2013/03/04

凸版印刷、デジタルサイネージ事業の拡大に向け、
アクティビティサイネージソリューション「ReView」を販売開始
~デジタルサイネージを活用したプロモーションの企画・運用、効果測定まで
ワンストップで提供、低コストで生活者との新しいコミュニケーションが可能に~
 凸版印刷株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:金子眞吾、以下 凸版印刷)は行動喚起型の新しいコミュニケーションを創出するアクティビティサイネージソリューション「ReView(レビュー)」を開発、2013年3月上旬より本格的な販売を開始します。
 同時にデジタルサイネージ事業の強化、拡大とともに同事業における新しいビジネスモデルの開発を目指し、本社・メディア事業推進本部内に全社のデジタルサイネージ事業に関する企画・開発を統合する「サイネージ事業推進チーム」を立ち上げました。新組織では、凸版印刷が長年培ってきたCRMや店頭プロモーション、コンテンツ制作・配信のノウハウを核として、市場の拡大がみこまれるデジタルサイネージ分野でトータルソリューションを提供するとともに、電子チラシや電子カタログなど凸版印刷が持つデジタルコンテンツサービスやデジタル化技術を融合させ、市場ニーズに対応した新しいデジタルサイネージのビジネスモデルの創出を図ります。
「ReView」は、デジタルサイネージを活用したプロモーションを支援するトータルソリューションです。

 プロモーションの企画からデジタルサイネージの設計・開発、サイネージ向けのコンテンツ制作や配信・運用、効果測定までをワンストップで提供します。これにより、デジタルサイネージを活用した来店誘引や購買喚起など、販促プロモーションの導入負荷を削減し、従来よりも低コストでデジタルサイネージを活用した施策が実施できるようになります。
(左)テーブル型デジタルサイネージとマルチディスプレイの連携 (右)デジタルサイネージと連動したスマートフォンへのクーポン配信
(左)テーブル型デジタルサイネージとマルチディスプレイの連携 (右)デジタルサイネージと連動したスマートフォンへのクーポン配信
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■ 背景
 近年、来店誘引や販売促進を目的にデジタルサイネージを活用する企業が増加しています。国内のデジタルサイネージ市場は、2011年に2076億円の規模があり、2015年には9799億円まで拡大すると予想されています。
 今回、凸版印刷は、この成長分野での事業強化を図るため、新組織を立ち上げます。さらに、これまで培ってきたCRMや店頭プロモーション、コンテンツ制作・配信ノウハウを活用し、アクティビティサイネージソリューション「ReView」を提供します。デジタルサイネージを活用したプロモーションの企画からデジタルサイネージの設計・開発、コンテンツ制作や配信・運用、効果測定までをワンストップで提供することで、従来よりも低コストで来店誘引や販促プロモーションの実施が可能となります。

■ アクティビティサイネージソリューション「ReView」の主な特長
 企業は「ReView」を活用することで、即時性のある情報配信や生活者の属性に合わせた情報配信はもちろん、生活者参加型の行動喚起が可能になります。
 企業の販促活動や広告展開において、商業施設や流通店舗と生活者の間に新しいコミュニケーションを生み出すとともに、生活者の興味や関心を高め、実際の来店や購買行動を促進します。

 また今回、「ReView」オリジナルの商材開発にあたり、韓国のデジタルサイネージ市場で多くの実績があるT1 Systemsおよび、デジタルサイネージの開発とトータルソリューションを提供する株式会社DS Lab、DS Labの親会社である株式会社石田大成社と提携しました。
 この提携により、韓国で実績のある低コストで優良なデジタルサイネージが活用可能となるとともに、凸版印刷の持つCRMや店頭プロモーションのノウハウと組み合せることで、企業のニーズに合わせたさまざまなデジタルサイネージを活用したプロモーションの提案を実現。コンテンツの制作や配信、プロモーションの効果測定まで含めたワンストップソリューションを提供します。

1)「ReView」の主なソリューション
・スマートフォン連動による来店促進
店頭や店内にキオスク型のサイネージを設置し、そこから流れる音楽をスマートフォンのアプリで認識すると、クーポンの取得やキャンペーンの応募などの特典を得られるソリューションです。来店促進や販売促進プロモーションの効果が見込めます。
・テーブル型サイネージによる対面販売コミュニケーション促進
対面下における商品紹介のプレゼンテーションで、実商品をテーブル型のサイネージ上に置くと、置かれた実商品の横に詳細情報、機能説明を動画や図で表示するものです。よりインパクトのある商品訴求を実現します。
・マルチディスプレイ連携によるコミュニケーション促進
テーブル型サイネージ(コミュニケーションテーブル)と大型ディスプレイを連携させ表示するソリューションです。コミュニケーションテーブルや実商品から少し離れているお客さまへのプレゼンテーションも同時に実現します。

2)カスタマイズ開発
 韓国のデジタルソリューション開発会社との提携により、顧客ニーズにあったハードおよびソフトウエアのカスタマイズを迅速かつ低コストで提供可能。特殊な形状のデジタルサイネージやイベントでの短期間での活用をはじめ、最先端のデジタルサイネージをさまざまなニーズにあったスタイルで提供します。
■ 今後の目標
 凸版印刷は今後、デジタルサイネージを活用したプロモーションの導入を検討する企業に向けアクティビティサイネージソリューション「ReView」の提案を進め、2015年に関連受注を含め、300億円の売上を目指します。また、デジタルサイネージとパーソナルデバイスとの連携など、今までにない新たなコミュニケーションメディアの創造を目指し、ビジネス開発を推進します。

■「ReView」関連URL
http://solution.toppan.co.jp/service/digitalsignage.html

*本ソリューションは、2013年3月5日(火)から3月8日(金)に開催される「リテールテックJAPAN」(会場:東京ビッグサイト 主催:日本経済新聞社)のトッパンブースで展示されます。


* 本プレスリリースに記載している会社名および商品・サービス名は各社の商標または登録商標です。
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以上

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