「GRAPHIC TRIAL」とは、印刷から生まれる新しいデザイン表現の魅力をポスター作品として発表するものです。2006年から印刷博物館（所在地：東京都文京区、館長：樺山紘一）のP&Pギャラリーで展示公開し、デザイナーや社会人のみならず、デザイン関係の学生からも好評を得てきました。このたび、公益社団法人日本グラフィックデザイナー協会（JAGDA）大阪地区の協力のもと、「GRAPHIC TRIAL」では初となる大阪での展示公開を実現することになりました。
　今回は、浅葉克己氏、水野学氏、長嶋りかこ氏、南雲暁彦の4名のクリエーターが、凸版印刷のプリンティングディレクターと協力し、『響（ひびき）』をテーマに、見る人すべての心に響くような、印刷物として強い存在感のあるグラフィック表現を目指しました。
　展示では、クリエーターが独創的なアイデアと印刷技術を組み合わせて完成させたポスターと、途中過程で制作した数々のトライアルを公開します。具体的には、これらのポスター作品がどうやってできあがったのか、制作過程の印刷物を手に取って体験できます。また、大型のテーブル型デジタルサイネージを用いた映像コンテンツにて印刷のしくみやその不思議についても紹介。大人から子供まで、印刷を楽しく学べる企画となっています。

　　　　　　
＜左から＞浅葉克己氏（浅葉克己デザイン室）、水野学氏（good design company）、長嶋りかこ氏（village®）、南雲暁彦（凸版印刷）

　関連イベントとして、JAGDAとのコラボレーションによって実現したスペシャルトークを1月19日（月）に開催します。ゲストには浅葉克己氏と長嶋りかこ氏、ナビゲーターには高橋善丸氏（グラフィックデザイナー／大阪芸術大学デザイン学科長 教授）と清水柾行氏（アートディレクター／aozora）を迎え、東西を代表するクリエーターが2時間にわたって、印刷やデザインの話から具体的な仕事の話まで幅広いトークを繰り広げます。またトークの後には、デザインに関わる多くの方々の情報交換や親睦を深める場となるような、講演者を囲んでの交流会も実施します。


■ 開催概要

　　【公式Facebook】グラフィック・アーツ・センター（凸版印刷）
　　【公式twitter】@GraphicTrial


■ 関連イベント
(1) スペシャルトーク「GRAPHIC TRIAL × JAGDA DESIGN CAFE OSAKA」

 　　　　　
＜左から＞高橋善丸氏（大阪芸術大学デザイン学科長）、清水柾行氏（aozora）

日時： 2015年1月19日（月）　19時～21時
会場： グランフロント大阪 北館4階　ナレッジシアター
料金： 無料
定員： 350人（事前申込制・先着順）
主催： 凸版印刷株式会社
副催： 公益社団法人日本グラフィックデザイナー協会 大阪地区
協力： クリエイティブネットワークセンター大阪 メビック扇町／平和紙業株式会社／
　　　　 ナレッジキャピタル
申込： http://biz.toppan.co.jp/gainfo/graphictrial/2014/event.html#info11

(2) 「GRAPHIC TRIAL × JAGDA DESIGN CAFE OSAKA」交流会

日時： 2015年1月19日（月）　21時30分～23時
会場： グランフロント大阪 北館1階　カフェラボ
料金： 3,000円（当日支払）
定員： 100人（事前申込制・先着順）
申込： http://biz.toppan.co.jp/gainfo/graphictrial/2014/event.html#info12
※交流会の参加者にはスペシャルプレゼントをご用意しています。

＊ 本ニュースリリースに記載された内容は発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。