年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)がESG投資基準に採用した投資指標に選定

 凸版印刷株式会社(本社:東京都文京区、代表取締役社長:麿 秀晴、以下 凸版印刷)はこのたび、ESG(環境・社会・ガバナンス)の取り組みに優れた日本企業によって構成される投資指標「FTSE Blossom Japan Sector Relative Index」(以下、本インデックス)に選定されました。

FTSE Blossom Japan Sector Relative Index

 本インデックスは、グローバルなインデックスプロバイダーであるFTSE Russellにより構築された投資指標で、各セクターにおいて相対的に、ESG(環境・社会・ガバナンス)の対応に優れた日本企業のパフォーマンスを反映しています。銘柄選定にあたっては、気候関連財務情報開示タスクフォース (TCFD) の提言に沿って企業の温室効果ガス排出量の管理や、低炭素経済への移行に関するリスクと機会への対応の質を評価しています。
 また本インデックスは、ESG投資を積極的に推進している年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)の投資判断基準の1つとして採用されています。

 凸版印刷は、今回選定された本インデックスのほか、世界的なESG投資指標である「DJSI World」「DJSI Asia pacific」、GPIFがESG投資の判断基準の1つとして採用している「MSCI日本株女性活躍指数(WIN)」、「S&P/JPXカーボン・エフィシエント指数」にも選定されています。また、環境情報開示に関する国際的な非営利団体CDPにより、「気候変動」カテゴリでの最高評価「Aリスト」選定に加えて、「サプライヤー・エンゲージメント・リーダー」にも選定されています。

凸版印刷のサステナビリティへの取り組み

 凸版印刷は、「国連グローバル・コンパクト」を活動の原則、組織の社会的責任に関する国際規格「ISO26000」を活動の指針、「SDGs」を活動の目標として取り入れ、サステナビリティにかかわる活動を展開しています。
 2019年11月に公表した「TOPPAN SDGs STATEMENT」では、SDGsへの更なる取り組み強化と経営への統合を宣言。2020年11月13日に公表した「TOPPAN Business Action for SDGs」では、SDGs貢献に向けて事業で注力する分野を特定しています。
 また、将来にわたってあらゆる生命が存続できる持続可能な社会の実現に向け、環境課題への長期的な取り組み方針を定めた「トッパングループ環境ビジョン2050」を2021年1月に策定。本ビジョン策定に合わせ、当社のSDGs全社活動マテリアリティ「環境配慮・持続可能な生産」のKPI(Key Performance Indicators)を見直し、「トッパングループ2030年度中長期環境目標」として新たな数値目標を設定しています。

 凸版印刷は今後も、「DX(Digital Transformation)」と「SX(Sustainable Transformation)」によってワールドワイドで社会課題を解決するリーディングカンパニーとして、ESGへの取り組みを加速させていきます。

* 本ニュースリリースに記載された商品・サービス名は各社の商標または登録商標です。
* 本ニュースリリースに記載された内容は発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。

以 上

Newsroom Search