アイデアノートでは、課題解決に役立つ当社の受注事例やソリューションを織り交ぜ、独自の視点で編集した注目コンテンツをピックアップしてまとめています。

2020.10.15

農業をIoTを利用して、よりスマートに、もっと豊かに

株式会社NTTドコモ様
#DX#IoT#組織・人材・働き方改革#BPO・業務効率化#空間・モビリティ#ZETA
就業者の高齢化と減少が続いている日本の農業。こうした課題を乗り越え、生産力を維持・発展させていくために、IoTを利用して効率的で付加価値の高い農業を目指す取り組みが進んでいます。株式会社NTTドコモ様では、ZETAを活用した営農支援プラットフォーム「畑アシストTM」を提供し、次世代農業の実践に挑んでいます。
「畑アシストTM」は、農地の状態や作物の栽培状況をデータで管理できる、農業経営者向けの支援サービスです。
農地にセンサーを設置してデータを収集し、スマートフォンやPCなどで手軽に確認できます。あわせて、農作業の計画や作業実績なども記録できるので、関連する情報を一括管理でき、データを活用した、より効率的で生産性の高い農業の実現をサポートします。

これまでも農業でセンサーを活用する取り組みは行われてきましたが、現場での活用には課題もありました。
例えば、広域に分散する複数の農地を管理する際、センサーやネットワークのシステム構成が複雑になってしまう。センサーを導入したものの、バッテリー交換などに手間がかかる。中山間地域などでは通信状態が悪く使いにくい。多種のセンサーを使う際、センサーのメーカーごとにシステムがバラバラでデータ管理が煩雑になる。そして、コストが高くなり導入を躊躇してしまう——といった実態です。

これらの課題に対し、「畑アシストTM」は農地での実地検証を重ね、通信規格にZETAを採用するなどして、より現場にフィットするサービスを形成しています。

現場で活きるZETAの特性

「畑アシストTM」の特長は5つ。センサーの種類が豊富であること、センサーの設置が簡単であること、ZETAによって柔軟なネットワーク構築ができること、データを一元管理できること、日英中3カ国語に対応していることです。

センサーは気象/空気・土壌・水の状態を計測する15種類。土耕・水耕栽培のどちらにでも利用でき、水産業にも対応可能な汎用性を備えています。これらのセンサーを用途に応じて選択し、通信モジュールを内蔵したZETAの農業用IoTデバイス「Watcher Pro 2」に取り付け、複数まとめて同時に利用できるので、センサーの設置が簡単にできます。ソーラーパネルも搭載しているので電源のない場所でも設置でき、電池交換などメンテナンスの手間・コストを軽減します。
農業用IoTデバイス「Watcher Pro 2」。ZETA通信モジュール(トッパン製)やソーラーパネルを搭載し、無線で簡単に設置できる
そして、ZETAにより、現場の状況に応じて柔軟かつ低コストでネットワークを構築できます。他のLPWAではセンサーから基地局まで通信が届かないような場所や、障害物があって通信できないような場合でも、中継器を介して通信距離を延伸したり、経路を迂回させたりすることで、安定した通信を確保します。基地局を増設せずに済むため、コストを抑えられるのも大きなメリットです。

収集されたデータはクラウドに保存され、専用アプリで見やすく表示されます。作業計画や実施内容、収穫量なども入力できるうえ、利用者同士のチャット機能も備えており、「畑アシストTM」ひとつで農作業を総合的に管理できます。

こうして蓄積されるデータは、栽培や営農の貴重なノウハウとなります。スマート農業の取り組みは、効率化のみでなく、より高付加価値な農業の実現につながります。次世代の農業を支えるために、ZETAとともに、さらなる機能強化を通じて、「畑アシストTM」は進化を続けます。
あなたに
おすすめの記事
2021.9.1
NEW
一人ひとりが働きやすいオフィス空間
2021年春、コクヨ株式会社様では、未来につながる価値を探求するための実験の場として「THE CAMPUS(ザ・キャンパス)」をオープン。創造や交流など仕事の目的に合わせてさまざまな空間を設計しており、多機能なオフィス空間が特徴です。その一部をご紹介します。
#組織・人材・働き方改革#空間・モビリティ
2021.9.1
NEW
【後編】スマートワークの社会実装はどうあるべきか
私たちの働き方は、「テレワーク(在宅勤務)」を筆頭に確実に多様化し、場所を問わないワークスタイルや勤務時間に自由度がある働き方が現れています。この他、複業(副業)の導入や雇用形態の選択制の取り組みも徐々に加速。企業にとっては、働き手が望む選択肢を用意できるかどうかが、従業員エンゲージメントや人材獲得競争において、非常に重要になっています。時間と場所を問わないワークスタイル「スマートワーク」は、私たちの働き方のスタンダードになり得るのか? また、この働き方を社会実装するために私たちにできることは何か?
今回、日本型雇用について経済学の視点で研究されている鶴 光太郎さん(慶應義塾大学大学院商学研究科教授)にお話を伺いました。
#組織・人材・働き方改革#非対面・非接触
2021.9.1
NEW
【前編】スマートワークの社会実装はどうあるべきか
私たちの働き方は、「テレワーク(在宅勤務)」を筆頭に確実に多様化し、場所を問わないワークスタイルや勤務時間に自由度がある働き方が現れています。この他、複業(副業)の導入や雇用形態の選択制の取り組みも徐々に加速。企業にとっては、働き手が望む選択肢を用意できるかどうかが、従業員エンゲージメントや人材獲得競争において、非常に重要になっています。時間と場所を問わないワークスタイル「スマートワーク」は、私たちの働き方のスタンダードになり得るのか? また、この働き方を社会実装するために私たちにできることは何か?
今回、日本型雇用について経済学の視点で研究されている鶴 光太郎さん(慶應義塾大学大学院商学研究科教授)にお話を伺いました。
#組織・人材・働き方改革#非対面・非接触
2021.6.1
多角的な視点から考えるアーカイブの必要性「熊本城」
アーカイブ構築には、史資料の情報の整理・管理や新たなコンテンツ制作のほかに、災害時の消失に備えるといった目的があります。ここでは文化財のコンテンツ制作を主目的としたアーカイブが、災害時の復旧に貢献した例を紹介します。
#自治体#防災・減災
2021.6.1
アーカイブ活用で企業の歴史を未来への原動力に
企業アーカイブは積み重ねた歴史を裏付ける証拠です。対外的なブランディング活動はもちろん、社員の“誇り”の醸成など、さまざまな価値を秘めています。トッパンでは、これまで培ってきたアーカイブ構築のノウハウを企業での取り組みにも活かし、企業文化や歴史を伝えていく支援をしています。企業アーカイブの基本的な考え方と可能性をビジュアルクリエイティブ部の久保田 敏之がお話しします。
#教育・人材育成#コーポレートコミュニケーション#SDGs#防災・減災
2021.6.1
風景画だけではない北斎の知られざる一面を
特別展「北斎づくし」で、キービジュアルと会場グラフィックを担当しているのは、ブックデザインや展覧会のアートディレクションを数多く手掛けてきた、祖父江 慎さんです。今回のキービジュアルに込めた想いを中心に、北斎について伺いました。
#イベント#印刷・加工
2021.4.12
【トッパンBPR事例】専門書類のデータ処理業務を効率化/アビリオ債権回収株式会社様
全国の金融機関から委託、譲渡を受けて債権の管理回収を行っているアビリオ債権回収株式会社様。膨大な専門書類のデータ処理業務に課題を抱えていた中、2018年から業務分析を通じた効率化施策の推進に取り組んでいます。トッパンでは調査・分析から改善施策の提案・実行まで総合的なサポートを行っています。業務分析からどのような結果を得て、いかなる施策につなげているのか。取り組みの背景や成果、今後の展望とともにお話を伺いました。
#組織・人材・働き方改革#BPO・業務効率化
2021.4.12
トッパン流BPR・業務プロセス改革のススメ【後編】 現場に寄り添った業務改革を実現するカギとなるトッパンのBPOの知見
業務効率化は組織にとって必須のテーマ。しかし、どこから手を付け、どうしたら成果が上がるのかという悩みはないでしょうか。そこで注目したいのが、業務を広く全体で捉えてプロセスを再設計する「BPR(ビジネス・プロセス・リエンジニアリング)」という手法です。BPRとはどのようなもので、いかに取り入れて業務効率化を進めていくのか。業務改革に関する総合的なコンサルティングサービスを提供するトッパングループの新会社、TBネクストコミュニケーションズの花村健一が、トッパンのBPO×BPR事業の特徴とともにご紹介します。
#組織・人材・働き方改革#BPO・業務効率化
2021.4.12
トッパン流BPR・業務プロセス改革のススメ【前編】 業務効率化には、なぜ「BPR」なのか
業務効率化は組織にとって必須のテーマ。しかし、どこから手を付け、どうしたら成果が上がるのかという悩みはないでしょうか。そこで注目したいのが、業務を広く全体で捉えてプロセスを再設計する「BPR(ビジネス・プロセス・リエンジニアリング)」という手法です。BPRとはどのようなもので、いかに取り入れて業務効率化を進めていくのか。業務改革に関する総合的なコンサルティングサービスを提供するトッパングループの新会社、TBネクストコミュニケーションズの花村健一が、トッパンのBPO×BPR事業の特徴とともにご紹介します。
#組織・人材・働き方改革#BPO・業務効率化
2021.01.25
次世代小売店舗b8ta(ベータ)がつくるオフラインの価値
2015年にシリコンバレーで創業し、現在、日本2店舗を含め世界で約20店舗を展開するスタートアップ企業「b8ta(ベータ)」。今後、デジタル化が一層進んでいく中で、オフラインの価値はどう変わっていくのか。b8ta日本法人代表の北川卓司氏にお話を伺いました。
#デジタルマーケティング#セールス#マーケティング・プロモーション#顧客体験(CX)#店舗
2021.01.13
Push型の店頭ソリューション 非対面・非接触対応可能なAIリモート接客サービスが登場
店頭に設置したサイネージを通して接客スタッフが遠隔から直接、来店者に声をかけ、双方向コミュニケーションが実現する「AIリモート接客」。これにより、店頭イベント・プロモーションの来店者属性や生の声をデータとして可視化することが可能になりました。AIを活用した接客スタッフのスキル向上や「非対面・非接触」対応を可能とする、高度化した店頭向けソリューションをご紹介します。
#DX#組織・人材・働き方改革#BPO・業務効率化#セールス#マーケティング・プロモーション#非対面・非接触#顧客体験(CX)#店舗#AI
2021.01.13
オフライン環境を巻き込んだ体験イベントを提供|BAUM(バウム)
「樹木がくれる、美しい世界のはじまり」をブランドスローガンに掲げるスキン&マインドケアブランド「BAUM(バウム)」。 従来のオンラインイベントとは一線を画する、オフライン環境を巻き込んだ体験イベントを提供した意図について、BAUMマネジャーの桑原晋さんとカレメルアズサさんのお2人に話を伺いました。
#DX#セールス#マーケティング・プロモーション#イベント#非対面・非接触#顧客体験(CX)#店舗
2021.01.13
リアル店舗の売り場を体感|VRショッピングサービス事例
東日本大震災で壊滅的な被害を受けた福島県南相馬市は復興のモデル地域として大きな変貌を遂げている一方で、過疎化・少子高齢化が進んでいます。2020年、地域経済の活性化と買い物支援のため、VRショッピングサービスの実証実験がスタート。まるでリアル店舗にいるかのようなショッピング体験が遠隔からできるようになる日も、そう遠くないようです。
#DX#組織・人材・働き方改革#空間・モビリティ#セールス#非対面・非接触#顧客体験(CX)#店舗#VR・AR

TOP

© 2021 TOPPAN INC.

凸版印刷株式会社 情報コミュニケーション事業本部による、公式HPです。