生誕260年記念企画特別展「北斎づくし」の特設バーチャル会場を
9月23日(木・祝)よりオンライン上で期間限定・無料公開。

 凸版印刷株式会社(本社:東京都文京区、代表取締役社長:麿 秀晴、以下 凸版印刷)は、2021年9月17日(金)まで東京ミッドタウン六本木で開催した葛飾北斎 生誕260年記念企画 特別展「北斎づくし」をオンラインでも楽しめる特設バーチャル会場(以下 特設バーチャル会場)を、2021年9月23日(木・祝)から10月10日(日)まで無料公開します。

特別展「北斎づくし」 特設バーチャル会場(『北斎漫画』展示室) ©特別展「北斎づくし」
特別展「北斎づくし」 特設バーチャル会場(『北斎漫画』展示室)
©特別展「北斎づくし」

 凸版印刷は、特別展「北斎づくし」の企画・運営に主催者として携わるとともに、これまで培った印刷技術と文化財のデジタルアーカイブ技術を活用し、参加クリエイター陣と共に展示造作やデジタル演出の制作を行いました。今回、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、現地で観覧できなかった方やもっと詳しく観覧したい方に向けて、最先端の3Dカメラを用いて会場を撮影した展覧会場のVR空間を公開します。特設バーチャル会場では、展示された作品を鑑賞することができるとともに、北斎の作品で埋め尽くされた空間も体験することが可能です。展覧会に来場できなかった方、もう一度楽しみたい方も含め、国内外の方に「北斎づくし」の世界をオンラインで届けます。
 また、会場で大好評だった俳優・町田啓太さんがナビゲーターを担当した展覧会音声ガイドも、特設バーチャル会場の公開期間限定で特別に販売します。 

特別展「北斎づくし」 特設バーチャル会場について

・実際の展覧会さながらの空間を特設バーチャル会場で体験
 特別展「北斎づくし」の会場は、凸版印刷の高精細画像処理技術によって印刷された作品イメージで床・壁など展示室を埋めつくした、没入感のある空間が特徴です。その会場の全貌を3Dカメラで撮影し、バーチャル空間として再現。オンライン上で展示会場を歩き回りながら実際に展示された『北斎漫画』、「冨嶽三十六景」、『富嶽百景』の全頁、全点、全図を鑑賞することができます。また、ライター・エディターの橋本麻里氏による北斎の魅力を伝える解説も日本語・英語に対応しました。

『踊独稽古』展示
「冨嶽三十六景」展示
「読本挿絵」展示室
特別展「北斎づくし」 特設バーチャル会場の様子
上左:『踊独稽古』展示、上右:「冨嶽三十六景」展示、下:「読本挿絵」展示室
©特別展「北斎づくし」

・会場でも人気を博した「DIGITAL HOKUSAI」の映像を公開
 「DIGITAL HOKUSAI」は、大型の壁3面に映し出された映像と高さ2mの和紙スクリーンに投影した映像を組合せて、庶民の生活や妖怪、自然、笑いなど、北斎が描き尽くした江戸の世界への没入を楽しめる体感型映像作品です。凸版印刷のデジタルアーカイブ技術によって高精細にデジタル化された『北斎漫画』「冨嶽三十六景」をはじめとする展示作品をふんだんに活用したこの作品を、特設バーチャル会場内では映像として鑑賞できます。 

「DIGITAL HOKUSAI」も特設バーチャル会場内公開 ©特別展「北斎づくし」
「DIGITAL HOKUSAI」も特設バーチャル会場内公開
©特別展「北斎づくし」

・「北斎づくし」展覧会公式アンバサダーの俳優・町田啓太さんによる音声ガイドを有料公開
 会期中に大好評を博した本展アンバサダーの俳優・町田啓太さんによる音声ガイド(監修:橋本麻里氏)を、特設バーチャル会場内で特別に販売します。世界一の『北斎漫画』コレクター・浦上満氏、会場デザインを担当した建築家・田根剛氏、アートディレクター・祖父江慎氏など豪華クリエイター陣によるボーナストラックも収録されています。また、特設バーチャル会場の公開期間に合わせて展覧会公式オンラインショップの開設期間も延長、魅力あふれる本展オリジナルグッズを購入できます。 

特別展「北斎づくし」 公式アンバサダー兼音声ガイド・ナビゲーターの町田啓太さん ©特別展「北斎づくし」
特別展「北斎づくし」 公式アンバサダー兼音声ガイド・ナビゲーターの町田啓太さん
©特別展「北斎づくし」

特設バーチャル会場 概要

展覧会名 特別展「北斎づくし」特設バーチャル会場
期間 2021年9月23日(木・祝)0:00~ 10月10日(日)23:59
会場URL https://hokusai2021.jp/special/
鑑賞料金 無料
音声ガイド料金 600円(税込)(音声ガイドは日本語のみ)
お問い合わせ hokusaiexh2021_pr@toppan.co.jp
展覧会公式サイト https://hokusai2021.jp/

※記載事項については変更する場合があります。最新情報は公式サイトでご確認ください。

生誕260年記念企画 特別展「北斎づくし」について

 特別展「北斎づくし」は、20歳で浮世絵師として世に出てから90歳で没するまでの70年間、常に挑戦を続けて森羅万象を描き抜こうとした画狂の絵師・葛飾北斎(1760~1849)の生誕260年を記念し、代表作である『北斎漫画』、「冨嶽三十六景」、『富嶽百景』の全頁、全点、全図を一堂に公開しました。
 本展は、世界一の北斎漫画コレクターの浦上満氏、建築家の田根剛氏、アートディレクターの祖父江慎氏、ライター・エディターの橋本麻里氏という北斎をリスペクトする豪華メンバーによる展示企画と、文化財デジタルアーカイブを得意とする凸版印刷による表現技術や印刷会社ならではの会場空間における細部の色彩設計・高精細画像処理とのコラボレーションにより、作品と展示空間の両面から世界で最も有名な日本の絵師・北斎の魅力に迫った前代未聞の北斎展です。

展覧会名 生誕260年記念企画 特別展「北斎づくし」
期間 2021年7月22日(木・祝)~ 9月17日(金)
会場 東京ミッドタウン・ホール[ 東京ミッドタウン B1 ]
〒107-0052東京都港区赤坂9丁目7-2
主催 凸版印刷、日本経済新聞社、博報堂DYメディアパートナーズ、
テレビ東京、BSテレビ東京
協賛 富士フイルム株式会社、日本航空株式会社、
「神宿る島」宗像・沖ノ島と関連遺産群保存活用協議会、KDDI株式会社
特別協力 浦上蒼穹堂
協力 山口県立萩美術館・浦上記念館、公益財団法人 山形美術館、
あいおいニッセイ同和損害保険株式会社
展覧会公式サイト https://hokusai2021.jp/
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以 上

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