~「一番搾り とれたてホップ生ビール」発売に合わせた一般公開も~

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  • 凸版印刷株式会社

 キリンビール株式会社(社長:布施 孝之、以下 キリンビール)と凸版印刷株式会社(社長:麿 秀晴、以下 凸版印刷)は、「ホップ生産地と工場見学をつなぐ! IoA工場見学」と題して、ビールの原材料であるホップの生産地(岩手県遠野市)と、キリンビール仙台工場(工場長:荒川辰也)をリアルタイムに生中継する工場見学イベントを2020年8月8日(土)に開催します。
 本イベントは、抽選で宮城県在住の5組10名様(1組2名・20歳以上の方のみ)に参加いただける限定ツアーで、参加は無料です。当日は、凸版印刷の提供する「IoA仮想テレポーテーション」(※1)技術を活用し、工場見学者がまるで間もなく収穫時期を迎える遠野市のホップ畑にいるような遠隔体験ができるほか、キリンビール仙台工場で生育しているホップの収穫体験ができます。イベント当日にホップ畑と中継でつないだ映像の一部は、今年の「一番搾り とれたてホップ生ビール」の発売に合わせて、インターネット上で一般公開する予定です。

 今回、凸版印刷が2016年より国立大学法人東京大学大学院情報学環 暦本研究室(教授:暦本 純一、以下 東京大学暦本研究室)と共同で研究・開発している「IoA仮想テレポーテーション」技術を活用し、360度映像をリアルタイムで遠隔地に配信します。遠隔地にある広大なホップ畑の様子を、見学者の操作で、高さ5mのホップ棚の視点から360度見渡すことができ、仙台工場にいながら実際にホップ畑にいるかのような体験ができます。なお、360度映像を「IoA仮想テレポーテーション」を使用して配信するのは日本で初めての取り組みになります。(※2)さらに、首にかけるウェアラブルデバイス「IoANeck」を生産者が使用することで、生産者目線でホップ畑を見ながら、収穫適期のホップの特長や収穫方法を学ぶ企画も実施予定です。
 体験の後は、当イベント特別体験として、仙台工場で生育しているホップ棚で、実際に収穫適期のホップを見極め摘み取り、記念に持ち帰ることができます。水分を含んだホップを凍結し、細かく砕いて使用する特許技術凍結ホップ(※3)と摘みたてのホップ、の両方の華やかな香りを体験できるのは、キリンの工場見学では初めてです。一番搾り麦汁と二番搾り麦汁の飲み比べ体験や見学者通路からの仕込釜の見学など、「キリン一番搾り生ビール」のおいしさの秘密を、五感を使って発見いただけます。

 さらにホップの魅力を感じていただくべく、今年も発売を予定している「一番搾り とれたてホップ生ビール」(※4)の発売に合わせて「IoA仮想テレポーテーション」を活用したバーチャル体験映像の一般公開を予定しています。

 キリンビールは 100 年以上前にホップの国内試験栽培を開始し、日本産ホップ育成の取り組みを進めてきました。日本産ホップ生産者とビールの造り手の想いをお客さまに届けることで、ビールの魅力化と地域の活性化に取り組んでいきます。

 キリングループは、自然と人を見つめるものづくりで、「食と健康」の新たなよろこびを広げ、こころ豊かな社会の実現に貢献します。
 凸版印刷は、情報とくらしをデザインする「社会的価値創造企業」を目指し、持続可能な社会の実現に向けた取り組みを強化しています。

※1 遠隔観光体験、スポーツ観戦・コンサート鑑賞、遠隔就労などの用途を想定して開発した遠隔体験技術です。IoA(Internet of Abilities)とは暦本純一教授により提唱された未来社会基盤で、人間の能力の拡張を目的とし、人やロボットが時間や空間の制約を超えて各々の能力を活用しあえるネットワーク環境のことを指します。
詳細:https://www.toppan.co.jp/solution/service/IoAvirtualteleportation.html

※2 「IoA仮想テレポーテーション」技術を活用して360度カメラを遠隔地で見られるのは国内初

※3 2019年に発売した「一番搾り とれたてホップ生ビール」で使用した凍結ホップを当イベントのために特別に用意したもの

※4 「一番搾り とれたてホップ生ビール」の詳細、およびWeb上での展開については、別途8月にリリースを発信予定

*本ニュースリリースに記載された商品・サービス名は各社の商標または登録商標です。
*本ニュースリリースに記載された内容は発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。
*「仮想テレポーテーション」は凸版印刷株式会社の登録商標です。

以  上

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