2014/02/17

凸版印刷、電子レンジ用発熱シート「サセプター」が
クレハの「チンするレシピ クッキーマジック」で採用
~電子レンジの予熱不要、短時間で簡単にクッキー作り~

 凸版印刷株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:金子眞吾、以下 凸版印刷)が開発した電子レンジ用発熱シート「サセプター」が、 株式会社クレハ(本社:東京都中央区、代表取締役社長:小林豊)の家庭用品総合ブランド「キチントさん」の商品として、2014年3月24日に発売を開始する電子レンジで簡単にクッキーができる「チンするレシピ クッキーマジック」に採用されました。

 

 「サセプター」は、凸版印刷が開発した、電子レンジ用発熱シートです。シートに食材をのせて電子レンジ調理することで、火を使用せずに短時間で食材に熱を通し、こんがりとした焼き色やクリスピー感をつけられる特長があります。具体的には、アルミニウムの薄膜をPETフィルムに蒸着することにより、電子レンジ加熱でマイクロ波を吸収し、約200℃で食材の表面を加熱することができます。
 今回、この「サセプター」の新グレードとして2012年9月に開発した、加熱調理後の食材がシートからはがしやすくなったタイプが採用されました。

 

 「チンするレシピ クッキーマジック」は、「サセプター」を使用した専用トレーに生地をのせて、電子レンジで3分加熱するだけで、美味しいクッキーが焼きあがる製品です。予熱の待ち時間や焼き上げるまでの所要時間が長いこと、後片付けが面倒なことなど、手作りでお菓子を作る際に感じられていた不満を、「サセプター」を採用することにより軽減しました。

 

 凸版印刷では、今後も生活者のニーズに合った製品の開発を進め、便利で快適な社会の実現に貢献していきます。


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クレハ「チンするレシピ クッキーマジック」
© KUREHA CORPORATION

■ 電子レンジ用発熱シート「サセプター」について

 「サセプター」は、凸版印刷が開発した、アルミニウムの薄膜をPETフィルムに蒸着し、薄紙と貼り合せたシートで、電子レンジで加熱するとマイクロ波を吸収し、誘導加熱の原理によって表面を約200℃で加熱することができます。このシートに食材をのせて電子レンジ調理することで、火を使用せずに短時間で食材に熱を通し、こんがりとした焼き色やクリスピー感をつけられる特長があります。

 今回採用された2012年9月に開発した新グレードタイプは、薄紙の代わりにはく離性の高い特殊紙を貼り合わせることにより、加熱調理後の食材とシートとのはがしやすさを向上しました。これにより、従来のサセプターでは付着してはがしにくかったご飯類やパンケーキなども容易にはがせるようになりました。

 今回、新グレードのはく離性が評価され、「チンするレシピ クッキーマジック」に採用されました。

 

■ 採用商品について
商品名  : 「チンするレシピ クッキーマジック」
発売日 : 2014年3月24日(月)
希望小売価格 : 350円 (税抜)
販売地域および販売チャネル : 全国のスーパー、ドラックストア、ホームセンター等

商品特長 : 
1) 予熱の必要がありません

 オーブンを使用してクッキーを作る場合、予めオーブン内を5分~10分程度温めておく必要がありますが、「チンするレシピ クッキーマジック」は予熱の必要がなく、レンジで3分加熱するだけでおいしいクッキーが焼きあがります。

 アルミ蒸着のPETフィルムをシリコーン樹脂で表面加工した「発熱シート」は電子レンジで使用すると、約200℃の加熱状態になります。短時間で食材に熱を通し、こんがりとした焼き色をつけることができます。「チンするレシピクッキーマジック」はこの発熱シートを使用するので、短時間にクッキーが焼きあがります。

2) 簡単に手作りが楽しめる

 生地を丸めて並べ、あとはレンジで加熱するだけなので、子どもでも簡単にクッキーを作ることができます。使用後の後片付けも簡単です。

 

■ 今後の目標
 凸版印刷は、「サセプター」を電子レンジ商品を扱う加工食品・冷凍食品業界や、流通を中心に拡販、2015年に5億円の売上を目指します。

    * 本ニュースリリースに記載された会社名および商品・サービス名は各社の商標または登録商標です。

* 本ニュースリリースに記載された内容は発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。

以上

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