凸版印刷株式会社(本社:東京都文京区、代表取締役社長:麿 秀晴、以下 凸版印刷)は、2030年までに日本の陸域/海域の少なくとも30%を保全/保護する目標(30by30)を達成するべく、環境省を始めとした複数の団体が設立した「生物多様性のための30by30アライアンス」に参加します。
 凸版印刷は本アライアンスへの参加を通じて、多くの企業/パートナー/自治体/NPO等との連携により、世界のネイチャーポジティブ達成への貢献を目指します。

「生物多様性のための30by30アライアンス」 ロゴ

「生物多様性のための30by30アライアンス」の概要

 2021年6月に英国で開催されたG7サミットにおいて、首脳コミュニケ(声明)の付属文書として合意された「G7 2030年自然協約(G7 2030 Nature Compact)」中で、2030年までに生物多様性の損失を食い止め、反転させる(Nature Positive)という目標達成に向け、自国の陸域/海域の少なくとも30%を保全/保護することが宣言されました。
 それを受け、2021年8月27日に環境大臣から「30by30基本コンセプト」が発表。国立公園などの保護地域の拡充などに加え、保護地域以外で生物多様性の保全に資する地域(OECM:Other Effective area-based Conservation Measures)の設定を通じ、宣言の達成を目指しています。
 この目標達成に向けた推進組織として、「生物多様性のための30by30アライアンス」が設立されました。本アライアンスに参加する企業/自治体/NPO 等は、目標達成に向け一丸となって生物多様性の保全活動を推進していきます。
・「生物多様性のための30by30アライアンス」HP
https://policies.env.go.jp/nature/biodiversity/30by30alliance/

凸版印刷の生物多様性に向けた取り組み

 凸版印刷では、生物多様性の保全を取り組むべき課題と位置付けており、2010年4月には「生物多様性に関する方針」を制定。また、今後も持続可能な用紙調達を続けるための基本的な考え方を示すため2011年9月に「トッパングループ『森林資源の持続可能な利用に配慮した用紙調達ガイドライン』」を定めています。直接の保全活動としては、外部の専門家を交えて敷地内の緑地やビオトープの維持管理を行っているほか、生物多様性教育の機会として社員とその家族が参加できるイベントの開催、事業所近郊で開催される環境NPOや自治体主催の活動への参加を行っています。
 凸版印刷は「30by30」参加企業として、まずは所有地/所管地の国際OECMデータベース登録を目指していきます。 

以 上

Newsroom Search