2016/04/06

トッパンホールが「第47回(2015年度)サントリー音楽賞」受賞
~歴史ある洋楽振興の表彰制度で、コンサートホールとして初受賞~
凸版印刷株式会社
株式会社トッパンホール
 凸版印刷株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:金子眞吾、以下 凸版印刷)の文化施設であるトッパンホールが、「第47回(2015年度)サントリー音楽賞」(主催:公益財団法人サントリー芸術財団)を受賞しました。

 トッパンホールは、凸版印刷の100周年事業の一環として、社会文化貢献活動を担う目的で設立されたクラシック音楽専門ホールです。凸版印刷の子会社である株式会社トッパンホール(所在地:東京都文京区、代表取締役社長:降矢祥博)が運営・管理にあたっています。開館以来、年間30本を越える主催事業を積極的に展開し、海外演奏家との長期プロジェクト、国内外を問わない若手演奏家の発掘・育成、ジャンルの再興、新たな視点を入れた聴衆開拓や地域貢献など、独創性の高い企画と丁寧な運営で、実績を積んできました。

 

 サントリー音楽賞は、日本における洋楽の振興を目的として、日本の洋楽の発展にもっとも顕著な業績をあげた個人または団体に贈られるものです。このたび、トッパンホールの開館15周年にあたる2015年度の主催事業が特に評価され、「第47回(2015年度)サントリー音楽賞」を受賞しました。
なおサントリー音楽賞において、コンサートホールとしての受賞は初めてとなります。

 

 トッパンホールは、このたびの受賞を励みに、今後も音楽を通した社会文化振興に尽力していきます。さらに凸版印刷のメセナ活動の一環として、継続性を重視し、広い視野からの実績を磨いていくことを目指します。

07.画像1
トッパンホール内観

■ 今回の受賞に関する詳細
http://www.suntory.co.jp/news/article/sfa0009.html
 

■ サントリー音楽賞について
http://www.suntory.co.jp/news/article/sfa0009-2.html

 

■ トッパンホールについて
 2015年秋に15周年を迎えた、凸版印刷所有のクラシック音楽専門ホール。「感性」を育み「感動」を呼び起こす場として、また「こころ」を重んじ「安らぎ」をご提供したとの願いをこめて設立された。音楽ホール運営にクラシックを選んだ理由のひとつには、西洋という一地域で生まれた音楽文化が世界的に普及・発展した背景に、楽譜の存在と印刷技術が大きく関わっていることがある。
「浮き構造」の採用により、都心に位置しながら外部の騒音や振動とは無縁。世界的にも稀有な“響きすぎない”クリアな音響を特徴とし、檜(舞台)、樺桜(壁)、花梨(床)をふんだんに使ってあたたかみを演出、室内楽に最適な親密感の高い空間を有する。席数408。
年間30数本を数える主催事業では、徹底して質の高さにこだわって室内楽の豊かさと可能性を追究。本場欧米の第一線に伍すると、国内外の多くのアーティスト、聴衆から評価される独創性ある企画には、海外の音楽関係者からも多くの信頼が寄せられている。開館初期から、ハーゲン・クァルテット、ライナー・クスマウル(ヴァイオリン)、ジュリアーノ・カルミニョーラ(ヴァイオリン)、アンドレアス・シュタイアー(フォルテピアノ)、ティル・フェルナー(ピアノ)等、欧米の最前線で活躍するアーティストとオリジナル・プロジェクトを展開するほか、海外の有望な若手の日本初リサイタル、邦人若手の発掘・育成にも積極的、継続的に取り組み着実な成果を挙げる。ほかにも、マスタークラスやイベント等を通じたクラシックファン層の拡大、地域貢献などその取り組みは広く、独創性に富む運営はトッパンのメセナ活動としても注目を集め続けている。

 

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* 本ニュースリリースに記載された内容は発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。

以上

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