デジタルプリントソリューション、IoT向けのセキュリティなどの取り組みが高く評価

 凸版印刷株式会社(本社:東京都文京区、代表取締役社長:麿 秀晴、以下 凸版印刷)は、経済産業省と東京証券取引所が選定する、「デジタルトランスフォーメーション銘柄(以下DX銘柄)2021」に選ばれました。
「DX銘柄」※は、2015年より経済産業省と東京証券取引所が共同で、企業の戦略的IT利活用の促進に向けた取組の一環として、経営革新、収益水準・生産性の向上をもたらす積極的なIT利活用に取り組んでいる企業を選定するものとして開始されました。
 2020年からはデジタル技術を前提としてビジネスモデル等を抜本的に変革し、新たな成長・競争力強化につなげていく「デジタルトランスフォーメーション(DX)」に取り組む企業を、「DX銘柄」として選定しています。2021年度は、28社が選定されました。※旧「攻めのIT経営銘柄」

DX銘柄2021

凸版印刷におけるDXの取り組み

  凸版印刷は、中期経営計画における「企業の目指す姿」に「Digital & Sustainable Transformation」というキーコンセプトを掲げています。2020年度には全社横断型のDX推進組織である「DXデザイン事業部」を新設。さらにトッパングループのデジタル変革を推進するコンセプトを「Erhoeht-X™(エルヘートクロス)」とし、「デジタルプリントソリューション」や「トッパンセキュアアクティベートサービス」を始め、デジタルマーケティングや製造DX支援ソリューション「NAVINECT」など、多種多様な業界に向けたDX推進サービスを開発・提供することで、社会や企業のデジタル変革を支援しています。
 また、自社における業務プロセスの変革や、デジタル化に向けた環境整備に継続的に取り組むとともに、統合レポートやウェブサイトにおいて、積極的な情報開示を行っています。
 凸版印刷は引き続き、社会の課題や期待に応える製品・サービスを提供。社会的価値創造企業を目指し、社会全体のDX推進に貢献していきます。

「デジタルプリントソリューション」について

 デジタルプリントとは、版無しでデータからそのまま出力する印刷方法によるサービスのことです。版無しであるため製版コストがなくなり、安く、小ロット印刷やバリアブル(可変)印刷が可能になるといったメリットがあります。「必要なものを、必要なときに、必要な分だけ」生産することでお客様の多種多様なニーズに応えます。

「デジタルプリントソリューション」公式サイト:
https://www.toppan.co.jp/solution/service/digitalprint/pac/01.html
 

「トッパンセキュアアクティベートサービス」について

 トッパンセキュアアクティベートサービスは、IoTデバイスとIoTプラットフォーム(クラウド)間で正しい通信を確立し、不正デバイスからクラウドへの不正アクセスを防止するセキュリティサービスです。本サービスはICカードで培った技術をIoTの分野に応用するもので、車載用途などで具体的な実績が出始めています。IoTデバイスはこれからの社会全体のDXにより飛躍的に増加すると言われており、凸版印刷はデジタル社会の強靭な基盤を支える企業として社会に貢献していきます。

「トッパンセキュアアクティベートサービス」公式サイト:
https://www.toppan.co.jp/securities/solution/secureactivate.html 

「Erhoeht-X™(エルへートクロス)」について

「Erhoeht-X™(エルヘートクロス)」とは、凸版印刷が全社をあげ、社会や企業のデジタル革新を支援するとともに、当社自体のデジタル変革を推進するコンセプトです。
「エルヘート」は、当社創業の原点である当時の最先端印刷技術「エルヘート凸版法」から名付け、語源であるドイツ語の「Erhöhen(エルホーヘン)」には「高める」という意味があります。
 凸版印刷は、これまで培ってきた印刷テクノロジーの更なる進化とともに、先進のデジタルテクノロジーと高度なオペレーションノウハウを掛け合わせ、データ活用を機軸としたハイブリッドなDX事業を展開し、社会の持続可能な未来に向けて貢献していきます。
 
* 本ニュースリリースに記載された商品・サービス名は各社の商標または登録商標です。
* 本ニュースリリースに記載された内容は発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。

以  上

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