水まわりのリフォーム用樹脂製デザインパネル「トッパンリフォームパネル」を開発
厚さ1mmのパネルで、運搬時の負荷軽減と作業性向上を実現


  凸版印刷株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:金子眞吾、以下 凸版印刷)は、建設会社や住宅関連メーカー向けに、収納ユニットや壁掛け家具など施工時の負荷を軽減する「簡易施工建材」を開発・販売しています。
 このたび、浴室やトイレ、サニタリーなど水まわりのリフォーム用部材として、樹脂製デザインパネル「トッパンリフォームパネル」の販売を2019年4月より開始します。

 本製品は、水まわり環境で必要な耐水性などの性能はそのままに、厚みを従来のリフォーム用樹脂製パネルの半分以下に設計しました。厚さが1mmと薄いため丸めることができ、運搬時に一般乗用車で積載することが可能なため、施工現場への搬入負荷を軽減します。また、パネルを広げた際の復元性に優れ、通常のカッターナイフで加工できるため作業性が向上します。電動のこぎりなど専門の工具が不要で騒音の発生を抑えられるため、入居済み住居のリフォームにも最適です。

 なお本製品は、2019年3月5日(火)から8日(金)まで開催される店舗総合見本市「JAPAN SHOP 2019」(会場:東京ビッグサイト)の凸版印刷ブース(東4ホール・小間番号:JS4406)にて展示します。

「トッパンリフォームパネル」施工前(左)施工後(右)のイメージ

開発の背景

 近年、住宅着工数の減少を上回る速さで職人が減少していく傾向にあり、現場の作業性向上が大きな課題となっています。また、従来のリフォーム用樹脂製パネルは規定サイズの化粧板を使用しており、大型車両での運搬や、現場での搬入経路確保の必要がありました。輸送効率の向上や施工現場の作業性向上が課題となっております。
 このたび凸版印刷は、水まわりのリフォーム用部材として、厚みを従来の半分以下である1mmに設計した樹脂製デザインパネル「トッパンリフォームパネル」を開発しました。運搬時や搬入時の作業負荷軽減と施工現場の作業性向上を実現します。

 

「トッパンリフォームパネル」の特長

・コンパクトで持ち運びが簡単

 ABS発泡樹脂とオレフィン系フィルムの2層で構成された厚さ1mmのパネルです。製品を丸めて運ぶことができ、運搬時に一般乗用車で積載することが可能で、施工現場への搬入がしやすくなります。

・優れた作業性

 パネルが薄いため、丸めた製品を広げた際の復元性に優れます。通常のカッターナイフでの加工が可能で作業性が向上します。電動のこぎりなど専門の工具が不要で騒音の発生を抑えられるため、入居済み住居のリフォームにも最適です。テープ&接着剤工法により施工後24時間で仕上げることができます。

・副資材をセット梱包

 製品本体に加えてテープ・接着剤などを同梱しパッケージ化。
必要な副資材をそろえる必要がありません。

・高級感のある仕上がり

表層にオレフィン系フィルムを使用し、光沢のある鏡面仕上げにすることで高級感を演出します。

TR-001 ビアンコホワイト
TR-002 コルカタウォールナットホワイト
TR-003 ダークマーブル
TR-004 コルカタウォールナットダーク

本製品の仕様・価格

パネル寸法: 厚み1mm×幅910mm×長さ2400mm
材質: ABS発泡樹脂(厚み1mm)+ オレフィン系フィルム
ケース価格: 47,000円 (税抜)
※副資材(両面テープ、ボンド、コーキングジョイナー)同梱のケース販売

 ※パネルサイズは変更になる可能性があります。

今後の目標

 凸版印刷は「トッパンリフォームパネル」を住宅市場やホテル市場に対して、リフォーム部材として拡販、「簡易施工建材」全体で2020年までに約30億の売上を目指します。

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* 本ニュースリリースに記載された内容は発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。  

以  上

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