2013/02/05
「SIGNAGE SOLUTIONS PRODUCT of the Year 2012」
Networks/Delivery部門を受賞
■各社の役割
・毎日放送:全体統轄、放送事業
・ネクストウェーブ:IPDC送出システム
・DXアンテナ:アンテナ機器、IPDC受信システム
・凸版印刷:電子ペーパーサイネージシステム
■参考URL
http://www.signagesolutionsmag.com/article/epd-signage-updated-via-broadcast-whitespace-10017
■Signage Solutions誌より、受賞記事 (和訳)
E Ink技術を用いた電子ペーパーサイネージは、72インチの白黒表示ディスプレイで、わずか6Wの消費電力です。静止画(384x240画素)は、15秒おきに、放送波のホワイトスペースに埋め込まれたIPDC(IPDataCast)データによって更新されます。一般的なTCP/IPネットワークは使われていません。クライアントPCなどを含む、システム全体の消費電力は32Wで、UPSによって3日間の稼動が可能となります。これは、地震等の災害後に、停電となったり、一般的なネットワークが使えなかったりする場合も、最新の情報を入手・表示することが可能、ということを意味します。この実験は、毎日放送、ネクストウェーブ、DXアンテナと凸版印刷による共同の取り組みです。
■凸版印刷の 電子ペーパー事業について
凸版印刷では、電子ペーパー事業に積極的に取り組んでいます。中小サイズでは、主に産業用途に特化した事業を展開。高精細タイプでは、ESL(Electronic Shelf Label:電子棚札)や作業指示書などへ活用するためのソリューション提供を行っています。また、大型サイズではタイル化した電子ペーパーを組み合わせて大型化を実現、サイネージ事業への展開を進めています。
大型サイズの電子ペーパーサイネージは、今回の茶屋町ホワイトスペース特区での採用事例の他にも、2007年より仙台市地下鉄に実験設置し、2008年から広告・情報配信を行うサービスとして商用化をしています。