基本的な考え方

トッパンでは、生産部門だけでなく、営業、研究・開発、企画から設計、販売・出荷のすべての工程における品質づくりへの取り組みを「総合品質保証」と定義し、品質向上と製品の安全管理に努めています。品質の維持・改善に取り組む上で、製品の安全管理に関しては、「製品の安全管理についての基本理念」「製品の安全管理についての指針」を制定しています。

また、地球環境問題を重要な社会的課題のひとつとして認識しており、環境配慮型製品やサービスの提供、CO2排出量の見える化に取り組み、持続可能な消費に貢献しています。「トッパングループ地球環境宣言」に則って、グループ全体で持続可能な消費の実現に向けて取り組んでいます。

トッパンは、ユニバーサルデザイン(UD)の重要性を認識し、1999年にいち早く「パッケージUDコンサルティング事業」を開始し、以降、各事業領域でUDへの取り組みを進め、できる限り多くの人にとって使いやすく、魅力的なパッケージやコミュニケーションツールの企画・開発を行ってきました。

2010年に制定した「トッパンユニバーサルデザイン宣言」と「トッパンユニバーサルデザイン7原則」では、多様な人々との対話を重視し、身体・知覚特性への配慮はもちろん、使用する状況や心地よさなどの心理面への配慮も含め、「多様性に配慮した社会の実現に貢献」するための製品・サービス開発の指針としてUDを位置付けています。

推進体制・仕組み

本社製造統括本部品質保証センターが、全国品質保証部門会議を四半期単位で開催しており、製品の品質保証・安全管理に関する課題を集約し、重点施策の進捗状況をフォローアップすることにより、品質ロスの削減と品質向上に努めています。製品の安全管理を支えるため、全事業所で品質マネジメントシステム(ISO9001)の継続的な改善を推進しており、同センターが、総合品質保証の基盤となる品質マネジメントシステムの継続的改善を目的として、ISO9001の解説および内部監査員養成研修を毎年開催しています。

従業員に対する環境配慮型製品やカーボンフットプリント、カーボン・オフセットへの意識向上、理解促進のための教育として、全社員向けのeラーニングや階層別の教育カリキュラムを設けて実施しています。また、本社製造統括本部エコロジーセンターにより、環境配慮型製品の登録状況を集計、公開しています。

■ 品質保証の推進

お客さまからの苦情・クレームに関しては、各事業(本)部の品質保証部門が対応。また、重大な製品事故が発生した場合は、危機管理に関する規定に基づき緊急対策本部を設置し、使用者の安全を第一として迅速かつ適切に対応しています。お客さまからのクレームに関しては、ISO9001に基づく是正処置管理規定を制定。本質的な原因を究明し、適切な対策を講じるとともに、標準化による再発防止に努めています。

品質保証センターが、全事業(本)部のクレーム・品質ロスを毎月集約し、改善活動の進捗状況を評価。また、重大な製品事故に関しては、再発防止策の妥当性と定着状況を点検しています。特に安全衛生面で高い品質保証が求められる食品関連事業に対して、食品関連事業品質保証ガイドライン、および品質監査チェックシートに基づく監査を実施し、製造を許可する認定許可制度を採用しています。

■ カーボンフットプリント、カーボン・オフセット

エコロジーセンターにより、印刷物やイベントにおけるカーボンフットプリント、カーボン・オフセットに関する販売促進部門、営業部門向け教育、販促活動を支援しています。

主な活動・関連情報