五感への訴求に加え参加者同士の反応を共有できるイベントソリューションを提供開始

 凸版印刷株式会社(本社:東京都文京区、代表取締役社長:麿 秀晴、以下 凸版印刷)は、リアルとオンライン同時開催イベントで参加者の共感を生み出すハイブリッドイベントソリューション「GX(Good Xperience) LIVE™」を、2021年11月から提供開始します。

 「GX LIVE™」は、五感への訴求(Action)と、参加者の反応を共有すること(Reaction)により、体験価値を深化させ共感を生み出します。
 また、「GXスコアリング®(※1)」を連携することで、これまで定量的に把握することが難しかったイベント中に「その体験を通じてどのように感じたか」という顧客の情緒的価値を取得、数値化することができます。

GX LIVE™概要図
GX LIVE™概要図

開発の背景

 近年、新型コロナウイルス感染拡大に伴い、多くのリアルイベントが中止や延期を余儀なくされ、オンラインでの開催を模索している状況が続いています。コロナ終息後においても、すべてがリアルイベントに戻るわけではなく、オンラインイベントの時間・空間に縛られないというメリットを活かした、リアルとオンラインを組み合わせたイベントが続くと予想されます。
 しかし現状のオンラインイベントは、五感を刺激する体験の不足や、一体感の欠如などが課題として挙げられていました。
 これを受けて、凸版印刷はリアル・オンラインに関わらず共感を生み出すことができるハイブリッドイベントソリューション「GX LIVE™」を開発しました。

「GX LIVE™」の特徴

・Action:参加者の共感を引き出す演出手法
 Actionパートでは、リアルイベントでは当たり前に提供出来ていた五感を刺激する体験を、下記のような手法によってオンラインイベントでも可能にします。
 【例】
 ・バーチャルスタジオを活用し、実写では難しい表現やブランドの世界感を再現したリッチな映像演出
 ・立体音響を使用した3次元的に広がる音で臨場感のある体験を提供
 ・ブランドイメージをステージ演出や映像進行にあわせて香りを伝える演出
 ・試食やサンプリングなどブランドの世界観を身近に感じさせる飲食提供
 ・特殊印刷による様々な質感の再現

・Reaction:参加者の共感を共有できる機能「GX PUSH!™」
 Reactionパートにあたる「GX PUSH!™」は、イベント中にリアクションとしてスマートフォンやPC画面上に表示された5つの感情を表すスタンプを押すことで、他の参加者と共感を共有できる機能です。参加者が押したリアクションは、リアル会場のモニターに表示し、オンラインでは配信画面に反映することで一体感のあるイベントを実現します。
 「GX PUSH!™」は、株式会社MAGENCY(本社:東京都港区、代表取締役:井上太輔)の提供する「Sparkup Now!」などと協業してサービスを提供します。

「GX LIVE™」活用イメージ図
「GX LIVE™」活用イメージ図

価格

・「GX LIVE™」ライブ配信: 280万円(税抜)~
・「GX LIVE™」ライブ配信(バーチャルスタジオ追加): 750万円(税抜)~
※イベントの規模、製作工程数により変動があります。

今後の目標

 凸版印刷は、メーカープロモーション領域に向けて、本ソリューションを連携したイベントやプロモーションなどを含むコミュニケーションビジネス全体で、2023年度までに50億円の売上げを目指します。

※1 「GXスコアリング®」
凸版印刷の店頭POPやオンラインにおける販促支援サービスなどで培ったノウハウとEmotion Techの顧客ロイヤルティ調査・分析の知見を組み合わせたCX(顧客体験価値)向上支援サービスです。リアル・オンラインで様々な体験をした顧客のインサイトを情緒的価値の5要素である「Sense」「Feel」「Think」「Empathy」「Social」に即して調査・分析することで、商品・サービスの情緒的価値を数値化します。
参照URL: https://www.toppan.co.jp/news/2021/05/newsrelease210513_2.html
* 本ニュースリリースに記載された商品・サービス名は各社の商標または登録商標です。
* 本ニュースリリースに記載された内容は発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。

以 上

Newsroom Search