2013/08/29

凸版印刷、店頭販促用の低価格なネットワーク対応小型デジタルサイネージ
「EPOP NEO S」を販売開始
~「ReView」のサイネージラインナップを拡充し、店頭向け販促支援を強化~

 凸版印刷株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:金子眞吾、以下 凸版印刷)は、2013年3月から提供を開始しているアクティビティサイネージソリューション「ReView(レビュー)」のサイネージラインアップを拡充、店頭販促用の低価格なネットワーク対応小型デジタルサイネージ「EPOP NEO S(イーポップ ネオ エス)」を開発しました。2013年9月上旬より販売を開始します。

 

 「ReView」は、デジタルサイネージを活用した行動喚起型の新しいコミュニケーションを創出するソリューションです。プロモーションの企画からデジタルサイネージの設計・開発、サイネージ向けのコンテンツ制作や配信・運用、効果測定までをワンストップで提供します。今回、店頭販促用のネットワーク対応小型デジタルサイネージ「EPOP NEO S」を開発、「ReView」のサイネージラインアップを拡充しました。
 「EPOP NEO S」は、通信機能を備えた低価格の小型デジタルサイネージです。遠隔地からのコンテンツの変更機能や配信スケジュールの管理機能、タッチパネルによるインタラクティブなコンテンツ再生など、店頭の販促プロモーションに必要な機能に絞り込み、従来品「EPOP NEO」と比べ半額以下の低価格化を実現しました。また、従来品と比べて、約2分の1の薄型化・軽量化を行いました。これにより、導入時の初期コストの軽減と省スペース・軽量化による効果的な販促プロモーションが可能になります。

 コンテンツの更新には、有線・無線LANによる通信だけでなく、モバイル回線による通信も選択可能です。プロモーションを実施する企業は、店舗の通信環境に合わせて通信機能を選択できます。また、コンテンツ配信を一元管理する「コンテンツ配信クラウドサービス」(※1)に対応。売り場や時間帯に応じたコンテンツの配信を遠隔地から管理でき、より効果的なプロモーションを実現します。 

07.画像1
「EPOP NEO S」イメージ
© Toppan Printing Co., Ltd.

■背景

  近年、来店誘引や販売促進を目的に生活者の関心を引きつけ、購買意欲を高めることができるデジタルサイネージを活用する企業が増加しています。特に店頭プロモーションを行う企業では、売り場や時間帯に応じた情報配信ができるほか、商品棚に設置したり、商品のオリジナルの販売什器に組み込むことができる小型のデジタルサイネージの要望が増えています。しかし、端末費用とプロモーション実施期間中の運用費用がかかるため、プロモーション全体のコストが高くなることが課題となっていました。
 今回、店頭プロモーションに求められる機能を絞り込むことで、低価格な店頭販促用の小型デジタルサイネージ「EPOP NEO S」を開発。「コンテンツ配信クラウドサービス」と連動させることで、遠隔地からの集中管理による売り場に応じたタイムリーな情報配信と、ハード・ソフトを含めた企業の店頭プロモーションにかかる費用の低減を実現します。

 

 ■「EPOP NEO S」の特長
・店頭プロモーション用途に機能を絞り、従来品と比べ半額以下の低価格化を実現
遠隔地からのコンテンツ配信機能や配信スケジュールの管理機能、タッチパネルによるインタラクティブなコンテンツ再生機能など、店頭プロモーションに求められる機能に限定することで、安価での提供を可能にしました。
・薄型化・軽量化を実現
当社従来品「EPOP NEO」と比べて約2分の1の薄型化、約2分の1の軽量化を実現しました。より小型化し、商品陳列への影響を低減します。付属の専用金具で、什器への組み込みも容易になり、プロモーションの幅が広がります。什器への埋め込みも可能です。
・「コンテンツ配信クラウドサービス」に対応
コンテンツ配信を一元管理する「コンテンツ配信クラウドサービス」に対応。配信先端末ごとにコンテンツ内容や時間の設定も可能で、売り場の状況に応じたコンテンツ提供や、リアルタイムの情報配信(ニュースや天気予報など)による効果的なプロモーションが行なえます。
・電源プラグの抜き差しによる端末管理で、運用負荷を軽減
「EPOP NEO S」はOSにAndroidを採用。一般的なAndroid対応端末をサイネージとして利用する場合、起動や終了に複数の操作が必要でしたが、「EPOP NEO S」は、電源プラグを抜き差しするだけで端末がオン・オフが可能です。操作を簡略化することで、店舗での運用負荷を削減するほか、電源の消し忘れ・入れ忘れなども防止します。
・通信機能を拡充
有線LAN、無線LAN通信はもちろん、モバイル回線の通信機能も搭載可能。店舗の環境に合わせて通信を選択可能です。

■ 「EPOP NEO S」の仕様
表示装置 : 7型ワイドタッチスクリーン(16:9、800×480)
OS : Android2.3
内蔵メモリ : 4GByte
スピーカー : 2W + 2W
通信機能 : 有線LAN、無線LAN、モバイル回線
サイズ : 208mm(W)×122mm(H)×26mm(D)
質量 : 約530g(本体のみ)

 

■ 価格
EPOP NEO S 本体価格 : 3万円/1台
※コンテンツ制作費用、運用費用は別途

 

■ 今後の展開
 今後凸版印刷は、流通店舗で販促活動を行う飲料メーカーや化粧品メーカーなど向けに「EPOP NEO S」の提供を進め、2013年度に関連受注を含め約1億円の売り上げを目指します。
 また、デジタルサイネージを活用したプロモーションの導入を検討する企業に向けアクティビティサイネージソリューション「ReView」の提案を進め、2015年に関連受注を含め、300億円の売上を目指します。

 


※1 コンテンツ配信クラウドサービス
企業の販促映像および会員向け情報などのコンテンツを様々な通信型デジタルサイネージへ配信できる、凸版印刷が提供するクラウドサービス。複数のデジタル端末向けのコンテンツ配信がクラウド上で一元管理でき、配信先端末ごとにコンテンツ内容や時間の設定も可能です。利用シーンや端末特性を活かしたプロモーションを実現します。

 


* 本ニュースリリースに記載している会社名および商品・サービス名は各社の商標または登録商標です。
* ニュースリリースに記載された内容は発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。

以上

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