スマート化による業務効率化
業務効率化が急務とされるモノづくりの現場では、IoT導入により棚卸しなどの時間短縮効率が75%も向上しているとのデータが報告されています。その第一歩となるのがRFID(ICタグ)を活用した「情報の見える化」です。
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製造・物流現場のスマート化とは、様々なツールやソリューションを組み合わせ、個別の業務環境の最適化と、現場全体の最適化を両立させることといえます。
そのために、多くの企業が最初に取り組んでいるのが、デジタル化。まず設備の状況や生産工程に関するあらゆるデータを取得し「見える化」できる状態を目指します。「見える化」させたい情報はそれぞれに最適なソリューションを活用し、デジタル化させる必要があります。トッパンでは、将来的に統合することができる「見える化」支援として、製造しているモノにはRFID、製造機械条件はNAVINECT(右図)、環境情報はZETA(低消費電力広域ネットワーク)、作業員情報はBLE(ID-Watchy®)など、ソリューションを数多く取り揃えています。このように、部分最適で導入頂き、将来的に統合することで工場全体が可視化可能な状態になります。トッパンではこのような段階的なスマート化を推奨しています。
デジタル技術を活用し、人がより効率的に働くことを追求し生産性向上につなげるだけでなく、更にはより安全な製品を提供する『付加価値創造』が求められています。スマートファクトリーの強い味方となり、製造現場におけるDX化(デジタルトランスフォーメーション)を目指すのがトッパンの提供する『NAVINECT(ナビネクト)』です。
ソリューションを段階的に導入するメリットとしては、現場環境に応じて必要なモノを必要なだけチョイスすることで、効率的な拡張運用が可能、という点です。
まずは部分導入し、業務拡張の時期と業務環境を考慮しながら、課題に合わせたソリューションをその都度お選び頂けます。初期に導入されたソリューションを活かしつつ、その時々で取捨選択をしながら効率的に自社のIoT化が実現できるのです。
例えば、「作業員の労務管理から始めたい」というお客さまにはID-Watchy®(右図)を導入頂き、その後「作業員が生産したモノを特定したい」となれば、RFIDを追加・統合する。このように現在の業務環境にもっとも必要かつ最適なソリューションからのスモールスタートでIoT化を推進できます。
BLEセンサーによる位置情報とカメラ映像を連動した、クラウド型IoT監視サービス。あらゆる現場を見える化し、人・モノの安心・安全を提供します。監督者・責任者は、遠隔地からでも現場の状況を確実・簡単に把握でき、労務管理、安全管理、トラブル発生時の証跡など幅広く活用できます。
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ID-NEXは循環資材の入庫・出庫情報をクラウド上で可視化させるサービスです。各拠点でのICタグ読み取りデータを元に、いま、どこに何があるか、どういった状態であるか、という情報をWEB上で一元管理し、余剰在庫の抑制や紛失防止などといったトレーサビリティ管理を実現します。
製造現場のIoT化を進めていくなかで当然ですが課題も生まれてきます。なかでもお問い合わせが多いのがデータ容量の問題です。可視化(スマート化)に伴い、収集されるデータは膨大となりビッグデータとして処理を行う必要が出てきます。とはいえ将来的なソリューション統合からのスマート化を見据えて大容量のデータサーバを導入しても初期段階では無駄が多いのでは?とお考えの方も多いのではないでしょうか。 こういった場合、トッパンではデータ量に応じて拡張性が柔軟なID統合基盤をクラウドで提供できるID-NEXの併用を推奨しております。お客さまに段階的にIoTを進めて頂いてもデータがパンクすることなく、その時々での最小規模容量のサーバをご利用頂くことでコストが圧縮できます。またそれらのデータをLPWA規格であるZETAを活用することで通信コストも圧縮可能です。
ID-NEX導入に向けたステップ
ID-NEX導入の際はお客さまのニーズ・利用用途に応じて、基幹システムとの連携や導入後の運用を意識し、トライアルから本格展開までをワンストップでサポートします。
ZETAネットワークを利用した導入イメージ
ZETAはメッシュアクセスにより、中継器をもちいて携帯電話の電波が届かない通信条件の悪い場所でもネットワークの形成が可能。低コストで広範なエリアをカバーします。
ID-NEXの併用で、作業員情報を管理するID-Watchy®、資産管理を効率化できるConvi.BASEなど全てクラウドで提供できるため、イニシャルコストを抑えることができます。更にサーバメンテナンスも不要で、利用した分だけの費用で済みますので垂直立ち上げが可能となります。
ご利用頂くツールもそうですが、サーバも含めたシステムを段階的かつ経済的に導入できることが大きなメリットとなります。
社内のあらゆる物品にICタグやバーコードを付与し、資産情報を集約。資産情報をクラウドサービスによる台帳上で管理できます。資産データの一元化で現物・書類管理・棚卸しなどの業務負担を軽減します。
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トッパンではICタグ媒体の設計・開発はもちろん、最適なリーダ/ライタの選定や運用設計、システム開発、導入支援までワンストップでご提案いたします。
NAVINECT(ナビネクト)はお客様の製造現場の課題をデジタルによって支援・解決する製造DXソリューションです。
NAVINECTは “リアルな現場” で通用するソリューションを提供します。
低消費電力・広範囲・低コストを特徴とするIoTに適したLPWA(Low Power Wide Area)ネットワークの規格です。携帯電話の電波が届かない通信条件の悪い場所でもネットワークの形成が可能です。
クラウド型のID認証により、複数サービスに連動した「ID-NEX」。ICタグの読み取りによって、物流を可視化し、管理・作業効率を飛躍的にアップさせます。
BLEセンサーによる位置情報とカメラ映像を連動した、クラウド型IoT監視サービスです。あらゆる現場を見える化し、人・モノの安心・安全を提供します。
ICタグ・バーコードが資産物品管理をサポート。クラウドサービスによる資産データの一元化で現物・書類管理や棚卸しの業務負担を削減します。
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