2015/10/01

凸版印刷、国際広告賞「クリオヘルスケア(CLIO Healthcare)」の
デザイン部門で銅賞を受賞
凸版印刷株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:金子眞吾)が企画した脳神経疾患の理解促進のためのツール「Connect-Pen & Notebook」(ツナゲルペンとツナゲルノート)が、世界で最も権威のある国際広告賞の「クリオ賞(CLIO Awards)」からヘルスケア専門のアワードとして開設された「クリオヘルスケア(CLIO Healthcare)」で、銅賞(ブロンズ)を受賞しました。
■受賞作品について
 「Connect-Pen & Notebook」(ツナゲルペンとツナゲルノート)は、そううつ病、てんかん、統合失調症、パーキンソン病などの脳神経疾患の啓発を目的として制作されたものです。これらの病気は、脳の神経がうまくつながらず、伝達の不調を起こしていることが一因と考えられていることから、脳の伝達不調を印象的に訴求するために、脳を電子回路に置き換えて表現しました。
 「Connect-Pen & Notebook」(ツナゲルペンとツナゲルノート)は、銀ナノインクという導電性のあるインクを材料に使用しています。ノートには疾患の説明と、その説明に連動した未接続の電気回路が印刷されています。使用者は銀ナノインクを充填したペンで未接続部分の配線を描いてノートの回路を完成させながら、疾患、脳の伝達不調に対する理解を深めていきます。
 テクノロジーとクリエイティブの融合が注目されている中で、機能性インクという印刷テクノロジーと、啓発メッセージ、デザインというクリエイティブを掛け合わせた作品として企画しました。
 本作品は、大塚製薬株式会社が実施している脳神経疾患啓発活動の一環として、一般の方を対象に疾患への理解を深めてもらう目的で、新たに企画、制作されたものです。

 ・受賞作品名 : 「Connect-Pen & Notebook」 (ツナゲルペンとツナゲルノート)
 ・広告主 : 大塚製薬株式会社
 ・企画、コピー、デザイン : 凸版印刷株式会社 トッパンアイデアセンター
 ・制作 : 凸版印刷株式会社
 ・寸法 縦245mm×横130mm×高20mm
 ・バッテリー方式 コイン型リチウム電池


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■クリオヘルスケアについて
 クリオ賞は1959年に設立され、カンヌライオンズ、ワンショー(OneShow)と並ぶ3大広告賞のひとつ。広告を総合的な視点から審査するその姿勢から、広告界のピューリッツァー賞とも呼ばれている。毎年10,000点を超える応募の中から受賞作品が決定される。クリオ賞には、ヘルスケア、ミュージックなど5つの専門アワードがあり、「クリオヘルスケア(CLIO Healthcare)」は2009年に新設された。今年の授賞式は9月30日、アメリカ自然史博物館(American Museum of Natural History)にて行われた。
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