コラム

パッケージ印刷で選ばれる理由

こんなお悩みありませんか?

パッケージ印刷に関するトータルコストを下げたい


食品パッケージ印刷は、無地の包装にラベル貼りで対応しており手間とコストがかかっている


人手不足のため業務効率を改善したい


パッケージ印刷を工夫して会社とブランドの認知度を高めたい


キャンペーンごとに必要なときだけ必要な分だけ、小ロットでパッケージを印刷したい


種類ごとに印刷を少し変更したいがコストがかかる



これらのパッケージ印刷の課題は、すべてTOPPANのデジタルプリントで解決できます。

デジタルプリント(環境配慮型パッケージ) まとめ資料のダウンロードはこちら

1. デジタルプリントとは?

デジタルプリントとは、版無しでデータからそのまま出力する印刷方法です。

一般的に、パッケージ印刷の多くは従来からグラビア印刷を利用してきました。グラビア印刷では、DTP編集を経て、「製版、刷版、印刷」という工程が必要ですが、デジタルプリントは「製版、刷版、印刷」の工程を「デジタル印刷」という液体トナーなどを利用し、デジタルデータから直接用紙へ印刷する工程だけで済みます。つまり版無しで印刷する方法なので、製版工程がありません。

このデジタルプリントの特徴は、パッケージ印刷に多くのメリットをもたらします。

従来(グラビア印刷)の印刷工程とデジタル印刷工程

2. デジタルプリントの強みとは?

デジタルプリントの強みは、印刷版を必要としないところです。
この強みにより、次のような多数のメリットが期待できます。

● トータルコスト削減

版が不要なので、製版代は0円です。
 
パッケージデザインを複数展開したいとき、デザイン変更をしたいときなどは、版を変更する必要があるため都度版代がかかり、その分コストが増加します。
 
TOPPANのデジタルプリントなら、デジタルデータから直接パッケージへの印刷が可能なので、製版コストがかからずパッケージ印刷ができます。さらに製版が不要なので、随時、必要なときに小ロットでの印刷も可能であるため、複数パッケージの展開やパッケージの大量在庫を抱える必要がなくなります。
 
従来、食品用パッケージ印刷においては、小ロットでのパッケージ生産が多く、無地既製品袋をメーカーから仕入れて、表裏ラベル貼りを行っている商品も多いものです。
そのように、既成袋にラベル貼りを行っていた場合は、デジタルプリントにより直接パッケージ印刷を行うことでラベルが不要となるため、ラベルコストとラベル貼りの人員コストを削減できます。
デジタルプリントによる初期費用及び作業コスト削減で、トータルコストが削減できる可能性があります。


● 小ロット印刷が可能

TOPPANのデジタルプリントは、版が不要なので、必要なときに必要な分だけ1,000枚から小ロット生産ができます。キャンペーンやマーケティング、プロモーション、限定商品などの際に効率的に生産できます。
ベビーフードやサプリメントなど、多品種展開が多い食品では、相対的に一品種あたりの生産量が少なくなります。通常の印刷方法だと一種毎に版代がかかるのに一種あたりの生産数が少なく、初期費用が高くなる傾向にありますが、デジタルプリントは版が不要なため多品種小ロットでのパッケージ印刷を容易に行えます。

また、新商品のパッケージを複数種作成し、テスト販売でパッケージマーケティングを実施することもできます。食品はパッケージの見た目が売上に大きく影響します、評価の高かったデザインで本格的に生産を行うため、小ロット印刷でパッケージマーケティングを行い、確実な販売計画策定に貢献いたします。


● 高い印刷品質を実現

TOPPANの持つ高い印刷技術の応用で、高い印刷品質を実現。意匠性の高い仕上がりで、写真も鮮やかに表現します。
オリジナルプリントの食品包装は全面絵柄や写真により商品の魅力を伝え、会社の認知拡大やブランド力向上に寄与します。


● 廃棄ロスの削減・電気使用量の減少・CO2排出量の削減につながる

デジタルプリントで、環境にやさしいパッケージ生産を実現できます。 
食品パッケージはマーケティング結果や販促キャンペーンの実施、原材料の変更等さまざまな要因により、パッケージの変更が度々行われます。従来のグラビア印刷の大量生産パッケージでは、大量の未使用パッケージの廃棄が出てしまいます。
 
その点、デジタルプリントは必要なパッケージを必要な分だけ、小ロットで印刷できるため、廃棄ロスの削減・電気使用量の減少・CO2排出量の削減といった環境配慮につながります。
 
TOPPANでは、環境への取り組みを掲げ事業活動を推進しており、大きなコンセプトとして、CO2排出量の削減、プラスチックごみの削減、フードロスの削減につながる賞味期限延長を掲げております。デジタルプリントによるパッケージ印刷もその一環として推進しております。

3. デジタルプリントでのパッケージ印刷事例

● 株式会社スピナ様「ガンダム×堅パン」パッケージ印刷の事例

ガンダムカフェでの限定商品である「ガンダム×堅パン」をTOPPANのデジタルプリントで印刷しました。

ガンダムカフェでの限定商品である「ガンダム×堅パン」

【課題】
ガンダムをモチーフにしたカフェであるガンダムカフェでは、九州のソウルフードである堅パンを、ガンダムカフェ限定商品として生産し、プレーン味・イチゴ味・ホウレンソウ味・ココア味の4種を展開しました。パッケージ印刷も4種類それぞれ、異なるものを施しました。しかし、イチゴ味については福岡限定販売のため、パッケージの発注タイミングが他の3種と大きく異なり、調整がむずかしいことがネックとなっていました。
 
【取り組みと成果】
そこでデジタルプリントでのパッケージ生産をご提案しました。
デジタルプリントは製版が不要であるため、必要なときに小ロットで必要な分だけ発注できる特長があります。そのため従来の製版工程ありの印刷方法と比べて、イチゴ味だけ別途、特別なタイミングで発注する必要もなく、他の製品と合わせたパッケージデザイン調整も容易になりました。
 
さらに、各ガンダムのモビルスーツの印刷クオリティは、ファンも思わず手に取る高品質を実現。TOPPANの持つ高い印刷技術の応用で、高い印刷品質をご提供できました。

● 山口油屋福太郎様「令和めんべい」パッケージ印刷の事例

平成から令和に元号が変わるタイミングにて新元号祝い品として令和めんべいを発売するにあたって必要となった小ロットかつ短納期のパッケージ印刷を、TOPPANのデジタルプリントで実現しました。

山口油屋福太郎様「令和めんべい」パッケージ印刷の事例

【課題】
博多の人気お土産といえば「めんべい」。福岡のお土産として人気の辛子めんたい風味せんべいです。期間限定パッケージやコラボパッケージが多岐にわたり、味のバリエーションも多いことも人気の秘訣です。
そのめんべいを手がける山口油屋福太郎様では、平成から令和に元号が変わるにあたり、新元号祝い品として令和めんべいを発売することが決定しました。改元が話題に上る間に発売する必要があるため、元号の発表から発売までのスケジュールはタイトでした。
 
【取り組みと成果】
そこで、TOPPANのデジタルプリントにご相談いただきました。
これまでも地域限定品のご当地めんべいや期間限定品のパッケージ印刷においてデジタルプリントをご使用いただいており、多品種のパッケージ印刷に実績があることから、今回ご依頼いただけました。
小ロットかつ短納期対応が可能なデジタルプリントで、「令和めんべい」の期間限定パッケージ対応を実現しました。

● 田中製麺 様 「田中の麺家」新商品パッケージ印刷

麺処「田中の麺家」の直売店やオンラインで販売する新商品6種のパッケージをTOPPANのデジタルプリントで印刷しました。

田中製麺 様 「田中の麺家」新商品パッケージ印刷

【課題】
福岡県久留米市の老舗の製麺所がもっとお客さまを大切にしたい、そんな思いで30年間温めてオープンした麺処「田中の麺家」。
おうちでも目の前で味わった体験をお持ち帰りできるようにと直売所やオンラインで購入できる商品を販売されています。
今回、新商品6種のパッケージを作成するにあたり、「小ロットで印刷をしたいがグラビアではコスト感が合わない」という課題がありました。

【取り組みと成果】
そこで、多品種×小ロットで印刷できるTOPPANのデジタルプリントをご提案いたしました。
グラビア印刷とのコスト比較でコスト優位性があった点や6種のパッケージを小ロットでまとめて印刷することで過剰在庫対策になるという点を評価いただきご採用となりました。


 パッケージ印刷をご検討の際には、ぜひTOPPANのデジタルプリントにご相談ください。
貴社にとって最適なパッケージ印刷をご提案いたします。

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2023.11.30