■「健康さっぽろ２１（第二次）」について

　札幌市は、2014年４月より「市民が地域とのつながりの中で、すこやかに心豊かに生活できる社会の実現」を目指し、10年間を展望した、札幌市健康づくり基本計画「健康さっぽろ２１（第二次）」をスタートさせました。 

　この計画では、健康上の問題で日常生活が制限なく生活できる期間であります「健康寿命の延伸」を目標として掲げています。 

 

　「健康さっぽろ21（第二次）」では、企業や団体などと連携し、社会全体が相互に支えあいながら、市民の健康づくりを支える環境づくりに取り組むことを重要な推進方針の一つとして位置づけており、このたび、コープさっぽろ・凸版印刷を含め、現在13の企業・団体等と連携・協定の締結を行い、検診の普及啓発や健康づくりのセミナーの開催など、市民の健康づくりを支える取り組みを進めています。 

１）コープさっぽろ ～ドラッグストアカウンターにて「健康ステーション」をスタート 

　コープさっぽろは、札幌市内14店舗（道内７４店舗）のドラッグストアカウンターに「健康ステーション」を設置し、札幌市からの健康情報発場所として健康情報パンフレット等の設置を行うとともに、来店客が日々の健康管理の一環として自ら血圧測定ができるよう、自動血圧測定器を配備しました。さらに希望者には血圧手帳を配布し日々の健康管理に役立ててもらいます。 

　日々来店する全道１４０万世帯の組合員との接点である「店頭カウンター」で健康情報を発信することで、札幌市単体での健康情報発信とは別の接点を作り、市民の健康寿命の延伸に貢献していきます。 

２）凸版印刷 ～電子チラシサービス「Shufoo!」を活用して健康情報発信～  

　凸版印刷は、自社が運営する電子チラシサービス「Shufoo!（シュフー）※１」を活用して、札幌市からの健康情報発信を行います。「Shufoo!」は流通小売業を中心に地域に根ざした電子チラシを配信し、30代～40代の主婦層を中心に道内で月間31万人のユーザが利用しています。 

　今回、凸版印刷は、コープさっぽろへの働きかけを行い、通常掲載している電子チラシ内に札幌市からの健康情報を掲載する合意を得ました。 

　コープさっぽろの電子チラシ内に、健康情報を掲載、生活者が日々の買い物情報を取得するタイミングで健康情報を届けることで、札幌市単体の発信とは別の接点を作り、情報接触者の拡大を実現します。

　凸版印刷は、コープさっぽろ、札幌市との連携を強化し、「健康さっぽろ２１（第二次）」を応援する取り組みを積極的に進めます。今後も凸版印刷は、ヘルスケア関連分野での新事業の創出を進め、市民の健康増進に貢献していきます。