「トッパンIoT建材」シリーズの新製品として、体組成計を組み込んだ床材を開発、
空間に溶け込むデザインでさりげなく家族の健康管理を実現

  凸版印刷株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:金子眞吾、以下 凸版印刷)は、1956年より建装材印刷事業を開始し、60年以上に渡って意匠性や機能性、環境適性に優れた建装材を提供しています。また、建装材に各種センサーなどIoT機器を組み合わせることで、居住者の見守りなどの社会課題解決に貢献するまったく新しい建装材を提供する「トッパンIoT建材TM」事業を展開しています。
 このたび凸版印刷は、「トッパンIoT建材」シリーズの新製品として、体組成計と床材を組み合わせ、日常的にさりげなく身体情報を取得できる「ステルスヘルスメーターTM」を開発。2018年12月中旬より、不動産事業者や住宅メーカー、医療・介護業界などに向けて販売を開始します。

 本製品は、凸版印刷の建材製造技術を用いて体組成計を組み込んだ、健康管理ができる床材です。床材であるため、測定するたびに機器の出し入れや設定をする必要がなく、日常生活の中で自然に体重・体脂肪率などの身体情報を継続して取得できます。その情報はスマートフォンなどの情報端末で閲覧することが可能で、生活者自身の健康管理に役立ちます。また、高意匠な色柄の床材で空間デザインを損ないません。
 なお本製品は、2018年12月12日(水)から14日(金)まで開催されるイベント「住宅・ビル・施設Week 2018」(会場:東京ビッグサイト)の凸版印刷ブース(東7ホール・小間番号:13-15)にて展示します。

「ステルスヘルスメーター」利用イメージ

背景

 近年、生活者の健康意識の高まりを受け、より健康な身体をつくる生活習慣の改善や日常的な健康管理への注目が高まっています。
 凸版印刷は、2016年に環境デザイン事業部を新設。従来展開している建装材のモノづくりにとどまらない、住空間やまちづくりなどにつながるトータルソリューションを展開しています。
 このたび、凸版印刷がこれまで培ってきた空間デザイン力に最新のIoT機器を組み合わせて、生活者がストレスなくより自然に身体情報を取得できる仕組みとして、本製品を開発しました。

「ステルスヘルスメーター」の特長

・住空間でのコミュニケーションを支援

床材と体組成計を一体化させた本製品は段差がなく、測定するたびに機器の出し入れや設定をする必要がありません。洗面所などの日常動線に設置することで、手洗いや歯磨き時など日常生活を送る中でさりげなく体重・体脂肪率などの身体情報を継続して取得することができます。

・空間に溶け込むデザインを実現

空間に溶け込む絵柄のため空間デザインを損ないません。絵柄は凸版印刷が開発した耐水性に優れた高意匠床材のラインアップから提供します。

「ステルスヘルスメーター」の価格

 約6万円~
(※460mm×460mmサイズの床材の提供価格、設置費用・システム構築費などは別途見積)

今後の目標

  凸版印刷は本製品を、不動産事業者や住宅メーカー、医療・介護業界などに向け販売を開始、IoT建材事業全体で、2025年までに約100億円の売上を目指します。
 また今後、日々の身体情報を蓄積・分析することで食生活や運動のアドバイスを提供するオリジナルアプリを開発するなど、生活者の健康の維持や改善をサポートするサービスを充実させ、「普段の生活の中で健康になれる住まいづくり」を目指します。

* 「ステルスヘルスメーター」は凸版印刷株式会社が商標登録出願中です。
* 本ニュースリリースに記載された会社名および商品・サービス名は各社の商標または登録商標です。
* 本ニュースリリースに記載された内容は発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。  

以  上

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