~庄内地域の食文化を最高品質の印刷技術で表現~

  • 株式会社フレーベル館
  • 凸版印刷株式会社

 株式会社フレーベル館(本社:東京都文京区、代表取締役:飯田聡彦、以下 フレーベル館)が企画・編集・出版し、凸版印刷がクリエイティブ監修した料理本『食べもの時鑑』(著者:奥田政行)が、料理本のアカデミー賞と言われる「グルマン世界料理本大賞2017」にて、「Best Culinary Heritage Book(食の遺産部門)」のグランプリを受賞しました。
 「グルマン世界料理本大賞」とは、世界中で出版される料理本のなかから、それぞれの部門ごとに「世界No.1グランプリ」の称号が与えられる、世界最大の料理本アワードです。2017年度は211ヶ国が参加、応募総数は約16,000点にのぼり、その授賞式は2017年5月27日・28日に中国・煙台市で開催されました。
 本書は、山形県鶴岡市のイタリアンレストラン「アルケッチァーノ」のオーナーシェフである奥田政行氏が、独自の料理理論や庄内地域の食文化を盛り込んだ集大成となる料理本です。
 長年にわたり密着撮影を行ってきた、写真家・長谷川潤氏の瑞々しく美しい写真の魅力を存分に魅せるため、凸版印刷の専属プリンティングディレクターが最高品質の印刷表現を実現。活き活きとした空気感が伝わる仕上がりとなりました。 

今回、グルマン世界料理本大賞を受賞した「食べもの時鑑」
今回、グルマン世界料理本大賞を受賞した「食べもの時鑑」
© Froebel-Kan Co., Ltd. / Toppan Printing Co., Ltd.
授賞式の様子
授賞式の様子
© Froebel-Kan Co., Ltd. / Toppan Printing Co., Ltd.

本書出版の背景

 本書の著者、奥田シェフの故郷である山形県鶴岡市は、食文化や在来作物と言われる鶴岡独自の農産物による地域活性化と国際観光誘致を推進しており、日本では唯一ユネスコの食文化創造都市に認定されています。
 凸版印刷は2014年より、山形県鶴岡市の協力のもと、トッパンの映像クリエイターが最新鋭の撮影機材を駆使したオリジナル高品質4K映像コンテンツを制作。奥田シェフや出羽三山などの郷土の誇りを、これまで約3年にわたり、現在も取材し続けております。
本書の制作に際し、「食育」をテーマにした書籍を数多く出版するフレーベル館と、高精細の映像や印刷表現を手がける凸版印刷が協働いたしました。
 

著者プロフィール

奥田政行(おくだ まさゆき)
山形県鶴岡市のイタリアンレストラン「アルケッチァーノ」オーナーシェフ。深い洞察による奥田理論と言われる独自の料理理論から、食と環境を中心とする生命科学思想を持ち、在来作物を使った地産地消を唱え、地域の活性化・地方創生に大きく貢献。山形県『食の都庄内』親善大使(継続中)、イタリアのスローフード協会国際本部主催の「テッラ・マードレ2006」で、世界の料理人1000人に選出。ダボス会議「Japan Night 2012」に於いて料理責任監修。天皇陛下、ローマ法皇、ダライ・ラマ14世など数多くのVIPのおもてなしも行った。農水省料理マスターズ シルバー賞(国内5名の現在最高位)、受賞。    

『食べもの時鑑』について

著者: 奥田政行
発行: 株式会社フレーベル館
発売日: 2016年9月26日
価格: 本体10,000円(税抜)
判型: 25cm×22cm
頁数: 240頁
ISBN: 978-4-577-04474-2

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