2013/08/30

ハナマルキと凸版印刷、商品ボトルの新ラベルを企画開発、
『液体塩こうじ』の“ぺらっとめくると裏面にレシピ!”に展開
~従来の約3倍の情報を掲載、はがしたラベルは切り取って保管可能~
ハナマルキ株式会社
凸版印刷株式会社

 ハナマルキ株式会社(本社:長野県伊那市、代表取締役社長:花岡俊夫、以下 ハナマルキ)と凸版印刷株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:金子眞吾、以下 凸版印刷)は、ハナマルキが2013年9月中旬から販売する『液体塩こうじ』の新ラベルを共同で企画開発しました。


 本ラベルは、凸版印刷が従来培ったラベル製造技術を、独自の複合技術で組み合わせることによって開発したもので、胴ラベルを二重にし、その表層ラベルに易はく離性を持たせることで、表層ラベルの両面と、内層ラベルの表面に情報を掲載できます。これにより、従来の単層ラベルの場合と比較して、約3倍の情報掲載が可能です。表示面積が大きく折り目もないため、読みやすく、より自由な表現が可能になります。


 ハナマルキと凸版印刷は、この多層構造ラベルを応用し、表層ラベルの中面と内層ラベルの表面に、商品を使った献立レシピを掲載する企画を立案。“ぺらっとめくると裏面にレシピ!”として『液体塩こうじ』のラベルとして展開しました。本ラベルの企画開発により、生活者に商品の活用方法をより多く伝えられるようになりました。また、はがしたレシピはミシン目により容易に切り取りが可能なため、保管しやすくなりました。さらに、ラベルのはがしやすさも向上、使用後の分別も容易です。

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ハナマルキ『液体塩こうじ』が採用した新ラベル。
はがしたラベルの両面とボトルに接着したラベル面に情報掲載が可能。
© Hanamaruki Co., Ltd.

■ 開発の背景
 
生活者のライフスタイルの多様化により、商品に対する市場のニーズが多角化しています。これに伴い、店頭で他社の類似商品と差別化するためにも、商品の顔となるラベルに求められる役割が増加しています。
 これらの需要に対し、従来はミニブック型のブックレットラベルや、ボトルの首部分に取り付けるネックリンガー方式が使われていました。しかしブックレットラベルは省スペースでの取り付けに向いているものの、文字サイズや全体レイアウトの自由度に制限があり、またネックリンガー方式は導入が簡単な一方、商品への取り付け工程で負荷がかかるといった課題がありました。
 本ラベルは、胴ラベルを二重に巻きつけ、その表層ラベルに易はく離性を持たせることにより、従来の約3倍の情報掲載を可能にしました。情報が読みやすく、また使用後のラベルがはがしやすいといった特長があり、ユニバーサルデザインや環境に配慮しています。


■ 新ラベルの特長
従来の約3倍の情報を掲載
表面のラベルを易はく離にした二重ラベルのため、表層のラベルの内側と、内層のラベルの表側にも情報の掲載が可能です。これにより、従来の単層ラベルと比較して約3倍の情報掲載が可能です。
大きな文字、自由なレイアウトにより読みやすい
ラベルの全面を折り目なく使用できるため、レイアウトに大きな制限がなく、より分かりやすい掲載が可能です。
表層ラベルは、ミシン目から切り離して保管可能
はがした表層ラベルは、あらかじめ付いているミシン目より簡単に切り離せるため、情報の保管も容易です。
廃棄時の分別にも配慮
表層ラベル・内層ラベルともボトルからはがしやすい構造のため、廃棄時の分別にも配慮しています。


■ ハナマルキ『液体塩こうじ』の商品概要
商品名 :液体塩こうじ
原材料 :米こうじ、食塩、酒精
内容量 :500ml
価 格 :オープン (参考価格 400円(税込))
発売地域:全国
形態 :PETボトル
賞味期限:常温9ヶ月


■ 「ぺらっとめくると両面にレシピ!」の詳細
 「えび入り塩こうじチャーハン」「鶏のから揚げ」「野菜の浅漬け」「塩こうじ鍋」「塩こうじおでん」と、液体塩こうじを使った人気のレシピ5品をラベルに掲載。複数のレシピを商品ボトルのラベル自体に掲載し、調味料としての使い方を認知していただくことで、液体塩こうじを多くの消費者に楽しんでいただきます。


■ 今後の目標
 ハナマルキは、この新ラベルの導入により、液体塩こうじの認知と売り上げの拡大を目指していきます。「素材とモノ作りを大切にしていく」を企業理念に、素材にこだわり、味噌作りの伝統的な技術と最新の科学技術とを生かして、環境に負担をかけない、高品質で安全なおいしい製品を提供していきます。
 凸版印刷は新ラベルを、食品や医薬品業界を中心に、パッケージやラベルへの情報掲載が多い企業に向け、積極的に拡販を行います。また今後、内層ラベルにシリアルナンバーやQRコードなど可変情報を印字することで、販促ツールとしての展開も検討していきます。

* 本ニュースリリースに記載している会社名および商品・サービス名は各社の商標または登録商標です。
* 本ニュースリリースに記載された内容は発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。

以上

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