2019年8月9日現在

情報コミュニケーション事業分野

セキュア関連では、ICカードやキャッシュレス決済関連サービスが好調に推移し、前年を上回りました。また、地方自治体や商店街における独自の地域マネー、ポイント、プレミアム商品券などを、まとめてデジタル化し一括管理できる「地域Pay」の提供を開始するなど、地域のキャッシュレス化を支援するサービスを強化しました。

ビジネスフォーム関連では、ビジネスフォームは改元による需要増などはありましたが、電子化に伴う需要量の減少などの影響により、前年並みとなりました。データ・プリント・サービスは、金融機関などを中心に事務通知物やダイレクトメールの受託が堅調に推移し、前年を上回りました。

コンテンツ・マーケティング関連では、出版印刷は前年を下回りましたが、SP関連ツールは好調に推移しました。商業印刷は昨年度の米国総合ファイナンス印刷会社の一部事業を買収した効果により大幅に増加し、全体では前年を上回りました。また、CRM(顧客関係管理)におけるデジタルマーケティングを総合支援するサービスを流通業界中心に拡販するなど、デジタルの取り組みを強化しました。地方創生・観光立国の取り組みとして、デジタル技術を活用した文化財のアーカイブ化やVRコンテンツ制作など、文化遺産を活用した地域活性化、観光促進支援を展開しました。拡大を続ける電子書籍市場においては、株式会社BookLiveは、ブランド認知率の向上のため新たなテレビCMを放映するなど広告宣伝を実施するとともに、データ分析によるマーケティング施策の強化に取り組み、顧客基盤の拡大に注力しました。

BPO関連では、企業等の業務のアウトソーシング需要が高まるなか、DM発送やコンタクトセンターが増加しましたが、子会社の一部得意先における大型案件縮小などの影響により、前年を下回りました。

以上の結果、情報コミュニケーション事業分野の売上高は前年同四半期に比べ5.3%増の2,055億円、営業利益は5.9%増の42億円となりました。

生活・産業事業分野

パッケージ関連では、軟包装材は食料品、トイレタリー向けを中心に受注が拡大したほか、ASEAN、北米の現地生産体制を活かし順調に推移し前年を上回りましたが、紙器は減少しました。また、プラスチックごみ問題が注目され環境配慮型包装材の需要がますます高まるなか、「GL BARRIER」を用いたPET単一素材からなる軟包装材を開発し、優れたバリア性能とともにリサイクル適性をより高めたパッケージを実現しました。

建装材関連では、スマートナノの拡大によるシェアアップ及び東京2020オリンピック・パラリンピック需要の取り込みにより、国内は堅調に推移しました。一方、欧米は市況の低迷により販売が鈍化しておりますが、今後は、海外の地産地消体制を更に強化し、グローバルにおける建装材事業拡大を推進してまいります。

以上の結果、生活・産業事業分野の売上高は前年同四半期に比べ0.5%減の1,006億円、営業利益は24.6%増の54億円となりました。

エレクトロニクス事業分野

半導体関連では、フォトマスクは半導体の市況が悪化するなか、前年を下回りました。一方、高密度半導体パッケージ基板のFC-BGA基板は、高付加価値品の需要を取り込み好調に推移しました。

ディスプレイ関連では、カラーフィルタは、スマートフォン向けを中心に需要が低迷し、前年を下回りました。反射防止フィルムは、高単価品の取り込みに注力し増加しました。TFT液晶パネルは、民生品向けを中心に減少しました。

以上の結果、エレクトロニクス事業分野の売上高は前年同四半期に比べ8.1%減の426億円、営業利益は29.7%減の18億円となりました。

事業セグメント別の業績概況