社会や地球環境と調和しながら成長を続けるための
基本的な考え方や活動の方向性として、TOPPAN VISION 21を定めています。
この中の「企業像」を実現するための重要な活動の一つとして、
CSR(社会的責任)活動に取り組んでいます。

トッパンの目指す「企業像」

トッパンは、社会や地球環境と調和しながら成長を続けるための基本的な考え方や活動の方向性として、「TOPPAN VISION 21」を定めています。これは「企業像」と「事業領域」からなり、「企業像」は大切にすべき価値観や考え方、めざすべき姿を表しています。私たちは、この「企業像」の実現に取り組むことが、社会とトッパンが互いに、持続的に発展していくことに貢献するものであると考えています。

社会的責任活動

トッパンの「企業像」を実現するための重要な活動の一つに社会的責任活動があります。社会からの要請を事業に統合するこの活動は、社会や地球環境と調和しながら企業が成長するために欠かすことのできない活動であるからです。

具体的な活動にあたっては、世界のさまざまな国から各種の機関・団体などが参加し、作り上げられた社会的責任に関する国際規格「ISO26000(Guidance on social responsibility)」を参考にしています。世界の多様なステークホルダーの合意によって作り上げられたこの規格は、現代の代表的な社会要請と捉えることができるためです。

ISO26000は、社会的責任とは何か、どのように取り組むべきかを示した手引きで、組織の規模・業種を問わず利用できます。また、品質や環境マネジメント規格とは異なり、第三者機関による認証ではなく、ステークホルダーの意見を重視しています。

トッパンは、この手引きを意識して社会的責任活動に取り組むとともに、ISO26000が定義した社会的責任の「7つの中核主題」に沿って、本CSRレポートで活動報告をしていきます。

ステークホルダーとの対話

トッパンは事業に大きな影響力を持つ、または、事業によって影響を受ける可能性があるステークホルダーを「お客さま(顧客企業、生活者)」「取引先」「社会・地域社会」「株主・投資家」「社員」と認識しています。社会的責任活動がひとりよがりにならないためにも、ステークホルダーとの対話を重視し、得られた意見を活動に取り入れています。

ステークホルダーとの対話

国連グローバル・コンパクトへの参加

2006年9月に「国連グローバル・コンパクト」に参加し、人権・労働・環境・腐敗防止にかかわる10項目の原則を支持することを表明しています。国際的な枠組みに加盟することで、人権を始めとする10原則の重要性をあらためて強く認識し、関連する取り組みを進めています。

国連が提唱する国連グローバル・コンパクト(GC)は人権、労働基準、環境、腐敗防止の4分野における10原則で構成されています。トッパンはこの10原則を支持し、社会責任を果たすべく、実践しています。

人権企業は、

  • 原則1:国際的に宣言されている人権の保護を支持、尊重し、
  • 原則2:自らが人権侵害に加担しないよう確保すべきである。

労働基準企業は、

  • 原則3:組合結成の自由と団体交渉の権利の実効的な承認を支持し、
  • 原則4:あらゆる形態の強制労働の撤廃を支持し、
  • 原則5:児童労働の実効的な廃止を支持し、
  • 原則6:雇用と職業における差別の撤廃を支持すべきである。

環境企業は、

  • 原則7:環境上の課題に対する予防原則的アプローチを支持し、
  • 原則8:環境に関するより大きな責任を率先して引き受け、
  • 原則9:環境に優しい技術の開発と普及を奨励すべきである。

腐敗防止企業は、

  • 原則10:強要と贈収賄を含むあらゆる形態の腐敗の防止に取り組むべきである。