凸版印刷株式会社（本社：東京都文京区、代表取締役社長：麿 秀晴、以下 凸版印刷）は、効率的/効果的な学習を実現するため、2023年度新入社員研修を2023年4月3日（月）より4年連続で完全オンラインにて実施します。
　過去3年間実施してきた研修において十分な効果が確認できた知識の習得に関しては、オンライン研修を継続します。一方で、知識を活用したスキルの習得については、VRコンテンツなどを活用することで更なる強化を行います。
　具体的な施策として、デジタルビジネスに関する教育や、世界的なクラウドサービスであるアマゾン ウェブ サービス（以下、AWS（※1））の研修を全新入社員に実施。今後デジタルビジネスに必要なスキル習得を早期に実現させ、DXを推進する人財育成を強化します。さらに、スタンドアローン型のVRゴーグルを1人1台貸与し、体感型のVRプログラムとメタバース上でのコミュニケーションを導入することにより、リアル研修以上の学習効果/緊密な交流を促します。

2023年度新入社員研修の新たな施策

・AWS研修を全新入社員に展開
　デジタルビジネスに関する基盤知識の理解を促すのと同時に、大卒新入社員全員(約500名）に多くの
自社サービスのプラットフォームとして採用しているAWSの研修とAWS認定資格受験を実施。今後のビジネスにおいて必須スキルであるクラウドに関する知識を早期に習得することで、凸版印刷のDXを強化します。

・スタンドアローン型VRゴーグルを活用した体感型研修
　スタンドアローン型VRゴーグル（HTC社製VIVE Flow(※2)）を新入社員全員に貸与し、VRコンテンツを通じた体感型学習を実施。座学以上の学習効果を目指します。現地でも見ることができない体感型学習コンテンツとして、危険な箇所や機械オペレーターの目線で製造工程を体感できる「VR工場見学」のほか、唐招提寺・金堂の 研修用VR映像 コンテンツを用意し、完成当時の色彩や内部構造を体感できる「文化教養VR研修」などを実施予定です。さらに、新入社員一人ひとりを模したアバターを製作し、メタバース上で新入社員が交流することで、同期入社同士のネットワーク構築も目指します。

VRゴーグルを使用した体感型プログラム

・ウェアラブルデバイスによるコンディション管理
　新入社員が睡眠状況や運動を客観的に把握できるようウェアラブルデバイス（Fitbit（※3））を導入。日々のコンディション管理を習慣化させ、一人ひとりの健康と生産性向上に繋げます。

今後の目標

　凸版印刷は今後、今回導入したVRゴーグルを活用した体感型プログラムやウェアラブル端末を活用したコンディション教育を、新入社員研修のみならず、各階層別研修や選抜リーダー研修にも導入していきます。

2023年度大卒新入社員研修について

以　上