• HOME
  • 情報誌 ideanote
  • オフィスIoTのショールーム構築 ZETAを活用したスマートオフィス





アイデアノートでは、課題解決に役立つ当社の受注事例やソリューションを織り交ぜ、独自の視点で編集した注目コンテンツをピックアップしてまとめています。

2020.10.15

オフィスIoTのショールーム構築 ZETAを活用したスマートオフィス

#DX#IoT#組織・人材・働き方改革#BPO・業務効率化#空間・モビリティ#ZETA
トッパンではZETAを活用したスマートオフィスの実証実験を行っています。社員の働きやすさを実現するために、IoTを活用して便利で快適なオフィス環境をつくり上げるとともに、トッパンが普及に向けて取り組むZETAの有効性や優位性を実際のオフィスで検証し、オフィスIoTのショールーム構築を目指しています。
スマートオフィスに取り組むきっかけとなったのは、2019年5月に実施されたデジタルイノベーション本部秋葉原オフィスのフロア改装でした。

複数フロア(2階と4階)での利用、フリーアドレス化、オープンスペース新設などを行ったのですが、改装にともない、階をまたいだ共有スペース・会議室の利用状況確認や消灯・施錠管理の煩雑さ、席によって暑い・寒いといったオフィスの課題が顕在化しました。そこで同本部では、さまざまなセンサーを設置してオフィス環境の「見える化」を図ることにしました。

具体的には、打ち合わせスペースに人感センサー、会議室に照度センサーやドアセンサー、フロア各所に温度・湿度・CO2といった室内環境を検知するセンサーを設置しました。ユニークなものとしては、カフェサーバーに設置した電流・漏水センサーや花粉・ハウスダストを検知するホコリセンサーのほか、プライバシーに配慮した低解像度のカメラ、人感・照度センサーと連動した自動消灯スイッチなども取り入れて、オフィス環境の把握と改善に努めています。

設置したセンサーは合計33個。各センサーがキャッチしたデータをサーバーに送信し、フロアに設置した大型モニターや個人のPCでいつでも閲覧できるようにしました。このセンサーからのデータ通信手段として活用しているのがLPWAです。ZETAに加えて他の有力な2規格も同時に導入しています。これにより、自社が開発・普及に関わるZETAのセンサー設置・設定技術の取得、長期間利用による耐久性・保守性の確認とともに、他のLPWA規格と比べたZETAの優位性の検証も実施しました。

複数階利用はZETAに軍配

各LPWAの通信可能範囲の比較検証では、アクセスポイント(基地局)をフロアの見通しの良い場所に置けば、どの規格でも性能に大きな差はありませんでした。しかし、フロアがL字に折れ曲がった区画で電波の回り込みが必要な場所では、他の規格では通信範囲に限界があったのに対し、ZETAがもっとも良い成果を示しました。

また、中継器を介して通信エリアを拡張できるZETAの強みが活きました。今回は基地局を2階の窓際に設置し、4階に中継器を置くことで、フロアをまたいだ通信も問題なく行えました。他の規格では電波が届かず、基地局を各階に設置しなければなりませんでした。これはZETAの大きなアドバンテージです。

こうした検証から、見通せない区画のあるフロアや階をまたいだ複数フロアでの利用など、実際のオフィス環境においてZETAがその強みを大いに発揮することがわかりました。

取り組みの結果、社員からは打ち合わせスペースや会議室の状況を確認しやすくなり、利用しやすくなったという反響が多く寄せられています。今後は、IoTで解決できるオフィスのニーズをさらに発掘し、より良い環境づくりを進めるとともに、「見える化」によって社員の気づきを促し、意識・行動の変革につなげたいとの思いがあります。
あなたに
おすすめの記事
2021.9.1
NEW
一人ひとりが働きやすいオフィス空間
2021年春、コクヨ株式会社様では、未来につながる価値を探求するための実験の場として「THE CAMPUS(ザ・キャンパス)」をオープン。創造や交流など仕事の目的に合わせてさまざまな空間を設計しており、多機能なオフィス空間が特徴です。その一部をご紹介します。
#組織・人材・働き方改革#空間・モビリティ
2021.9.1
NEW
【後編】スマートワークの社会実装はどうあるべきか
私たちの働き方は、「テレワーク(在宅勤務)」を筆頭に確実に多様化し、場所を問わないワークスタイルや勤務時間に自由度がある働き方が現れています。この他、複業(副業)の導入や雇用形態の選択制の取り組みも徐々に加速。企業にとっては、働き手が望む選択肢を用意できるかどうかが、従業員エンゲージメントや人材獲得競争において、非常に重要になっています。時間と場所を問わないワークスタイル「スマートワーク」は、私たちの働き方のスタンダードになり得るのか? また、この働き方を社会実装するために私たちにできることは何か?
今回、日本型雇用について経済学の視点で研究されている鶴 光太郎さん(慶應義塾大学大学院商学研究科教授)にお話を伺いました。
#組織・人材・働き方改革#非対面・非接触
2021.9.1
NEW
【前編】スマートワークの社会実装はどうあるべきか
私たちの働き方は、「テレワーク(在宅勤務)」を筆頭に確実に多様化し、場所を問わないワークスタイルや勤務時間に自由度がある働き方が現れています。この他、複業(副業)の導入や雇用形態の選択制の取り組みも徐々に加速。企業にとっては、働き手が望む選択肢を用意できるかどうかが、従業員エンゲージメントや人材獲得競争において、非常に重要になっています。時間と場所を問わないワークスタイル「スマートワーク」は、私たちの働き方のスタンダードになり得るのか? また、この働き方を社会実装するために私たちにできることは何か?
今回、日本型雇用について経済学の視点で研究されている鶴 光太郎さん(慶應義塾大学大学院商学研究科教授)にお話を伺いました。
#組織・人材・働き方改革#非対面・非接触
2021.6.1
多角的な視点から考えるアーカイブの必要性「熊本城」
アーカイブ構築には、史資料の情報の整理・管理や新たなコンテンツ制作のほかに、災害時の消失に備えるといった目的があります。ここでは文化財のコンテンツ制作を主目的としたアーカイブが、災害時の復旧に貢献した例を紹介します。
#自治体#防災・減災
2021.6.1
アーカイブ活用で企業の歴史を未来への原動力に
企業アーカイブは積み重ねた歴史を裏付ける証拠です。対外的なブランディング活動はもちろん、社員の“誇り”の醸成など、さまざまな価値を秘めています。トッパンでは、これまで培ってきたアーカイブ構築のノウハウを企業での取り組みにも活かし、企業文化や歴史を伝えていく支援をしています。企業アーカイブの基本的な考え方と可能性をビジュアルクリエイティブ部の久保田 敏之がお話しします。
#教育・人材育成#コーポレートコミュニケーション#SDGs#防災・減災
2021.6.1
風景画だけではない北斎の知られざる一面を
特別展「北斎づくし」で、キービジュアルと会場グラフィックを担当しているのは、ブックデザインや展覧会のアートディレクションを数多く手掛けてきた、祖父江 慎さんです。今回のキービジュアルに込めた想いを中心に、北斎について伺いました。
#イベント#印刷・加工
2021.4.12
【トッパンBPR事例】専門書類のデータ処理業務を効率化/アビリオ債権回収株式会社様
全国の金融機関から委託、譲渡を受けて債権の管理回収を行っているアビリオ債権回収株式会社様。膨大な専門書類のデータ処理業務に課題を抱えていた中、2018年から業務分析を通じた効率化施策の推進に取り組んでいます。トッパンでは調査・分析から改善施策の提案・実行まで総合的なサポートを行っています。業務分析からどのような結果を得て、いかなる施策につなげているのか。取り組みの背景や成果、今後の展望とともにお話を伺いました。
#組織・人材・働き方改革#BPO・業務効率化
2021.4.12
トッパン流BPR・業務プロセス改革のススメ【後編】 現場に寄り添った業務改革を実現するカギとなるトッパンのBPOの知見
業務効率化は組織にとって必須のテーマ。しかし、どこから手を付け、どうしたら成果が上がるのかという悩みはないでしょうか。そこで注目したいのが、業務を広く全体で捉えてプロセスを再設計する「BPR(ビジネス・プロセス・リエンジニアリング)」という手法です。BPRとはどのようなもので、いかに取り入れて業務効率化を進めていくのか。業務改革に関する総合的なコンサルティングサービスを提供するトッパングループの新会社、TBネクストコミュニケーションズの花村健一が、トッパンのBPO×BPR事業の特徴とともにご紹介します。
#組織・人材・働き方改革#BPO・業務効率化
2021.4.12
トッパン流BPR・業務プロセス改革のススメ【前編】 業務効率化には、なぜ「BPR」なのか
業務効率化は組織にとって必須のテーマ。しかし、どこから手を付け、どうしたら成果が上がるのかという悩みはないでしょうか。そこで注目したいのが、業務を広く全体で捉えてプロセスを再設計する「BPR(ビジネス・プロセス・リエンジニアリング)」という手法です。BPRとはどのようなもので、いかに取り入れて業務効率化を進めていくのか。業務改革に関する総合的なコンサルティングサービスを提供するトッパングループの新会社、TBネクストコミュニケーションズの花村健一が、トッパンのBPO×BPR事業の特徴とともにご紹介します。
#組織・人材・働き方改革#BPO・業務効率化
2021.01.25
次世代小売店舗b8ta(ベータ)がつくるオフラインの価値
2015年にシリコンバレーで創業し、現在、日本2店舗を含め世界で約20店舗を展開するスタートアップ企業「b8ta(ベータ)」。今後、デジタル化が一層進んでいく中で、オフラインの価値はどう変わっていくのか。b8ta日本法人代表の北川卓司氏にお話を伺いました。
#デジタルマーケティング#セールス#マーケティング・プロモーション#顧客体験(CX)#店舗
2021.01.13
Push型の店頭ソリューション 非対面・非接触対応可能なAIリモート接客サービスが登場
店頭に設置したサイネージを通して接客スタッフが遠隔から直接、来店者に声をかけ、双方向コミュニケーションが実現する「AIリモート接客」。これにより、店頭イベント・プロモーションの来店者属性や生の声をデータとして可視化することが可能になりました。AIを活用した接客スタッフのスキル向上や「非対面・非接触」対応を可能とする、高度化した店頭向けソリューションをご紹介します。
#DX#組織・人材・働き方改革#BPO・業務効率化#セールス#マーケティング・プロモーション#非対面・非接触#顧客体験(CX)#店舗#AI
2021.01.13
オフライン環境を巻き込んだ体験イベントを提供|BAUM(バウム)
「樹木がくれる、美しい世界のはじまり」をブランドスローガンに掲げるスキン&マインドケアブランド「BAUM(バウム)」。 従来のオンラインイベントとは一線を画する、オフライン環境を巻き込んだ体験イベントを提供した意図について、BAUMマネジャーの桑原晋さんとカレメルアズサさんのお2人に話を伺いました。
#DX#セールス#マーケティング・プロモーション#イベント#非対面・非接触#顧客体験(CX)#店舗
2021.01.13
リアル店舗の売り場を体感|VRショッピングサービス事例
東日本大震災で壊滅的な被害を受けた福島県南相馬市は復興のモデル地域として大きな変貌を遂げている一方で、過疎化・少子高齢化が進んでいます。2020年、地域経済の活性化と買い物支援のため、VRショッピングサービスの実証実験がスタート。まるでリアル店舗にいるかのようなショッピング体験が遠隔からできるようになる日も、そう遠くないようです。
#DX#組織・人材・働き方改革#空間・モビリティ#セールス#非対面・非接触#顧客体験(CX)#店舗#VR・AR

TOP

© 2021 TOPPAN INC.

凸版印刷株式会社 情報コミュニケーション事業本部による、公式HPです。