“IoA”(Internet of Abilities)が生み出す遠隔体験サービス
進化を続ける通信技術をいかにビジネスモデルとして成功させるか?その答えの一つとして提案したいのが“IoA”(Internet of Abilities:能力のネットワーク)です。ネットワークを介して人間がテクノロジーと融合し、人の意識や能力を拡張するIoAという考え方を元に、トッパンはそれを遠隔体験サービス化することに成功。その実例と可能性を紹介していきます。
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IoAを推進するなかで、トッパンがまず手掛けたサービスが「IoA仮想テレポーテーション®」です。これは5G通信技術を主力に活用した遠隔体験を提供できるソリューション。行きたい場所にデバイスを持ち込み受け側のディプレイなどと双方向接続することで、自分がその場所を訪れているかのような感覚で遠隔体験できるサービスです。ではこの技術をどのように活用できるか?トッパンでは、遠隔地と教室を通信で繋いだ校外学習や、遠隔でのスポーツ体験(遠隔スタジアム体験)などをすでに実現。よりビジネス活用に直結した事例では、家に居ながらのウインドウショッピング(百貨店外商遠隔販売)や遠方の不動産販売への活用(遠隔内見)といった事例も実現しております。
IoAはネットワークを介して人間がテクノロジーとサイボーグのように融合し、人類の意識や能力を拡張する未来型基盤
上記に記載したものは実際にトッパンが手掛けた事例ですが、それぞれの事例に合わせた、不可能と考えられていた遠隔体験が盛り込まれています。このように「できなかったことができる」が新たな価値となり、ビジネスそのものの価値も上げてくれるのが「IoA仮想テレポーテーション®」なのです。
「IoA仮想テレポーテーション®」技術と5Gを見据えた通信技術を用いて 遠隔と学校をつなぐIoA遠隔校外学習サービス「IoA学園TM」を提供開始。 東日本大震災の復興を目的にした「2019バーチャルふるさと遠足」で採用
福島県双葉町は、東日本大震災から8年経つ現在も、町内のほとんどが帰還困難区域に指定されており、15歳未満の立入が禁止されています。そのため「双葉町立双葉南・北小学校」の生徒は2014年4月より、約80キロ離れたいわき市内の校舎に移転して授業を受けています。今回の「2019バーチャルふるさと遠足」では、ふるさとである双葉町に「IoA仮想テレポーテーション®」技術を活用して、震災からの復旧活動を行う企業や場所を訪問。そこで働く方々へのインタビューや、実際の復旧作業体験を通じて、双葉町の現状を学ぶことを目的にした遠隔授業を実施します
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「IoA仮想テレポーテーション®」で物理的距離を無くし、既存ビジネスでは出来なかったことが出来うる可能性が生まれることで、柔軟な発想を活かした様々な新しいビジネスが想定できるようになります。例えば企業が頭を悩ませている課題の一つとして挙げられる人材育成におけるスキルシェアの部分では、遠方の現場と熟練技術者とを繋いだ技術伝達に最適。BtoCビジネスでは、現地でのショッピングを代行するなどの仲介業、代行業での活用などが期待されています。
イラスト:カナイミズキ
「IoA仮想テレポーテーション®」の価値は、オフィスに居ながら、家に居ながら、行きたい場所へ“感覚”ごと持ち込める点。既存の通信手段に比べると圧倒的に「その場に居る」感覚が強く、通信先にいる人とのコミュニケーションの密度も高くなります。つまり人材教育の場や、対面コミュニケーションでしか実施できなかったビジネスでも、遠隔での新しいビジネスの形が模索できるのです。まだ生まれたばかりのテクノロジーですので、まずはご相談ください。トッパンはこれからのIoA共創ビジネスを推進していきます。
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