基本的な考え方

企業が事業活動を進めていく上で、コンプライアンスを遵守することは、最も基本的な企業の社会的責任のひとつです。

トッパンでは、コンプライアンスを遵守するための規範として、凸版印刷(株)が創立100周年を迎えた2000年6月に、遵法精神と企業理念に基づく行動のあり方を示した「行動指針」を制定しました。

2010年11月には全面改定を行い、「トッパングループ行動指針」として国内外を含めたグループ全社に適用することとし、共通の規範に基づいたコンプライアンスの一層の徹底に取り組んでいます。この行動指針は経営環境や社会情勢の変化などを踏まえて、毎年内容の見直しを行い、改定は当社の取締役会の決議を経て行われます。

推進体制・仕組み

■ コンプライアンス推進体制

トッパンでは、行動指針の徹底こそがコンプライアンスの実践であると考えています。そこで、「行動指針推進リーダー制度」を採用し、行動指針担当役員のもと、各職場の行動指針推進リーダーを中心として、日常業務レベルで行動指針の浸透・徹底を図っています。

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■ コンプライアンス遵守教育

毎年、行動指針推進リーダーを対象とした集合研修を実施しています。この研修では、実際に起こった事件や事故を題材としたケースメソッドを用いて、グループ討議を行うなど、研修の実効性を高める工夫を行っています。

また、全従業員に、身の回りで起こりうる事例を題材にしたQ&A集「行動指針ケースブック」を配布し、行動指針リーダーが職場で行う浸透活動などで活用するほか、行動指針に関するトピックスを「行動指針通信」として定期的に配信し、意識向上と注意喚起を図っています。このほかにも、コンプライアンスセミナーの開催やコンプライアンスポスターの掲示などを通じてその徹底を図っています。

■ 腐敗防止への取り組み

トッパンは、「国連グローバル・コンパクト」の腐敗防止を支持しています。2016年度には、法務担当役員を贈賄防止統括責任者とする遵守体制を築くとともに、「贈賄防止管理規程」を制定し、贈賄防止の徹底を図っています。

贈賄防止管理規程およびガイドラインに基づき、公務員などに対する接待や贈答にかかる申請手続きを徹底し、さらなる贈賄防止に努めています。2017年度は、eラーニングによる教育と申請状況の確認を実施するとともに、実情に即したQ&A集を作成し、展開しました。

■ 取引関連法規遵守の教育

重要な取引関連法規への対応として、下請法の遵守と不適切な輸出入取引の防止を徹底しています。

毎年、特に下請取引の多いグループ会社などを対象として、下請法に関する教育を実施しています。また、外国為替及び外国貿易法による輸出規制の教育と監査を継続して行っています。

■ 知的財産の侵害防止に向けた教育

情報コミュニケーション、生活・産業、エレクトロニクスの3分野で事業を展開するトッパンにとって、知的財産の保護や管理は重要な取り組みのひとつです。自社の技術やビジネスモデルの特許を取得するだけでなく、著作物や商標など他者の権利を侵害しないようにする取り組みにも注力しています。

その一環として、社内教育はもちろんのこと、取引先を含めた研修会も継続的に開催しています。ここではデザインなどに関する社内事例を用いて、法的な基礎知識を具体的に解説しています。

法令違反や不正を発見した場合、自分の上司に報告・相談することを原則とし、それでも解決できない場合は、内部通報制度「トッパングループ・ヘルプライン」で通報することができます。この制度は、パート・アルバイト・派遣社員を含めたグループ全社の全従業員が利用できます。

■ コンプライアンスの状況

2017年度に、事業活動における重大な法令違反や事故は発生しておりません。

主な活動・関連情報