2014/06/30

BookLiveとCCC、日本最大の総合書籍プラットフォームの創出を目指し、
戦略的パートナーシップに基本合意
~リアルとネットをつなぐ共通インフラとして「Tポイント」および電子書籍ソリューションを活用~
株式会社BookLive
カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社
凸版印刷株式会社
三井物産株式会社
 株式会社BookLive(本社:東京都台東区、代表取締役社長:淡野 正、以下「BookLive」)と、カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長兼CEO:増田宗昭、以下「CCC」)は、今後の電子書籍市場拡大を背景に、紙本と電子書籍を融合した新たな総合書籍プラットフォームの創出を目指し、このたび、戦略的パートナーシップに関する業務提携に合意しました。また、BookLiveの株主である凸版印刷株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:金子眞吾、以下「凸版印刷」)および三井物産株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:飯島彰己、以下「三井物産」)は、本提携により創出される新たな総合書籍プラットフォームを業界標準とすべく、引き続きBookLiveの成長を支援していきます。

 BookLiveは、国内電子書籍市場の黎明期である2011年に、トッパングループの電子書籍サービスを担う企業として設立されました。2012年3月には三井物産などとの資本提携も実行し、現在約29万冊の書籍を扱う国内最大級の総合電子書籍ストアとなっています。業界標準となっている電子書籍を複数端末で利用できる『マルチプラットフォーム』を他社に先駆けて実現する等、「いつでも、どこでも、だれにでも」使いやすい電子書籍プラットフォームを提供しています。

 

 CCCは、1994年より書店事業のフランチャイズ(FC)展開を開始し、書店とカフェが一体となった「BOOK&CAFE」や、コミックレンタル、中古書店「ecobooks」のFC展開、書籍売場をメインとした超大型TSUTAYAの出店などを手掛けてきました。また、新たな読書スタイルを提供するライフスタイル書店「蔦屋書店」を2011年より出店し、昨年からは公立図書館の企画・運営にも取り組んでいます。現在、CCCは国内最大の書店チェーンへと成長し、2013年度の書籍・雑誌販売額は過去最高の1,157億円、書店を含む国内外の「TSUTAYA」店舗数は1,448店舗、T会員数は4,878万人へと拡大し、幅広い世代のお客様に新しいライフスタイルを提案しています。

 

 本提携により、BookLiveとCCCは、リアルとネットをつなぐ共通インフラとして「Tポイント」と電子書籍ソリューションを活用し、国内最大級の電子書籍サービス「BookLive!」と国内最大の書店チェーン「TSUTAYA」を相互にサービスを連携させることで、日本最大の総合書籍プラットフォームを創出し、紙や電子といった形式にとらわれない「新たな読書体験」をお客様に提供予定です。具体的には、「TSUTAYA」で本を購入後、「BookLive!」を通じてすぐに無料で電子書籍版が提供される、あるいは「TSUTAYA」で本を注文後、本が届くまでの間は「BookLive!」で電子書籍版をすぐに読むことができる等、今までにない新しいサービスを企画・開発し、既存の電子書籍ユーザーの利便性向上はもちろん、電子書籍を利用したことが無いお客様に対しても、リアルとネットを融合させた新たなサービスを提供します。

 

 今後は、電子書籍サービス「BookLive!」および共通ポイントサービス「Tポイント」をベースとしたプラットフォームを他の書店や電子書籍ストアにも解放することで、出版者様はじめ書籍に関わる多くの企業も一緒になって、書籍業界全体の活性化と発展に貢献できる、もっとも顧客価値の高いオープンなインフラを目指します。また、中長期的な協業関係を視野に、両社は様々なサービスを企画・実施するとともに資本提携や人材交流等についても検討していきます。

■今回の業務提携では、年内を目処に順次、以下をはじめとする様々なサービスを提供します。

Tポイント                

BookLive!」で電子書籍を購入すると、Tポイントが貯まる

AirBook

TSUTAYA」で本を買う際に、Tカードを提示すると、購入後すぐに「BookLive!」で無料もしくは値引き価格の電子書籍版を提供

FastRead

TSUTAYA」で本を注文すると、本が届くまでの間、電子書籍版を無料で提供

BookLive! SPOT

BOOKCAFEスタイルの「TSUTAYA」に限定Wifiスポットを設置し、コーヒーを飲みながら、本や「BookLive!」の電子書籍を楽しむことができる

TSUTAYA360

TSUTAYA」でDVDCDGAME、キャラクターグッズ等をレンタル・購入すると、作品やコンテンツに関連の電子書籍が無料もしくは値引き価格で購入できる

TSUTAYA店頭での電子書籍購入

TSUTAYA」店頭の検索機で電子書籍を検索、レジで購入できる

共通本棚

BookLive!」および「TSUTAYA」で購入された書籍を格納する共通本棚を構築。紙本、電子書籍を一元的に管理できる

 

 ※2014年7月2日より、東京ビッグサイトにて開催される「第21回 東京国際ブックフェア」の凸版印刷ブース内「BookLive! コーナー」において、上記の施策の一部を展示する予定です。

 

【株式会社BookLiveについて】
BookLiveは、「新しい価値を創造することで、楽しいをかたちにする」を企業理念とし、設立されました。読者の利便性を最優先に、「いつでも、どこでも、だれにでも、簡単に本が読める環境」の実現を目指し、事業を展開しています。また、設立以来、業界を牽引する様々な企業と連携し、新たなビジネスモデルを創出するなど、電子書籍の新たな可能性の探求を続けています。
●コーポレートサイト  http://www.booklive.co.jp/

 

【カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社について】
「カルチュア・インフラを、つくっていくカンパニー。」をブランド・ステートメントとして掲げ、書店事業を中心としたエンタテインメント事業、Tポイントを中心としたデータベース・マーケティング事業のほか数々のネットサービスや新たなプラットフォームサービスを企画し、それらのプラットフォームを通じて新しいライフスタイルの提案を行っています。
●コーポレートサイト  http://www.ccc.co.jp/

 

【凸版印刷株式会社について】
1900年創立の総合印刷会社。セキュア、マーケティング、コンテンツ、パッケージ、建装材、高機能エネルギー関連、ディスプレイ関連、半導体関連の8つの部門で事業を展開。培った「印刷テクノロジー」を駆使し、お客さまや社会の課題解決につながるトータルソリューションの提供を行っていきます。
●コーポレートサイト http://www.toppan.co.jp/

 

【三井物産株式会社について】
鉄鋼製品、金属資源、プロジェクト、機械・輸送システム、化学品、エネルギー、食糧、食品事業、コンシューマーサービス、次世代・機能推進の各分野において、全世界に広がる営業拠点とネットワーク、情報力などを活かし、多種多様な商品販売とそれを支えるロジスティクス、ファイナンス、さらには国際的なプロジェクト案件の構築など、各種事業を多角的に展開しています。
●コーポレートサイト  http://www.mitsui.com/jp/ja/

 

以上

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