働きがいある労働環境整備やヘルスケア事業が評価され「健康経営銘柄2018」に初選定、「健康経営優良法人2018(ホワイト500)」にも2年連続選定

 凸版印刷株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:金子眞吾、以下 凸版印刷)は、経済産業省が東京証券取引所と共同で「健康経営(※)」に優れた企業を選定する「健康経営銘柄2018」に選定されました。凸版印刷が「健康経営銘柄」に選定されたのは、今回が初めてです。また、保険者と連携して優良な「健康経営」を実践している法人を認定する「健康経営優良法人2018(ホワイト500)」にも、昨年に引き続き選定されました。(※健康経営は、NPO法人健康経営研究会の登録商標です。)

 「健康経営銘柄」は、経済産業省が東京証券取引所と共同で、従業員などの健康管理を経営的な視点で考え、戦略的に取り組んでいる企業を原則1業種1社選定するものです。東京証券取引所に上場している企業の中から「健康経営」に優れた企業を選定し、長期的な視点で企業価値の向上を重視する投資家にとって、魅力ある企業として紹介することを通じて、企業がより「健康経営」の取り組みを促進することを目指しています。

 また、「健康経営優良法人」は、地域の健康課題に即した取り組みや日本健康会議が進める健康増進の取り組みをもとに、「健康経営優良法人認定制度」により特に優良な健康経営を実践している大企業や中小企業などが認定されます。「健康経営」に取り組む優良な法人を「見える化」することで、従業員や求職者、関係企業や金融機関などから「従業員の健康管理を経営的な視点で考え、戦略的に取り組んでいる法人」として社会的に評価を受けることができる環境を整備することを目指すものです。 

 凸版印刷は創業以来、「人間尊重」の基本理念に基づき、従業員の健康に関する様々な取り組みを、会社およびトッパングループ健康保険組合(本部:東京都台東区、理事長:大久保伸一、以下 健康保険組合)を中心に進め、2015年には金子社長名による「健康経営宣言」を発表しました。従業員の心身の健康を重要視し、一人ひとりの能力とチームワークを最大限に発揮できる働きがいある企業風土と明るく活気ある職場づくりを目指しています。

 今回、凸版印刷は各事業所の診療所や産業医、労働組合などと連携して働きがいのある労働環境整備を進めていることや、ヘルスケアソリューションの提供を通じて社会の人々の健康づくりにも貢献していることが評価され、「健康経営銘柄2018」に選定されました。

 凸版印刷は今後も、従業員が働きやすい労働環境の整備を進めるともに、従業員のみならず社会の人々の健康づくりに貢献するため、より一層「健康経営」を推進していきます。

「健康経営銘柄2018」ロゴ(左)、「健康経営優良法人2018」ロゴ(中央)、表彰式の様子(右)
「健康経営銘柄2018」ロゴ(左)、「健康経営優良法人2018」ロゴ(中央)、表彰式の様子(右)

凸版印刷の「健康経営」への取り組み

1)「やる気」「元気」「本気」を持って働けることが「健康」である
「健康経営宣言」では、従業員の心身の健康を重要視することを明示。積極的に挑戦する「やる気」、心身ともに健康で明るくいきいきと活力に満ちた「元気」、そして、真剣に取り組み、最後までやり遂げる「本気」という3つの「気」を持って仕事に取り組める状態を「健康」と位置づけ、従業員の安全と健康の確保を最優先の重要課題としています。

2)人事労政部門・経営企画部門・健康保険組合が共同で経営トップ直轄の専門組織を設置
経営トップを健康経営責任者とし、人事労政部門、経営企画部門、健康保険組合が共同で組織する「健康経営推進協議会」を設置。健康施策の実施にあたっては、各事業所の総務担当者、診療所、産業医、労働組合と連携し、様々な取り組みを行っています。

3)個別アプローチとともに、休暇制度などの勤務環境整備、職場の活性化を推進
・生活習慣病の重症化予防:糖尿病、高血圧症のハイリスク者に対して、健康保険組合と連携した受診勧奨に加えて産業医からのフォロー勧奨を行い、合併症や人工透析を予防しています。

・長時間労働対策:IT化などで業務効率化を進めるとともに、私的な記念日に取得できる「メモリアル休暇」を従来の2日から3日に拡大するなどして、休暇を取得しやすい職場環境を整備しています。

・メンタルヘルス対策:従業員へのeラーニングを実施。また、グループ会社の株式会社芸術造形研究所(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:大久保伸一)と共同で企画した、臨床美術を用いたワークショップ「アートサロン」を全国で実施し、メンタル面の活性化を図っています。

・職場の活性化:家族も含めて4,000名以上が参加する運動会を定期的に開催するほか、事業所別に多様なレクリエーションを行うなど、様々な形でコミュニケーションを促進し、一体感の醸成を行っています。

4)女性社員の婦人科検診無料化。家族健康診断の受診率向上へさらなる取り組みを拡大
各種施策の実施状況をもとに、次年度の健診項目の見直しや、施策・体制の改善を行っています。2017年度は女性社員の乳がん・子宮がん検診を無料化としました。また、定期健康診断後は健康保険組合と連携し、糖尿病のハイリスク者の受診勧奨や栄養指導を行うことにより、BMIや血液検査結果の改善傾向が見られました。今後、家族の健康診断の受診率向上(2017年度目標80%)のため、各拠点にて受診勧奨を積極的に実施しています。
 

「アートサロン」(左)と運動会「労使共催TOPPAN SPORTS FESTIVAL 2017」(右)
「アートサロン」(左)と運動会「労使共催TOPPAN SPORTS FESTIVAL 2017」(右)

 凸版印刷は今後も、各事業所の診療所や産業医、労働組合などと連携して働きがいのある労働環境整備を進めていきます。また、ヘルスケア事業では、女性社員の健康管理促進の一環として乳がん検診の受診率を高めるための受診勧奨や、「セルフケアプログラム」や「プレゼンティーズム診断」など、社内外での実証実験をもとに、エビデンスを有する様々なヘルスケアソリューション提供していきます。凸版印刷はこれらを通じて、より一層「健康経営」を推進していきます。 

* 本ニュースリリースに記載された会社名および商品・サービス名は各社の商標または登録商標です。
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