スマートフォンでQRコードを読み取るだけで簡単に真贋判定可能なサービス
「ID-NEX®」で化粧品の模造品や不正流通品を防止

 凸版印刷株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:麿 秀晴、以下 凸版印刷)は、商品に貼り付けられたQRコードをスマートフォンで読み取るだけで、その商品が正規品か否かを判別するサービス「ID-NEX®(アイディーネックス)真贋判定サービス」を2016年9月より提供しています。この度、「ID-NEX® 真贋判定サービス」が、株式会社井田ラボラトリーズ(本部:東京都千代田区、代表取締役社長:井田 仁幸)が販売する「CANMAKE(キャンメイク)/マシュマロフィニッシュパウダー」および「CANMAKE/マシュマロフィニッシュパウダー リフィル」に採用。2019年11月より順次出荷されます。

商品イメージ
商品イメージ
真贋判定ラベル
真贋判定ラベル(表)   真贋判定ラベル(裏)

採用の背景

 近年、さまざまな業界でコピー商品による被害が拡大しています。特に化粧品業界においては、商品の人気に比例して模造品や不正流通品が増えており、これらは適切な品質管理がなされているか不明なため、使用中に不具合が発生したり、違法行為に意図せず関与してしまったりする可能性があり、大きな問題になっていました。
 このような課題に対し、模造品や不正流通品対策における実績・有用性と、スマートフォンがあれば購入者が簡単に真贋判定できる利便性、クラウド上で動作するサービスであるため導入費用が低い点などが高く評価され、「ID-NEX® 真贋判定サービス」が採用されました。

ID-NEX® 真贋判定サービスの特長

・商品のライフサイクルをクラウドでトータル管理

  トレーサビリティから真贋判定などのブランドプロテクション、電子保証書、ユーザ登録、キャンペーン応募などをトータルに管理・運用できます。

・ICタグやセキュリティホログラム、QRコード印字など、さまざまな媒体・手法から選択可能

  個体IDの付与には、セキュリティ性の高いICタグやセキュリティホログラムはもちろん、汎用性の高いQRコードやバーコード印字など、幅広い媒体・手法から選択が可能です。

・クラウドサービスにより、初期コストの低減、導入期間の短縮が可能

  本サービスはクラウドで提供されるため、個別のアプリケーションやシステムを開発する必要がなく、初期コストや導入負荷を低減できます。

今後の目標

 凸版印刷は「ID-NEX® 真贋判定サービス」を化粧品業界はもちろん、既に採用されている自動車部品業界や日用品、電気製品などへの販売をさらに拡大。2021年までに10億円の売り上げを目指します。

* QRコードは株式会社デンソーウェーブの登録商標です。
* 本ニュースリリースに記載された商品・サービス名は各社の商標または登録商標です。
* 本ニュースリリースに記載された内容は発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。

以  上

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