2012/05/17

体験イベント「北斎が描く江戸の森羅万象アーカイブをみる—Touch the 北斎漫画」を
三井記念美術館にて5月18日(金)〜20日(日)に開催!!

 凸版印刷株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:金子眞吾、以下 凸版印刷)は、三井記念美術館(所在地:東京都中央区、館長:清水眞澄)と共同で、北斎漫画体験イベント「北斎が描く江戸の森羅万象アーカイブをみる―Touch the 北斎漫画」を、2012年5月18日(金)~20日(日)に同館レクチャールームで開催します。
 本イベントでは、凸版印刷が制作した「北斎漫画デジタル作品」を55インチの大型モニターに映し出し、冊子本の北斎漫画の展示では難しかった、『北斎漫画』の表現豊かな江戸時代の世界を一望することができます。 さらに、「北斎漫画デジタル作品」はICカードを用いたタッチインターフェイスによる、インタラクティブな鑑賞も可能。 鑑賞者がモニター手前に設置されたカードリーダに、あらかじめ設定された「ある日の長屋」や「食いねぇ!」など17のテーマのカードをタッチすることで、画面全体に散りばめられた『北斎漫画』の様々なジャンルの中からテーマに沿った画像のみを抽出する仕掛けも用意するなど、『北斎漫画』をデジタルならではの切り口で鑑賞できます。
 また、浦上蒼穹堂・浦上満氏や美術館担当者、凸版印刷のデジタル作品制作者による「北斎漫画の世界を読み解くワンポイントレクチャー」を開催し、北斎漫画の楽しみ方を紹介します。
 なお、「北斎漫画デジタル作品」は、凸版印刷が世界一の北斎漫画蒐集家である浦上蒼穹堂・浦上満氏のコレクションから提供された初摺本をデジタルアーカイブ化するとともに、そのアーカイブデータを活用して制作しています。

■ 体験イベント概要
日時: 2012年5月18日(金)~20日(日) 10時00分~16時30分
場所: 三井記念美術館 レクチャールーム
※期間中、自由に体験いただくことができます。
入場: 無料
※特別展 ホノルル美術館所蔵「北斎展」葛飾北斎生誕250周年記念(4/14~6/17開催)をご覧になるには別途入館料が必要です。
主催: 三井記念美術館、凸版印刷株式会社
協力: 株式会社浦上蒼穹堂、株式会社東芝

■ 「北斎漫画の世界を読み解く ワンポイントレクチャー」
以下の日時でデジタル作品を活用しながら、ワンポイントレクチャーを行います。
 5月18日(金) 14時00分~ / 15時30分~ 浦上蒼穹堂・浦上満氏による解説(両回ともに)
 5月19日(土) 11時00分~ (子ども向け) / 14時00分~ / 15時30分~
 5月20日(日) 11時00分~ (子ども向け) / 14時00分~ / 15時30分~

■ 北斎漫画について
「食いねぇ!」「らっしゃい!」江戸のにぎわいが今にもきこえてきそうな『北斎漫画』。 葛飾北斎が自ら取得したあらゆる画技、画法を駆使して森羅万象を網羅的に描いた全15編の絵手本です。初編の前文に気の向くまま『漫』然と描いた『画』と書かれている通り、江戸の風俗、職人を始めとして動物・植物・風景・故事から妖怪に至るまで、実に4,000近い図が描かれています。
1814年(文化11年)から1878年(明治11年)にかけて発行され、国内だけでなく、マネやドガなど西洋の印象派の画家たちに大きな影響を与えました。

■ 会場のご案内
三井記念美術館  東京都中央区日本橋室町2-1-1 三井本館7階
                TEL: 03-5777-8600(ハローダイヤル)

以上

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