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グローバルと関わりながら
市場を拓く商品パッケージ営業

2009年入社 / 文系

生活・産業事業本部
パッケージソリューション事業部
第三営業本部 / 営業

田島 光

グローバルと関わりながら
市場を拓く商品パッケージ営業

*所属部署、掲載内容は取材当時のものです

田島が所属するのは、外資系トイレタリーメーカーに様々な商品パッケージを提案営業するチーム。業務で英語を使う機会も多く、海外出張に行くこともある。彼女が体現する、トッパンでのグローバルなキャリアの可能性とは?

2009年入社 / 文系

生活・産業事業本部
パッケージソリューション事業部
第三営業本部 / 営業

田島 光

田島が所属するのは、外資系トイレタリーメーカーに様々な商品パッケージを提案営業するチーム。業務で英語を使う機会も多く、海外出張に行くこともある。彼女が体現する、トッパンでのグローバルなキャリアの可能性とは?

海外で仕事がしたいと、自らチャンスを掴みにいく

私のキャリアにとって大きな転機となったのは、ドイツでのトレーニー経験でした。トッパンに入社後、最初の2年間は地方拠点での営業活動に携わり、定期刊行物や教科書、カタログなどの情報コミュニケーション分野と、商品パッケージなどの生活・産業分野を両方手がけました。地方拠点では個人が大きな裁量を持ってお客さまへの提案に臨むため、若いうちにそうした環境での仕事を経験したことで、大きく成長することができました。

3年目からは、東京に戻って商品パッケージの営業部門に所属し、国内の大手食品メーカーを担当することになりました。ここではチームでお客さまにアプローチし、汲み取ったニーズをもとに新規の包装材を一から企画するなど、社内を巻き込みながら開発していく経験ができました。パッケージを提案する際には、中身の商品の物性によってどのような機能が求められるのかなど技術的な知識も求められ、案件を重ねるごとに知識の幅が広がっていく実感がありましたね。

その食品メーカーへのパッケージ営業にしばらく携わった後、一念発起して社内のトレーニー制度に応募しました。私は大学時代、カナダのトロントに1年間留学していた経験もあって、将来は英語を使って海外と関わる仕事がしたいと思っていました。入社した時からずっとその希望を抱いていて、チャンスを自分から掴みにいったのです。幸運にもトレーニーに選ばれ、ドイツのデュッセルドルフにあるトッパンの欧州現地法人に3か月間赴任し、駐在員の方々と一緒に現地での営業活動に従事しました。商談の場にも同席させていただき「この商品の機能は田島さんが説明してみて」と英語でのプレゼンテーションを任されるなど、とてもエキサイティングな日々を過ごしました。

外資系グローバル企業相手に、英語での提案に奮闘

トッパンのグローバルビジネスの最前線を肌で感じることができたのは、本当に貴重な経験でした。すでにヨーロッパで市場を獲得しているトッパンの生活・産業分野の製品は多数あり、例えば住宅用の木目調の化粧シートなどは「日本の品質は素晴らしい」という声をよく耳にしましたし、また、包装材用の透明バリアフィルムも「これ以上の性能を持つフィルムはほかにはない」と現地で高く評価されています。

その一方で、まだまだマーケットを開拓しきれていない製品もあり、駐在員のみなさんは「自分たちが市場を切り拓いていくことでトッパンのグローバル事業は広がっていく」という強い意志と覚悟を持って営業に取り組まれていました。そうした姿にとても刺激を受けましたし、私自身もこのトレーニーを通して仕事へのモチベーションがよりいっそう高まりました。

そして帰国後は、外資系のトイレタリーメーカーを担当するチームに参加することになりました。その企業は、日本を含めたアジア地域での事業を統括する拠点が海外にあり、お客さまとは海を越えたコミュニケーションが求められます。英語での電話会議による新製品の提案や、現地に出張して対面して商談する機会なども度々あります。外資系のお客さまは、意思決定のスピードがとても速く、提案が決まれば大きなビジネスへと繋がっていきます。非常にダイナミックであり、そこに私はとてもやりがいを感じています。

ゆくゆくは、海外で新事業を起ち上げられる人財に

このパッケージ営業の醍醐味は、自分がプロデューサーとなってスケールの大きな仕事を成し遂げていくことにあります。先日もお客さまへの提案が実り、新しいパッケージ製品の受注が決まりました。取引のボリュームも大きく、当社の業績にも大いに貢献する案件でしたが、実はこれまでトッパンが手がけたことのない機能をもった製品でした。そのため、生産にあたって工場に新たな設備を導入しなければならず、実現に向けてはかなりのハードルがありました。

上司の力を借りて事業計画を立て、長期的なビジネスの拡大が見込めることを経営陣に訴えることで、新設備への投資の承認を得ました。そして社内でプロジェクトを起こし、自らが中心となって新製品の立ち上げに奮闘しました。工場とも密に連携し、お客さまが要求する性能をどうすれば実現できるのか、何度も議論しながらプロジェクトを進めていきました。トッパンは社内のチームワークが良く、少し難しいと思うようなことをお願いしても、みなさん快く応えてくれます。私のことを認めてくれて、助けてくれる仲間が周囲にたくさんいるからこそ、どんなに難しい仕事にも諦めずにチャレンジする意欲が湧いてくるのです。このプロジェクトも無事に成功し、お客さまから感謝の言葉をいただき、その時は本当に大きな達成感がありました。

今後もこうした大きな仕事を次々と手がけていきたいですし、ゆくゆくは海外に駐在してグローバルな舞台で挑戦していきたいと思っています。ドイツでのトレーニーの際も実感しましたが、トッパンの優れた製品で、海外の市場を開拓できる余地はまだまだ残されています。新たなグローバル事業を自ら企画して起ち上げられるような、そんな人財になることが私の目標です。

PRIVATE PHOTO

登山が趣味です。最初に配属された名古屋の拠点で同僚に誘われたのをきっかけに始めたのですが、すっかりその魅力にとりつかれてしまいました。いまも休日に関東近郊の山によく登っています。山を下りた後、近くの温泉に入ってお酒を飲むのも密かな楽しみです(笑)。

同期入社の仲間たちとのバーベキューを楽しんだ際の一コマ。みんな仲が良くて、よく飲みに行ったり遊びに出かけたりしています。チームワークがいいのも、トッパンで働く魅力の一つですね。だから仕事でもいいパフォーマンスが出せるのだと思っています。