研究活動紹介INTRODUCE
取り組み事例
-
3次元細胞組織化技術
人体の微小部位を疑似的に形成することができる技術で、創薬研究や個別化医療など、幅広い分野での応用可能性が期待されています。
-
水素エネルギー向け電極
カーボンニュートラル実現の手段の一つとして、TOPPANではCCM(触媒層付き電解質膜)、MEA(膜電極接合体)の研究開発を行っています。
-
電磁波制御ソリューション
電波の干渉や漏洩を低減し、超高速・超低遅延・多数同時接続を可能にする部材の開発とそれを用いた空間設計に取り組んでいます。
-
CMS(カラーマネジメント)
印刷で培ってきた技術をIT領域に応用し、PCやスマホでの色に関するコミュニケーションの課題解決に取り組んでいます。
-
セキュリティホログラム
半導体製造に使われている電子ビーム技術をベースに独自に開発してきた技術です。偽造犯罪を防止し、安心・安全な社会の実現に貢献します。
-
バリアフィルム(GL FILM)
コーティング技術や蒸着加工技術をもとに開発した、透明バリアフィルムです。食品、医療・医薬など、幅広い分野で活躍しています。
-
診断技術
微細加工技術、流体シミュレーション技術、検査試薬開発技術を応用した診断プラットフォームを開発し、高度医療への貢献を目指します。
-
液晶調光フィルム LC MAGIC
ディスプレイ事業で培った液晶技術を応用し、電気のON/OFFで、透明/不透明を切り替えることができる液晶フィルムの開発をおこなっています。
-
バイオエタノール
古紙を原料としたSAF(持続可能な航空燃料)用非食原料バイオエタノールを開発/製造することで、持続可能な社会の実現に貢献します。
-
Smart NANO
産学連携による共同開発によって生まれた特殊な方法でナノ化した材料による樹脂の結晶化の制御を行う技術。化粧シートの高性能化を実現します。
-
マイクロ流路
フォトリソグラフィ法を応用し、マイクロ流路チップ製造技術を開発。外部機関とヘルスケアや環境モニタリングなどの共同研究を行っています。
-
ハイブリッドToFセンサ
光の飛行時間を計測することで被写体の形状や動きを3次元的に認識するセンサ。広距離範囲のセンシングに最適なハイブリッド方式を採用。
-
デジタルテクノロジー・レポート
未来へ向かい変化しながら私たちの生活に寄与するデジタル技術。TOPPANの取組みを要素技術・未来予想・活用事例と共にコラム形式でご紹介。
フロントランナー制度
概要
総合研究所におけるフロントランナー制度は、2000年からスタートした ボトムアップ型の研究テーマ創出 の取り組みです。社員による自発的なテーマ提案の場を提供することで、既存の枠にとらわれない研究テーマの創出を目指しています。併せて、「独自性のある創出型研究活動への転換」、「組織の活性化」、「人財育成」といったことも、制度導入の目的となっています。
研究テーマ創出例
制度発足以来多くの研究テーマが創出されてきました。その一部をご紹介します。
「3D細胞培養」
人体の微小部位を疑似的に形成する技術で、TOPPANの新事業の主要テーマのひとつに成長しています。
「モノマテリアル」
単一素材から構成することでリサイクル適性を向上させる方法で、環境配慮型パッケージを支える技術となっています。
「EMC対策製品」
5G/6Gの通信環境を改善することができ、フレキシブルで意匠性のあるシートの開発に繋がりました。