「Jagabee」定番品の外装紙箱を環境対応オフセット印刷に切り替え
「掘りだそう、自然の力」を合言葉に、国民的スナックやシリアル製品を数多く発売されているカルビー様。「Jagabee（じゃがビー）」は、大ヒットスナックのじゃがりこのような固い食感ではなく、口どけの良いポテト製品をコンセプトとして2006年に発売され、2021年で15周年を迎えられました。じゃがいもそのままの美味しさを楽しむお菓子として、こだわりのじゃがいものイラストと、皮付きのJagabeeがあしらわれたパッケージは、Jagabee特有の忘れられないじゃがいもの味と食感を思い出させてくれます。
このJagabeeのうすしお味・バターしょうゆ味80g（16g×5）の外装紙箱において、TOPPANが2021年2月に開発した環境対応オフセット印刷「エコラスター®」をいち早くご採用いただきました。
環境対応オフセット印刷「エコラスター®」
環境対応オフセット印刷「エコラスター®」とは
環境対応オフセット印刷「エコラスター®」とは、油性バイオマスインキと水性ニスを使用し、環境に配慮した紙器用の印刷方法です。「エコラスター®」はバイオマスインキを使用していることや、印刷工程でUVランプを使用せず印刷することから、一般的な紙器の印刷方法であるUVオフセット印刷と比べて、インキの原料由来と印刷工程でのCO2排出量を約34%削減することが可能です。
石油由来プラスチックの代替素材としても使用される紙器の製造工程において環境対応オフセット印刷「エコラスター®」を活用することによって、製品のライフサイクル全体を通じた環境負荷軽減を実現できます。
「エコラスター®」の活用により、環境にやさしい製品づくりに貢献
今回ご採用いただいたポイントは、UVオフセット印刷と同等の色再現性を持ちつつ、紙器における環境配慮ができること。「エコラスター®」は、色域が広く、色再現性に優れた油性インキを使用しており、従来のUVオフセット印刷からの切替テストを問題なくクリアしました。「エコラスター®」を活用することで、印刷方法を変えても製品パッケージの見栄えは落とさずに、CO2の排出量削減に貢献できます。
さらに、メタリックインキ以外は油性バイオマスインキを使用しているため、製品パッケージにバイオマスマークと植物油インキマークを付与することができます。エシカル消費へ関心の高い消費者へ訴求ができる点も評価をいただきました。
