2013/10/17

不動産業界初
タブレット端末による『住宅ローン事前審査申込システム』を試行導入
~お客様の利便性・情報セキュリティ・審査スピード向上を図る~
東急リバブル株式会社
凸版印刷株式会社

東急リバブル株式会社(代表取締役社長:中島美博、本社:東京都渋谷区、以下東急リバブル)は、同社の売買仲介により住宅ローンをご利用されるお客様の利便性を向上するため、タブレット端末を使用した『住宅ローン事前審査申込システム』を、「自由が丘センター」にて10月19日(土)より、「青葉台センター」にて11月初旬より試行導入いたしますので、お知らせいたします。

 

本システムは、凸版印刷株式会社(代表取締役社長:金子眞吾、本社:東京都千代田区、以下凸版印刷)がペーパーレス申込システム「SpeedEntry plus(スピードエントリープラス)(※1)」を、タブレット端末専用のアプリとして住宅ローンの事前審査申込用に開発したもので、タブレット端末からの住宅ローン申込手続きは、不動産業界では初の試みとなります。なお、今般の試行導入では、三菱東京UFJ銀行の住宅ローンのみの取扱いとなります。

お客様が住まいのご購入に際して住宅ローンを利用される場合、売買契約締結前に事前審査を行うことが一般的で、審査申込時には、専用の申込用紙に住所、氏名、物件概要など50項目程度の手書きによる記入が必要となります。本システム導入後は、入力画面に沿ったタッチペン操作や、接続したスキャナから本人確認書類等の必要書類を読み取り、自動的に入力画面へ反映することで、お客様の負担は30%程度(※2)削減されます。
また、申請にかかる手続きがすべてタブレット端末上で完結することで、ペーパーレス化が図れるとともに、情報管理セキュリティもさらに向上いたします。これにより、従来1週間程度を要していた審査期間を約2~3日まで短縮することが可能となり、今後はさらなる期間短縮を目指します。

近年、タブレットやスマートフォンなどのモバイル機器の普及が急速に進んでおります。こうした社会の流れを受け、住宅ローンの事前審査においてもお客様の利便性向上を図るべく、東急リバブル・凸版印刷・三菱東京UFJ銀行の3社が互いに協力し、本システムを開発および試行導入することといたしました。
今後は、上記2店舗の他、東急リバブル他店舗への導入、他行の住宅ローン申請時での利用拡大も検討してまいります。

 

※1:タブレット端末向けペーパーレス申込システム「SpeedEntry plus(スピードエントリープラス)」:
金融機関の店頭での各種申込書や、スーパーなどの流通の店頭におけるクレジッカード・ポイントカードの申込書を、タブレット端末上でタッチペンによる手書き入力とスキャニングした運転免許証の券面の文字情報を自動的に読み取り、ペーパーレスで作成するシステムです。
※2:三菱東京UFJ銀行調べ。

 

■『住宅ローン事前審査申込システム』の主な特徴

1.お客様の利便性向上

1)タッチペン入力による記入負担およびスキャナ利用による入力項目数の削減(現在の約50項目を約30%削減)。

2)スキャナからの自動反映および視認性向上とシステムチェックによる誤入力や記入漏れの防止。 


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タッチペンによる手書き入力後、手書き文字認識機能により即時にテキストデータ化。その後、漢字からカナへの予測変換機能によって、自動的にフリガナまで入力が完了。

2.ペーパーレス化に伴う地球環境への配慮とセキュリティの向上

1)スキャナ利用による入力項目の自動反映により、申請にかかる必要書類のコピーが不要。

2)申請内容はタブレット端末を通じて、すべてクラウド上にデータ暗号化され保管されるため、申請書のFAX送信作業が不要。それに伴い、FAX誤送信リスクの軽減および情報セキュリティの向上が図れます。

 

3.審査スピードの向上

申込情報は連携する金融機関にデータ伝送されるため、審査期間が従来の1週間程度から約2~3日まで短縮可能となります。今後はさらなる期間短縮を目指します。

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タブレットに接続したスキャナから本人確認書類等を読み取り、事前審査に必要となる氏名や住所等を自動で入力画面へ反映。
以上

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