2015/03/12

凸版印刷のキャッシュカード店頭即時発行サービスが、みなと銀行で採用
~即時発行機の導入台数が累計で1000台を突破~
 凸版印刷株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:金子眞吾、以下 凸版印刷)は、金融機関が店頭でICキャッシュカードを発行し、顧客にその場で渡すことができるキャッシュカード店頭即時発行サービス「TOPPAN ACIS-BS」 を販売しています。
 このたび「TOPPAN ACIS-BS」が、株式会社みなと銀行(本社:兵庫県神戸市、頭取:尾野俊二、以下 みなと銀行)の「キャッシュカードの店頭即時発行サービス」に採用され、2015年3月11日より、みなと銀行の全店舗で取り扱いが開始されます。
 なお今回、みなと銀行での採用を含め、凸版印刷の即時発行機の導入台数は1000台を超え、国内で最大規模となります。
■背景
 従来、みなと銀行では、店頭で新規および、喪失や破損などに伴うキャッシュカードの再発行手続きを行った場合、郵送でのお渡しを原則としていたことから、お客さまのお手許にキャッシュカードが到着するまでに、1週間程度の時間がかかっていました。
 そのため、みなと銀行では、お客さまの利便性向上を目指し、店頭でキャッシュカードを即時発行できる凸版印刷の「TOPPAN ACIS-BS」を採用し、「キャッシュカードの店頭即時発行」サービスを開始します。これにより、条件を満たすお客様には新規および再発行のお申込みと同時に、店舗でキャッシュカードをお渡しすることが可能となります。

■キャッシュカード店頭即時発行サービス「TOPPAN ACIS-BS」 の特長
1)金融機関のニーズにマッチした高機能カード発行機「CP600MH」
・銀行の要望に対応した3タイプの機種を取り揃えています。
・12券種のカード装填を標準仕様とし、バリエーションが多いカード発行に対応しています。
・床設置面積を従来品の1/3にカット(本体部サイズ幅216mm×奥行き630mm)しているため、店舗担当者の動線を妨げず、効率的なオペレーションが可能となります。

2)カード発行情報の生成をはじめとした各種ASPサービス
・金融機関のホストから送られるキャッシュカードの発行情報を元に、トッパングループ・データセンター(※1)でカード発行情報を生成し、ASPサービスとして提供します。従来、ICキャッシュカードがお客さまに届くまで相応の郵送期間がかかっていましたが、このサービスを利用することで、店舗担当者が発行指示後、店頭で即時にカードを発行できます。
・専用の操作PC から、カード在庫照会や、日次発行状況照会など効率良く業務を行えるアプリケーションも標準機能で提供します。
・ASPサービスのため、金融機関が自社でシステムを構築する運用に比較し、安価な初期投資と短い開発期間でサービスを開始することができ、金融機関にとって大きなメリットがあります。

3)直感的で使いやすいユーザインタフェース
・専用の操作PCによる発行指示は、店舗担当者にとって操作性が分かりやすく、使いやすいユーザインタフェースで提供します。

4)安心の受託・保守体制
「TOPPAN ACIS-BS」では、システム・ファシリティを常に二重化し、万一の障害時も業務継続が可能なシステム構成としています。

 

■今後の展開
凸版印刷は、ICキャッシュカード店頭即時発行サービス「TOPPAN ACIS-BS」の導入サポート、発行機/ASP サービス、保守サービスなどの機能を拡充し、全国の金融機関に広く販売。2017年度には、10億円の売上を目指します。

 

(※1)
トッパングループ・データセンターとは、都市型データセンターとして堅牢な建屋と設備を有する最新鋭のデータセンターです。各工場と高速ネットワーク接続を行い、データ処理をはじめBPOサービスまでをサポートしています。

 

* 本ニュースリリースに記載している会社名および商品・サービス名は各社の商標または登録商標です。
* 本ニュースリリースに記載された内容は発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。

以上

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