた情報から正確に予測する色予測技術
  • 分子レベルで印刷色をコントロールする色管理技術

情報マネジメント系

光学セキュリティ部材 - セキュリティホログラム

トッパンのセキュリティホログラムは、半導体製造に使われている電子ビーム技術をベースに独自に開発されたものです。これまで、高精細な描画で絵柄を表現した『クリスタグラム』や、光の拡散方向や広がり方を制御した『S-White』など、高い偽造防止効果を持つ様々な商材を提供してきました。

年々増加の一途をたどる偽造被害から、お客様の大切な製品やブランドを守るため、トッパンではより高い偽造防止効果を実現するセキュリティホログラムの研究開発に取り組んでいます。

・セキュリティホログラム

トッパンがつくる豊かな暮らし
快適なライフスタイルへ
セキュリティホログラムの特徴
  • 同じものが作れない
  • 誰でも本物と認識できる
    →安心して暮らせる社会に貢献
トッパンのテクノロジー
キー・テクノロジー
微細加工技術→最先端の光学技術
  • 新しい視覚効果を実現する光学設計
  • 効果を予測する光学シミュレーション
  • 偽造を不可能にする微細構造設計

生活・産業資材系

透明バリアフィルム - バリアフィルム(GLフィルム)

トッパン独自のコーティング技術や蒸着加工技術をもとに開発した、アルミ箔に匹敵する高いバリア性能の、環境にも優しい透明蒸着フィルムです。ハイバリア性、透明性に加えて、非金属というさまざまな特長により、食品をはじめ、産業資材、エレクトロニクス、医療・医薬など、幅広い分野の多様な用途で活躍しています。

・バリアフィルム(GLフィルム)

トッパンがつくる豊かな暮らし
快適なライフスタイルへ
GLフィルムの特徴
  • 透明かつアルミ箔に匹敵するバリア性
  • 多様な用途への展開が可
    →食品・医薬品・精密機器・環境エネルギー部材を酸素、水蒸気から守る
トッパンのテクノロジー
キー・テクノロジー
表面加工技術→ドライコーティング技術
  • 高いバリア性と安定した品質を実現する独自の蒸着加工技術
    ※蒸着などの真空を利用した成膜技術

ナノファイバー - セルロースナノファイバー(CNF)

セルロースナノファイバーを機能性材料として利用することにより、炭素循環と環境保全に貢献するという観点で、研究開発を進めています。セルロースナノファイバーのガスバリア性、透明性といった機能を利用し、包装材料以外にも、印刷、建装材、エレクトロニクス、ライフサイエンスなどの分野で環境配慮型部材としての展開を目指しています。

・セルロースナノファイバー(CNF)

トッパンがつくる豊かな暮らし
快適なライフスタイルへ
セルロースナノファイバーの特徴
  • 天然由来の材料
    …環境に配慮した製品展開
  • 酸素バリア性、透明性、熱膨張しにくい
    …包装部材、高機能部材へ展開
トッパンのテクノロジー
キー・テクノロジー
表面加工技術→材料設計技術
  • ガスバリア性、透明性などの機能を
    発現するための復号化技術
  • 印刷、コーティングなどのプロセス
    適合性を有するインキ・塗液の設計技術

医療解析 - 医療・医薬系支援部材

個人の体質に合わせた病気の予防や治療を行う個別化医療は、より高度化される時代に向かっており、患者様の検体を分析する技術においても革新が求められています。トッパンは、医療医薬製品に適した材料選定・加工技術を用いて、部材の高機能化を図りながら、先端医療への研究支援サービスを提供して参ります。

・医療・医薬系支援部材

トッパンがつくる豊かな暮らし
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個別化医療の特徴
  • 個人の体質に合った病気の予防や治療の実現に寄与
  • 患者に掛かる検査・治療負荷の低減
    →生活社のQOL(Quality of Life)の向上
トッパンのテクノロジー
キー・テクノロジー
成型加工技術→充填・バリア包装
  • 医療・医薬品の品質保持
    バイオ系材料加工技術→部材の高機能化
  • 医療・医薬製品に適した材料選定や微細加工

機能性材料系

燃料電池用部材 - 膜電極接合体(MEA)

燃料電池は、水素と酸素を反応させて電気を発生させる発電装置です。従来の発電方式より高い発電効率を有し、水しか排出しない次世代のエネルギー源として期待されています。触媒層と電解質膜を重ねた「膜電極接合体(MEA)」は燃料電池の心臓部です。発電性能向上のため、水素ガス、酸素ガス、プロトン、電子、水が触媒層中をスムーズに移動することが求められます。トッパンは、独自のインク化技術、塗工技術、ラミネート技術を駆使して、理想的なMEAの開発に取り組んでいます。

・固体高分子形燃料電池用部材開発

トッパンがつくる豊かな暮らし
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燃料電池の特徴
  • 自動車の環境適合性能向上
    …CO2排出ゼロ、静寂性
  • 半導体は精密機器を便利に進化させる
    …電気・熱の同時利用、送電ロス無し
トッパンのテクノロジー
キー・テクノロジー
表面加工技術→インク調整技術
  • 高発電特性と低コスト化を可能にするインクの高分散化
  • 高い生産安定性をもたらす、経時・環境変化に耐えうるインク設計力

電子デバイス系

半導体(フォトマスク) - 半導体製造用フォトマスク

半導体用フォトマスクとは、半導体チップの回路をシリコンウェハ上に転写する際 に用いられる回路原版です。

パソコンからタブレットへ、携帯電話からスマートフォンへと精密機器はますます便利になっています。これは機器に使用される半導体が常に進化しているからです。

トッパンは最先端半導体メーカーとの協業を積極的に進め、半導体用フォトマスクの微細加工技術に取り組んでいます。10nmのフォトマスクの製造プロセスを確立し、現在は7nm世代対応のフォトマスクの製造プロセスをGlobalfounderiesと共同で構築中です。

注)nm:ナノメートル。1nmは10億分の1m

・半導体製造用フォトマスク

トッパンがつくる豊かな暮らし
快適なライフスタイルへ
フォトマスクの特徴
  • 半導体チップの回路をシリコンウェハ上へ転写する際に用いる回路原版
  • 半導体は精密機械を便利に進化させる
トッパンのテクノロジー
キー・テクノロジー
微細加工技術→エッチング技術
  • 設計データに対する忠実再現技術
  • マスク全面における均一加工技術
  • 無欠陥保証の信頼性技術