気候変動が事業に与えるリスクと機会の積極的な情報開示を推進

 凸版印刷株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:金子眞吾、以下 凸版印刷)は、金融安定理事会(以下 FSB)(※1)により設置された「気候関連財務情報開示タスクフォース(以下「TCFD」)」が2017年6月に行った提言への賛同を表明します。また、これに賛同する企業や金融機関等の間で議論する場として設立される「TCFDコンソーシアム」に参画します。

 凸版印刷は、TCFDの提言に賛同し、TCFDコンソーシアムへ参画することによって、気候変動が事業に与えるリスクや機会について分析を行い、統合レポートやホームページなどステークホルダーとのコミュニケーションを通じて、情報の開示を推進していきます。

TCFDについて

 TCFD(Task Force on Climate-related Financial Disclosures)は、2015年に国際機関であるFSBにより設立されたタスクフォースです。中長期にわたる気候変動に関連する事業リスクやビジネス機会についての情報開示を企業に促し、金融市場が不安定化するリスクを低減するため、財務情報に反映させて開示することを提言しています。2019年5月現在、企業や金融機関、政府など世界で600以上の組織がTCFDの提言に賛同しています。

TCFDコンソーシアムについて

 TCFDの提言に賛同する企業や金融機関等が一体となって取り組みを推進し、効果的な情報開示や、開示された情報を金融機関等の適切な投資判断に繋げるための施策について議論する場として、2019年5月に設立されたコンソーシアムです。

凸版印刷のサステナビリティの取り組み

 凸版印刷は、「健康・ライフサイエンス」「教育・文化交流」「都市空間・モビリティ」「エネルギー・食糧資源」を新たな成長領域と位置づけ、社会的課題を認識し、その解決に向けて取り組んでいます。凸版印刷はサステナビリティ活動を、「国連グローバル・コンパクト」を活動の原則に、また組織の社会的責任に関する国際規格「ISO26000」を活動の指針として、さらには「SDGs(持続可能な開発目標)」を活動の目標として取り入れて、ステークホルダーとともに、社会的価値創造企業になることを目指し、持続可能な社会の実現に向けて貢献していきます。

※1 金融安定理事会(FSB)
 世界の主要国・地域の中央銀行、金融監督当局、財務省などの代表が参加する国際機関。

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以  上

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