2015/10/15

凸版印刷、タブレット端末のTV電話機能を活用した
リアルタイム通訳サービスの提供を開始
~店頭やイベントなどで利用可能なリアルタイム通訳サービス「Face touch me !」を活用、
英語・中国語・韓国語のほか、日本語手話サービスにも対応~
  凸版印刷株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:金子眞吾、以下 凸版印刷)は、タブレット端末のTV電話機能を活用したリアルタイム通訳サービスを2015年10月中旬より本格的に開始します。本サービスは、iPhone / iPad / iPad miniに搭載されたTV電話機能を用い、日本語を英語・中国語・韓国語へリアルタイムに通訳するサービスです。専用のアプリで言語を選択すると、すぐにネイティブな通訳スタッフとのTV電話画面が起動。リアルタイムな通訳サービスの提供を実現するものです。
 凸版印刷は本サービスの開始にあたり、株式会社プログレスト(本社:大阪府大阪市、代表取締役社長:村井広宣、以下 プログレスト)と業務提携し、プログレストが開発したリアルタイム通訳サービス「Face touch me !(フェイス・タッチ・ミー)」の代理店契約を締結しました。
なお本サービスは本格販売に先立ち、新関西国際空港株式会社(本社:大阪府泉佐野市、代表取締役兼CEO:安藤圭一)が運営する関西国際空港の国際線ロビーや、株式会社関西エアポートエージェンシー(本社:大阪府泉佐野市、代表取締役社長:安部川信)が運営する関西国際空港内免税店において、訪日外国人客への対応サービス向上ツールとして採用されています。

 なお本サービスは、2015年10月15日(木)から16日(金)に開催される「FIT2015 金融国際情報技術展」(会場:東京国際フォーラム、主催:日本金融通信社)の凸版印刷ブースにて展示します。
07.画像1
「Face touch me !」の利用イメージ。
アイコンをタップ(左)し、翻訳して欲しい言語を選択(中)すると、オペレーターにつながり通訳を開始できる(右)
© Toppan Printing Co., Ltd.
■ 背景
 昨今、訪日外国人観光客が急激に増加しており、2014年には前年比約3割増の1300万人を突破し、2年連続で過去最高を更新するなど、その受け入れ態勢の整備が喫緊の課題になっています。
 凸版印刷では、便利で豊かな日本の旅を体験してもらうため、出発前から帰国後までのさまざまなシーンで訪日外国人の利便性を向上させるサービスを展開しています。本契約の締結により、流通や商業・観光施設、金融、公共機関などに対し、多言語化に即時対応できるソリューションとして「Face touch me !」を用いた店頭コミュニケーションサービスを拡販。インバウンド関連事業を強化していきます。


■ 「Face touch me !」の特長
・24時間365日、英語・中国語・韓国語のネイティブスタッフが即時対応
・TV映像を通じて通訳するため、現場の状況把握が容易な上、複数人との同時会話も可能
・通訳を通して商品の詳細説明が可能となり、売上アップにも貢献
・日本語手話サービスにも対応、筆談よりも正確でスムーズなコミュニケーションが可能
・定額制のため、利用頻度を気にすることなく安心して利用可能


■ 価格
年間プラン: 月額利用料2万9,000円 (※初期費用別途)
短期プラン: 10日間 1万5,000円~
(※タブレットなどの端末、インターネット接続環境は別途)


■ 今後の目標
 凸版印刷は今後、本製品を流通や商業・観光施設、金融、公共機関などに向けて拡販、2016年に関連受注を含め約1億円の売上を目指します。



* 本ニュースリリースに記載された会社名および商品・サービス名は各社の商標または登録商標です。
* 本ニュースリリースに記載された内容は発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。

以上

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