2013/09/17

凸版印刷、店頭での視認性を高めた口栓付き液体用紙製容器
「EP-PAKコーナーアテンション」を開発

 凸版印刷株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:金子眞吾、以下 凸版印刷)は、店頭での視認性を高めた液体用紙製容器「EP-PAK(イーピーパック)コーナーアテンション」を開発しました。2013年10月下旬より本格的に販売を開始します。
 「EP-PAK」は、凸版印刷が開発した口栓付き液体用紙製容器で、内容物の保護性に優れ、常温での長期保存が可能です。清酒や焼酎などの飲料はもちろん、業務用ヘアケア剤やカー用品など、幅広い分野での採用実績があります。
 今回開発した「EP-PAKコーナーアテンション」は、容器の正面右側コーナーに平面部分を設けることで、店頭での高いアイキャッチ効果を実現した、新しい口栓付き液体用紙製容器です。既存の生産設備に部分的な改造を加えるだけで対応できるため、大きな設備コストをかけることなく、他製品との差別化が可能になります。
なお本製品は第一弾として、チョーヤ梅酒株式会社(本社:大阪府羽曳野市、代表取締役社長:金銅重弘)が10月下旬より販売する『チョーヤ梅酒 紀州紙パック』に採用されました。

「EP-PAKコーナーアテンション」が採用された『チョーヤ梅酒 紀州紙パック』
「EP-PAKコーナーアテンション」が採用された『チョーヤ梅酒 紀州紙パック』
© CHOYA UMESHU CO., LTD.

■ 開発の背景
 企業の社会的責任における環境配慮への関心は年々高まっており、事業活動における環境負荷の低減は企業が取り組まなければならない最重要課題の一つとして位置づけられています。そのような社会環境の中、製品の一部となるパッケージにも、内容物の鮮度維持や長期保存性などの機能はもちろん、省資源やリサイクル適性などの環境適性が求められています。
 口栓付き液体用紙製容器「EP-PAK」は、このようなニーズに応えた製品として、常温での長期保存を必要とする製品に幅広く採用されています。しかし、形状が規格化されているため、正面への印刷表現でしか、他社との差別化ができませんでした。
 「EP-PAKコーナーアテンション」は、従来の「EP-PAK」の特長はそのままに、容器の正面右側コーナーに平面部分を設けることで、店頭での陳列時に立体的なアイキャッチ効果を実現しました。また、既設の生産設備の部分改造にも対応しているため、大きな設備コストをかけることなく導入できます。

 

■ 「EP-PAKコーナーアテンション」の特長
・店頭でのアイキャッチ効果が向上
容器の正面右側コーナーに平面部分を設けることで、
商品の訴求面が拡大。店頭におけるアイキャッチ効果で
他社製品との差別化が図れます。
・既存の生産ラインへの追加導入に対応
新規での生産設備導入はもちろん、既設の充填成型機の
部分改造も可能なため、既存製品からの切り替えも容易です。

「EP-PAKコーナーアテンション」
「EP-PAKコーナーアテンション」
© TOPPAN PRINTING CO., LTD.

■ 価格
 従来の「EP-PAK」とほぼ同等の価格を維持しています(※設備費用を除く)。

 

■ 今後の目標
 凸版印刷は、清酒・焼酎などの酒類業界はもちろん、飲料や調味料製品にも本製品を拡販。2014年度に約3億円の売上を目指します。 

 

■ 『チョーヤ梅酒 紀州紙パック』について
・品名: チョーヤ梅酒 紀州紙パック
・アルコール分: 12%
・種別: リキュール
・容量: 1000ml(紙パック)
・価格: 希望小売価格1,001円(税抜き)
・原材料名: 梅、砂糖、醸造アルコール
・入数: 1ケース6本入り
・発売地域: 全国
・発売予定日: 2013年10月下旬より順次切り替え

 

 

* 本ニュースリリースに記載された会社名および商品・サービス名は各社の商標または登録商標です。
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以上

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