過去5回の中で、コロナへの警戒心が最も高い「籠城型」が11.1%と過去最高

  • 凸版印刷株式会社
  • 株式会社ONE COMPATH

 凸版印刷株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:麿 秀晴、以下 凸版印刷)と、凸版印刷のグループ会社である株式会社ONE COMPATH(ワン・コンパス、本社:東京都港区、代表取締役社長CEO:早川 礼、以下ONE COMPATH)は、ONE COMPATHが運営する国内最大級の電子チラシサービス「Shufoo!(シュフー)」(※1)を利用する全国の男女29,789名を対象に、2021年1月25日から27日に、新型コロナウイルスに関する意識度アンケートを実施しました。この結果から、凸版印刷が独自で作成した「TOPPAN Original Scale(以下 コロナ意識度スケール)」を基に、5タイプの人物像に当てはめ、消費者の「コロナ意識度」を分析しました。「コロナ意識度スケール」は、あらかじめテーマ設定した設問と評価点を定めた選択肢の中から、回答者の感情に最も近いものを選択してもらい、合計点数から新型コロナウイルスへの意識度レベルに応じた5タイプの人物像のうち、どのタイプに当てはまるかを評価するものです。
 今回の結果では、最もコロナ意識度の高い「籠城型」が過去最高の11.1%となりました。

「コロナ意識度」調査 全5回推移
「コロナ意識度」調査 全5回推移

調査概要

「Shufoo!」利用者調査
調査エリア: 全国
調査対象者: 「シュフーポイント」会員(全年齢の男女)
調査方法: インターネットリサーチ
 1回目調査:2020年8月4日~8月31日、サンプル数 63,978名
 2回目調査:2020年10月15日~10月30日、サンプル数 53,739名
 3回目調査:2020年11月11日~11月30日、サンプル数 46,035名
 4回目調査:2020年12月29日~2021年1月17日、サンプル数 46,156名
 5回目調査:2021年1月25日~1月27日、サンプル数 29,789名

「コロナ意識度スケール」と5タイプの人物像

 衛生環境や食事など、生活に関する8つのテーマに分けた設問を用意。回答者に自身の考え方に最も近い選択肢を選択してもらい、各選択肢に割り当てられた数値の合計点数から「コロナ意識度」5タイプに分類しました。人物像の設定基準は、コロナへの考え方(感染症への警戒度)です。5つのタイプは「コロナ意識度」が低い順から、「自由型」(コロナ意識度:0~20%)、「遊動型」(同:21~40%)、「バランス型」(同:41~60%)、「インドア型」(同:61~80%)、 「籠城型」(同:81~100%)です。合計点数が低いほど「コロナ意識度」が低く、合計点数が高いほど「コロナ意識度」が高い人物像に分類されます。

「コロナ意識度スケール」と5タイプの人物像

≪生活に関する8つのテーマに基づいた設問≫
 新型コロナウイルス感染拡大前から、ウィズコロナ/アフターコロナへと変化していく生活者の思考と行動について、8つのテーマで設問を用意。各設問の選択肢に評価点を設定しました。テーマは「衛生意識」「食事に対する意識(主に外食について)」「スーパーでの買物に対する考え方」「運動に対する意識」「飲み会についての考え方」「余暇の過ごし方についての考え」「通勤に対する意識」「緊急事態宣言解除後の生活に対する思い」の8つです。

本調査に対する見解

 今回(1月25日~1月27日)の結果では、コロナ意識度が最も高い「籠城型」が過去最高の11.1%となりました。特徴といえるのは、いずれのタイプも、10月15日から30日に実施した2回目調査を境に変化しているということです。「籠城型」(コロナ意識度:81~100%)、「インドア型」(61~80%)は2回目調査以降増加を続け、「自由型」(コロナ意識度:0~20%)、「遊導型」(21~40%)、「バランス型」(41~60%)は減少しています。調査期間中の一日平均陽性者数とも比例していることが分かります。
 今回は、2回目の緊急事態宣言が大きく影響していると考えられ、消費者が状況に応じた行動をとっていることが数値からも見ることができました。

「コロナ意識度スケール」作成者プロフィール

井口実夏
ブランドコンサルタント 井口実夏
(凸版印刷株式会社 情報コミュニケーション事業本部エクスペリエンスデザイン本部 ブランド統括部)
セールスプロモーション部門、金融企画部門などで、数多くのコミュニケーション企画立案に携わる。ブランディングセクションに異動後は、多岐にわたる情報を整理・分析しブランド戦略を立案することを得意としている。ブランドステートメント開発、CI/VI開発、ブランド体系化、事業・商品サービスブランディング、空間ブランディングなど幅広い領域を担当。

株式会社 ONE COMPATHについて

所在地: 東京都港区芝浦 3-19-26 トッパン芝浦ビル
設立: 1997 年 1 月 20 日
資本金: 600 百万円
代表者: 代表取締役社長 CEO 早川 礼
従業員: 130 名(2020 年 4 月時点/出向者を含む)
URL: https://onecompath.com

・ 本ニュースリリースに含まれる調査結果をご掲載頂く際は、以下のクレジットを必ず明記してください。
  クレジット: 「凸版印刷・ONE COMPATH 『Shufoo!』 調べ」

※「TOPPAN Original Scale」の使用をご希望の場合、下記お問合せまでご連絡ください。

※1 「Shufoo!」について
 凸版印刷が2001年8月より運営を開始し、30~50代の女性を中心に利用されている国内最大の電子チラシサービス。2019年4月1日、株式会社ONE COMPATHへ事業が継承されました。大手流通各社、地域主力スーパーなど約4,400法人、約120,000店舗が参加。PV数は月間4.5億PV、ユニークユーザー数は月間1,600万(2021年1月現在、提供ASP上のアクセス含む)となっています。チラシの閲覧回数や閲覧部分のデータを収集・分析するマーケティング機能も備えています。また、生活者はスマートフォンやタブレット端末、PCなど、さまざまなデバイスから日本全国のチラシをはじめとするお買い物情報を閲覧することができます。

* 本ニュースリリースに記載された商品・サービス名は各社の商標または登録商標です。
* 本ニュースリリースに記載された内容は発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。

以  上

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