2016/05/18

英俊社と凸版印刷、中学・高校入試の過去問題データベースを活用した
プリント教材作成システム「KAWASEMI Lite」をバージョンアップ
~問題の難易度設定や、中高一貫適性検査に対応した問題を追加~
株式会社英俊社
凸版印刷株式会社
 株式会社英俊社(本社:大阪府大阪市、代表取締役:久保博彦、以下 英俊社)と凸版印刷株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:金子眞吾、以下 凸版印刷)は、英俊社の持つ入試問題データベースからプリント教材を簡単に作成・印刷できる、塾・学校などの教育機関向けシステム「KAWASEMI Lite(カワセミ・ライト)」を2015年6月より提供しています。
 このたび、この「KAWASEMI Lite」に、新たに問題の難易度設定や、中高一貫適性検査に対応した問題を追加。2016年6月よりサービスの提供を開始します。

 「KAWASEMI Lite」は、英俊社が従来、中学・高校入試過去問題集の出版により蓄積してきた中学・高校の入試過去問題を収録したプリント教材作成システムです。過去問題数は9万問以上、全国の公立高校入試問題はもちろん、英俊社が強みとする私立国立中学の入試問題を約170校、高校の入試問題を約240校分収録。目的やレベルに合わせたプリント教材の作成が可能です。
 今回、かねてより要望の高かった問題の難易度設定や、中高一貫適性検査に対応した問題を新たに収録。難易度を設定することにより、利用者の要望・レベルに合わせたプリント教材の作成が可能になりました。また今後、スマートフォンで音声再生が可能な英語のリスニング教材の提供も、2016年度中に開始する予定です。

 なお本システムは、2016年5月18日~20日に東京ビッグサイトで開催される「第7回 教育ITソリューションEXPO」の凸版印刷ブースに展示します。

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「KAWASEMI Lite」の画面イメージ
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使用する問題をドラック&ドロップしてレイアウトを作成(左)、問題用紙と解答・解説用紙の作成が可能(右)
© EISYUNSHA / Toppan Printing Co., Ltd.

■ 「KAWASEMI Lite」の特長
・英俊社が出版する過去問題集の単元などで分類された問題を選択するだけで、プリント教材を作成
・インターネット環境とプリンタがあれば、特別なソフトや初期費用は不要
・教科ごとに、出題年度の絞り込みや単元の絞り込みができるため、的確な問題選択が可能
・算数・数学や英語は小問単位での問題選択が可能
・プリントにはオリジナルロゴも印字


■ 価格
・基本プラン:システム使用料: 1,000円、問題使用料: 50円/問(従量課金制)
  ※ 1教室/月額。利用する問題数により、割安なパックプランも提供可能です。
  ※ 中学入試・高校入試ごとの契約で、国語を除く全科目の利用が可能です。
    (中学入試:算数・理科・社会、高校入試:数学・英語・理科・社会)


■ 今後の目標
 英俊社と凸版印刷は「KAWASEMI Lite」を拡販、2016年度に約1,000教室への導入を目指します。
 また今後、英語のリスニング教材の追加など機能の向上に向け、開発を推進していきます。


■ 英俊社について
 1974年の創業以来、関西圏を中心に、中学・高校入試の学校別過去問題集や公立高校過去問題集を発行。このシリーズは「赤本」の愛称で親しまれています。
 プリント教材作成システム「KAWASEMI Lite」の他にも、塾独自のオリジナル教材作成を支援するオリジナル教材作成支援システム「KAWASEMI」を、「KAWASEMI Lite」と同じく凸版印刷と共同で開発、サービス提供を行っています。

■ 凸版印刷について
 凸版印刷は1900 年の創業以来、原点である「印刷術」を「印刷技術」に進化させていくと同時に、事業分野の拡大に努めてきました。ここに「マーケティング力」「IT 力」「クリエイティブ力」、さらにさまざまな加工技術が融合・進化した姿を、凸版印刷では「印刷テクノロジー」と呼んでいます。この事業基盤のもと、現在では「情報コミュニケーション」、「生活・産業」、「エレクトロニクス」の3 分野で事業を展開しています。
 教育ICT分野では、やる気の扉を開ける学習応援システム「やるKey」を中心に、これからの日本を支える子どもたちとそれを担う先生方をサポートするコンテンツを開発・提供しています。



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以上

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