世界全体でのカーボンニュートラル実現のため、経済社会システム全体の変革に向けた議論に参画

凸版印刷株式会社(本社:東京都文京区、代表取締役社長:麿 秀晴、以下 凸版印刷)はこのたび、経済産業省が公表した「GXリーグ基本構想(※1)」への賛同を表明しました。

 「GXリーグ」とは、GX(グリーントランスフォーメーション)(※2)に積極的に取り組む企業が、行政や大学・公的研究機関、金融機関等のGXに向けた挑戦を行うプレイヤーと共に、一体として経済社会システム全体の変革のための議論と新たな市場の創造のための実践を行う場として設立されるものです。
 凸版印刷は、今回の賛同および今後の議論参画を通じて、バリューチェーン全体でのGHG排出量削減に向けた取り組みを加速させ、持続可能な地球環境の実現に貢献していきます。

凸版印刷の環境課題への取り組みと賛同の背景

 凸版印刷は、気候変動課題がトッパングループの事業に与える影響の大きさを認識し、TCFD(※3)提言に基づいたシナリオ分析と「ガバナンス」「戦略」「リスク管理」「指標と目標」4 項目での情報開示を行っています。 
 2021年1月には、環境課題への長期的な取り組み方針を定めた「トッパングループ環境ビジョン2050」を策定。本ビジョン策定に合わせ、SDGsターゲットイヤーである2030年に向けて、「トッパングループ2030年度中長期環境目標」としてGHG(温室効果ガス)排出量削減などの数値目標を新たに設定し、その達成に向けた取り組みを進めています。
 また、2020年に策定した「TOPPAN Business Action for SDGs」では、事業におけるSDGs貢献の注力分野として「サーキュラーエコノミーの実現」「脱炭素社会の実現」「エコプロダクツ・ソリューションの拡大」の3分野を特定し、気候変動課題に対してビジネスでの貢献にチャレンジしています。
 このような凸版印刷の方向性にGXリーグの趣旨が合致すると考え、このたび賛同を決定しました。

 凸版印刷は今後も、「DX(Digital Transformation)」と「SX(Sustainable Transformation)」によってワールドワイドで社会課題を解決するリーディングカンパニーとして、気候変動を含む環境課題への取り組みを加速させていきます。

※1 GXリーグ基本構想について(経済産業省)
https://www.meti.go.jp/policy/energy_environment/global_warming/GX-league/gx-league.html
※2 GX(グリーントランスフォーメーション)とは
カーボンニュートラル(温室効果ガスの排出量と吸収量を均衡させること)にいち早く移行するための経済社会システム全体の変革のこと
※3 TCFDとは
Task force on Climate-related Financial Disclosure(気候関連財務情報開示タスクフォース)の略称
https://tcfd-consortium.jp/about


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以 上

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