基本的な考え方

社会と企業の双方が持続的な発展を図っていくための企業の社会的責任として、サステナビリティに資する活動を司る企業統治は大変重要です。

トッパンは、コーポレート・ガバナンス・コードの各原則の趣旨・精神を十分に踏まえた上で、より良いコーポレート・ガバナンスの実現に向けて、「コーポレート・ガバナンス基本方針」を制定しガバナンスの強化に努めています。

また、公正なグループ経営を推進するために策定した「関係会社管理規程」に基づき、当社グループ内で互いに連携をとりながら連結経営を実施し、グループ全体の価値最大化を目指したガバナンスを展開しています。

推進体制・仕組み

トッパンは、監査役会設置会社の形態を採用しています。

取締役会は、株主の負託を受けた機関として、会社の持続的な成長と中長期的な企業価値の向上に努めるとともに、経営の重要な意思決定および各取締役の職務執行を監督しています。

監査役およびその過半数を独立社外監査役で構成する監査役会は、経営から独立した立場から取締役の職務執行を監査しています。

また、取締役の人事ならびに報酬の客観性・透明性の向上のため、「指名・報酬に関する諮問委員会」を設置しています。

さらに、業務執行の責任者としての権限・責任を明確化する観点から、執行役員制度を採用しています。

コーポレート・ガバナンス体制(2017年3月末現在)

■ 取締役・取締役会・各種会議

取締役会は、3名の社外取締役(うち2名は独立役員)を含む取締役20名(2018年3月末現在)で構成されており、月に1回の定例取締役会のほか、案件の重要度を考慮し、必要に応じて臨時取締役会を開催しています。経営上重要な案件は、代表取締役社長が指名した取締役を構成員とする経営会議で事前に審査し、経営効率を意識した経営判断を行っています。また、執行役員制度を採用し、業務執行の権限・責任を明確化するとともに、経営環境の変化に迅速に対応できるようにしています。さらに、2017年度から、取締役の指名・報酬に関する諮問委員会を運営しています。また、2018年5月には、執行役員制度の一部変更を行いました。

■ 監査役・監査役会・会計監査人

3名の社外監査役(うち3名は独立役員)を含む5名の監査役(2018年3月末現在)は、監査役会のほか、取締役会や経営会議、危機管理にかかわる重要な会議などに出席し、会計監査人や内部監査部門との連携を強化しつつ、事業所やグループ会社の監査を計画的に実施しています。これらを通じて、取締役および各部門の業務の適法性や会社方針・規則に沿った円滑で適正な経営がなされているか、予防監査の視点で監査し、助言しています。また、「関係会社監査役会」を定期的に開催し、グループの監査役監査の実効性を高めています。なお、有限責任 あずさ監査法人による会計監査を通じた会計の適正性の検証により、財務情報の信頼性と透明性の向上につなげています。

■ 監査機能の強化

事業部門から独立した経営監査室は、経営活動の管理・運営の制度と業務の遂行状況を合法性と合理性の観点から公正かつ客観的に監査しています。問題点は、被監査部門にフィードバックし、改善策の提案を行うとともに、監査結果を代表取締役社長、各担当取締役、監査役に報告しています。

法務・知的財産本部コンプライアンス部は、法令遵守と企業倫理の確立を推進する役割を担っており、「行動指針」の周知・徹底、規制法の遵守教育、情報セキュリティにかかわる監査機能を担っています。製造統括本部エコロジーセンターは、環境活動を統括し、事業所の監査、改善確認までを行っています。

トッパンのCSR推進体制

■ サステナビリティ推進の仕組み

代表取締役およびサステナビリティ担当役員のもと、本社の各本部が連携し、サステナビリティ活動を推進しています。

取り組む項目については、ISO26000が定めた「7つの中核主題」と対比してその重要性を確認し、各本部が活動計画を立案して、その進捗や課題を共有しながら取り組んでいます。また、グループ会社とも情報の共有や連携をすることで、グループ全体でのサステナビリティへの取り組みを進めています。

そのため、毎年主要グループ会社の社員も対象としたeラーニングを活用した全社基礎教育や新入社員への研修を実施しています。

主な活動・関連情報