2014/06/18

凸版印刷、空気の力で自立する液体製品用スタンディングパウチ
「エアホールドパウチ®」で、小容量サイズをラインアップに追加
~酒造メーカー3社で採用、お酒の新しい飲み方の提案に貢献~
 凸版印刷株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:金子眞吾、以下 凸版印刷)は、空気の力で自立する液体製品用スタンディングパウチ「エアホールドパウチ」を販売しています。今回、このエアホールドパウチのラインアップに300ml以下の小容量サイズを追加。2014年6月下旬より本格的な販売を開始します。これに先駆け、大関株式会社(本社:兵庫県西宮市、代表取締役社長:西川定良、以下 大関)が2014年3月に発売した新商品「凍らせ冷酒」、「凍らせ梅酒」と、株式会社東亜酒造(本社:埼玉県羽生市、代表取締役社長:髙尾裕、以下 東亜酒造)が2014年3月に発売した新商品「冷やしておいしい原酒」、黄桜株式会社(本社:京都府京都市、代表取締役社長:松本真治、以下 黄桜)が2014年6月17日に発売した新商品「お酒のシャーベット シャリッと 純米吟醸」、「お酒のシャーベット シャリッと いちご」、「お酒のシャーベット シャリッと マンゴー」の容器として採用されました。

 「エアホールドパウチ」は、パウチのサイド部分に、空気を縦方向に封入することで自立性を向上。見た目に美しいだけでなく、持ちやすさ・注ぎやすさを実現した、液体製品用スタンディングパウチです。さらに、空気を封入した部分から簡単に開封して空気を抜くことができるため、小さく折りたたんで廃棄できます。このたび、従来の900ml、500mlサイズに加え、新たに300ml、200ml、180ml の小容量サイズをラインアップに追加。より幅広い用途での使用が可能になりました。

 大関、黄桜で発売された新商品は、家庭の冷凍庫で凍らせるだけで簡単にシャーベット状になるお酒です。注いですぐは、スプーンですくってデザート感覚で食べたり、溶けたあとはシャーベット状を飲んだりと、1品でいろいろな飲み方を楽しめます。
 また東亜酒造で発売された新商品は、原酒ならではのしっかりした飲みごたえと、やや甘口でまろやかな旨味が特長です。生活者のライフスタイルに柔軟に対応、小容量で口栓付きのエアホールドパウチが採用されました。
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エアホールドパウチが採用された、(左から)大関「凍らせ冷酒」「凍らせ梅酒」、東亜酒造「冷やしておいしい原酒」、
黄桜「お酒のシャーベット シャリッと いちご」「お酒のシャーベット シャリッと 純米吟醸」「お酒のシャーベット シャリッと マンゴー」
■ 開発の背景
 近年の企業におけるCO2排出削減や持続可能な社会形成への要求など、環境負荷低減への取り組みは日々進歩しています。
 従来、スタンディングパウチはその環境適性から、液体製品の詰め替え需要として多く採用されています。しかし液体は重量があるため、開封後にパウチ上部が前後に倒れてしまい、気軽に持ち運んだり、注いだりするのが難しいといった課題がありました。
 この課題を解決するため、凸版印刷はスタンディングパウチのサイド部分に、縦方向に空気を封入することでスタンディングパウチに空気の柱を形成。空気を封入した部分がパウチを支え、折り曲がることなく自立形状を保てる「エアホールドパウチ」を開発、販売してきました。
このたび、個食化や食生活の多様化に対応するため、従来の900ml、500mlサイズに加え、小容量サイズをラインアップに追加しました。


■ 「エアホールドパウチ」の特長
・「空気の柱」でスッキリ自立
スタンディングパウチのサイド部分に縦方向に空気を注入することで自立性を向上。
店頭での美粧性はもちろん、内容物が減っても自立性を維持できます。
・しっかり持てて注ぎやすい
「空気の柱」があることにより握りやすさが向上。強く持っても内容物が吹き出す心配がありません。
・環境にやさしい廃棄性
空気を注入した部分から開封することで簡単に空気を抜くことができるため、一般的なスタンディングパウチと同様に小さく折りたたんで廃棄できます。これにより、環境負荷の低減に貢献できます。
・軽くて便利
プラボトルや紙パックに比べて軽量なため、持ち運びも容易です。


■ 価格
 従来のスタンディングパウチと同程度の価格を実現しました。


■ 今後の目標
 凸版印刷は、「エアホールドパウチ」を清酒業界はもちろん、その他飲料や調味料、トイレタリー、理美容業界など液体製品を取り扱う業界に向けて拡販。関連受注も含め、2016年度に10億円の売上を目指します。

※ 「エアホールドパウチ」は、凸版印刷の登録商標です。
* 本ニュースリリースに記載された会社名および商品・サービス名は各社の商標または登録商標です。
* 本ニュースリリースに記載された内容は発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。

以上

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