• HOME
  • セミナー
  • 「コロナ×健康経営はコミュニケーションで乗り切る」セミナー開催レポート

開催レポート

コロナ×健康経営はコミュニケーションで乗り切る

日時2021年3月19日(金)14:00~15:00
場所オンライン開催
コロナ×健康経営はコミュニケーションで乗り切るセミナー|凸版印刷

セミナー開催概要

新型コロナウイルス感染拡大に伴い、リモート中心のワークスタイルが浸透しました。このことにより対面での接点が急激に減少し、コミュニケーション不足が懸念されています。

そうした中、従業員の健康状態の確認やモチベーション維持などが、健康経営上の新たな課題となっており、ニューノーマルと呼ばれる新しい生活様式に適応するためには、これまでにない仕組みやコミュニケーション手法の導入が不可欠となっています。

今回は、コミュニケーションデザインという観点から、その考え方とトッパンの取り組みについてご紹介しました。

Program1
健康経営における凸版印刷・ONE COMPATHの取り組みについて

コロナ禍においてリモートワークが拡大する中で、外出機会の減少に伴う従業員の健康状態やストレスにどう対応するかという新たな課題が指摘され、企業の「健康経営」への関心や取り組みが広がっています。

トッパンでは、20156月に「健康経営宣言」を行い、従業員の健康維持を多面的に支援しており、経済産業省、東京証券取引所による「健康経営銘柄」にも選定されています。また、従業員の健康増進のために始めたウォーキングアプリ「aruku&(アルクト)」を得意先企業様にも展開するなど活動を広げています。


一方で、ビッグデータやデータの連携を活用したデジタル変革が加速し、トッパンでも、BtoBにおける受注型の事業から、データを取得し、分析・活用してサービスを提案する「事業創出型」のビジネスへと転換を図っています。これまで、「Shufoo!」や「Mapion」などで取得していた約4,000万人以上の生活者との接点を活用すべく、20194月には、ダイレクトに生活者とつながるメディアとしてONE COMPATH社を設立、BtoCビジネスの強化も図っています。

 

  • 凸版印刷|亀卦川篤
    亀卦川 篤 (きけがわ あつし)

      

    凸版印刷株式会社 
    DXデザイン事業部 ビジネスアーキテクトセンター 
    コンシューマーサービス本部
    本部長 

Program2
コロナ禍で必要なコミュニケーションデザイン

コミュニケーションデザインとは

2019年4月、「禁煙推進企業コンソーシアム」は発足直後、大きな話題を集めました。現在は大企業を中心とした34社とともに、禁煙に向けたディスカッションや健康経営に関する活動を続けており、昨年にはこの活動をノウハウブックとしてまとめました。

禁煙推進に限らず、課題解決に重要なワードとして、人と人との間のコミュニケーションを設計する「コミュニケーションデザイン」があります。これには『伝え方』と『会話の内容』をデザインするという2つの意味があり、課題解決のための施策を考える場合に、「どんな施策をやるか」より、「どんなコミュニケーションが起きるか」を考えた方が質の高い施策が可能になるという、ほぼすべての課題解決の糸口となります。

例えば、禁煙推進での課題に対しては、『喫煙率が高い営業部署に「〇〇〇」という会話が生まれるためには、どうすればいいか?』『彼ら(喫煙者)に対して、いつ誰がどのような資料/コピーで、どうやって伝えれば良いか』を考えぬくことが重要というわけです。

会話の内容を想像し、そこから逆算して施策をやっていくことを会員企業にはおススメさせていただいております。

「健康経営」に取り組む企業の決意を伝える

リモートワークの環境下では、在宅の状況では本当に禁煙しているのかどうかが見えづらくなり、施策がうまくいかない、悪い方向にいっているのではと思いがちです。

こうしたときこそ、なぜいま、自分の会社が健康経営に取り組むのかを従業員にしっかり伝える、「健康経営の土台」を固めるよい機会であるといえます。

また、こうした時期だからこそ、数字や結果だけで判断する定量評価だけでなく、原因、決意、プロセスをきちんと見る定性評価が大事になってきます。

コミュニケーションデザインのアプローチ

コミュニケーションデザインには、「現場に任せるコミュニケーション」「体験談を伝えるコミュニケーション」「バランスを考えたコミュニケーション」の、3つのアプローチがあります。

「現場に任せるコミュニケーション」では、健康経営担当者がすべてを決めるのではなく、かじ取り役となって現場に役割を持たせ、現場がやりやすい方法を尊重します。また、かじ取り役はさまざまなデータを可視化し、それを提示することで、現場が動きやすいようにサポートする。さらに、可視化したデータを経営層と共有することで、現場との関係性を構築し信頼を高めることができます。


「体験談を伝えるコミュニケーション」では、状況や方法論などの「情報」だけではなく、経験者がどうしたか、どう考えたかという実際の「体験」を伝えることが効果的です。


最後に「バランスを考えたコミュニケーション」を作っていくことが重要です。これは自分たちの会社(職場)にはどういうやり方がいいのかを考え、ポジティブやネガティブ、トップダウンとボトムアップのような対照的な施策のどちらを取るか、バランスよく採用するということです。


日本企業は、業務のデジタル化(デジタイゼーション)は得意ですが、デジタルを活用してビジネスモデルを変革するデータドリブン経営(デジタライゼーション)は不得手と言われています。健康経営においては、データをうまく活用して推進することをおすすめします。

反対層との対話は新しいチャンス

最後に、会社の取り組みにおいて反対層や無関心層というのは必ずいるものです。しかしこれを無視するのではなく、特に反対層に対しては、きちんと向き合うことで、新しいアイデアや糸口などの学びを見つけられることも多々あります。

コミュニケーションデザインは手のかかる大変な道ですが、それだけの効果がある、と言うことができます。

  • 米田 哲郎 氏(よねだ てつろう)


    株式会社シーピーユー
    代表取締役親方
    兼 禁煙推進企業コンソーシアム
    事務局長


Program3
「aruku&(あるくと)」と健康経営、および「1day3000プロジェクト」のご紹介

ウォーキングアプリ「aruku&(あるくと)」

医療費の増大や健康経営への関心の高まりといった社会的な背景を踏まえ、健康に関心が薄い人にも運動する機会を提供し、楽しく長く続けてほしいと開発されたのが、ゲーム要素やインセンティブを楽しめるウォーキングアプリ「aruku&」です。現在では、一般ユーザーだけでなく、機能の一部をプラットホームとして90社以上の企業にご利用いただいています。

独自のオンラインウォーキングイベントの開催

アプリの企業専用画面からは、社内限定の歩数ランキングなどを見ることができ、企業様は、自由にルールを設定しながら、「部署対抗戦」や「事業部別対抗戦」などの独自のイベントを企画することができます。「aruku&」の導入によって、健康意識を高めるだけでなく、累計歩数のランキングが社内で話題になるなど、コミュニケーションの活性化にも役だったという声もあり、約92%の企業から「満足」と評価されています。

aruku&」ユーザーのデータの変化を見ると、2020年4月の緊急事態宣言以後、テレワークの導入の影響もあり、月間平均歩数が減少しましたが、10月以降は「GO TOキャンペーン」の影響もあり、若干増加傾向にありました。コロナ終息後もテレワークがなくなるとは考えられず、引き続き外出機会の減少、運動不足、人との接点の減少などは避けられません。「aruku&」を活用して、同僚との相談や雑談といったコミュニケーションにつながる場づくりも重要になります。

ニーズに応じたプランで、健康経営をサポート

健康経営という長期的な観点だけでなく、「aruku&」を運動会などのレクリエーションに代わる社内イベントに使いたいというニーズや、中小企業様からのお問い合わせも増えています。当社では、こうした新しいニーズにお応えするため、これまでの大企業向けプランのほかに、1カ月限定のプランや従業員300人未満の企業様限定プランをご用意しています。

また、コロナ禍で歩く機会が大幅に減ったことに対応し、2020年4月より「1day 3000 Project」を開催しています。これは、1日3000歩を10日間連続で達成することを目標とした企業対抗ウォーキングイベントで、回を重ねるごとに参加企業数、参加人数が増えています。


これからも当社では、皆さまの健康経営における課題に、「aruku&」を通じてお応えしていきます。

  • 石田 佳孝 氏(いしだ よしたか)



    株式会社ONE COMPATH
    メディアサービス本部 ビジネス開発部
    ゼネラルマネージャー

TOP

Copyright (c) 2021 TOPPAN PRINTING CO., LTD.

凸版印刷株式会社 情報コミュニケーション事業本部による、公式HPです。