画像入力素子であるCCDまたはCMOSイメージセンサをカラー化するために必要なのが、オンチップカラーフィルタです。
シリコンウェハ上に形成された受光素子の一つ一つの上に光の3原色である赤・緑・青(RGB)、または補色のシアン・マゼンダ・イエロー・グリーン(CMYG)のカラーフィルタを直接形成します。
また、カラーフィルタ上にはイメージセンサの集光力をさらに高め、感度向上を実現するためのマイクロレンズを形成しています。
トッパンはマイクロレンズの理想形状化による集光性向上や、高解像性カラーレジスト開発のほか、超微細粒型顔料の開発など微細画素の技術トレンドに先行した技術開発を行なっています。
また、用途などによって要求性能が異なる分光特性に対しても、個々のご要望に応えるべく開発を進めています。