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GA info. 印刷表現を追求するクリエイターのために by Graphic Arts Center, Toppan
TOPPAN 凸版印刷株式会社
当サイトは、コミュニケーションメディアのひとつである印刷表現の幅を広げ、クリエイティブに役立つ情報を発信するウェブサイトです。凸版印刷のグラフィック・アーツ・センター(GAC)が運営しています。
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構想
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トライアル1
トライアル2
入稿
仕上がり
用紙は、印刷適性の高い白い紙として4種を選択。 インキはプロセス4色にマットニスを0%、20%、50%混入した。インキセットにはKaleidoを採用した。
用紙
ハイジェントル(ハイホワイト)/ヴァンヌーボV(スノーホワイト)/アラベール(ウルトラホワイト)/ケンラン(スノー)
インキ
広演色インキKaleidoのプロセス4色(マットニス混入)
線数は280線。
刷り順
スミ→シアン→マゼンタ→イエロー
【ディテール】
用紙は、再現性の高い用紙を選択。 インキはプロセス4色のほか、グロスニス、マットニスを使用した。
ヴァンヌーボV(スノーホワイト)
プロセス4色/グロスニス/マットニス
線数は280線。おにぎりと写真部分にグロスニスのベタ版を、笹の葉部分にマットニスのベタ版を刷り重ねた。
スミ→シアン→マゼンタ→イエロー→グロスニス→マットニス
森本氏のコメント 「コラージュをつくるときに、画材として私がよく使っているクレヨン。触ると手につきそうなしっとりとしたニュアンスが、インキの質感を変えることでこれほどまでに出ることに驚きました。白い用紙に刷ったことでそれぞれのモチーフが引き立てられ、実物のコラージュの雰囲気も表現できていると思います」
担当PDのコメント トライアル1では用紙にインキを重ねることで積層感の表現を目指したが、トライアル2では「奥行きをつくる」ことにした。使用した用紙はどれも同じ白であるが、新聞紙の風合いを考慮して白地が明るすぎないものを選択している。製版にもこだわり、印刷現場の製版担当者と実物のコラージュ作品を見ながら試行錯誤した。「どの部分のモチーフを見せるか」を常に意識しながら版をつくったことで、立体感がある刷り上がりとなった。
「次回は入稿です。最終作品にする原稿を改めて検討し、皆さんに楽しんでいただけるものにしたいと思います。刷ってみたいコラージュ作品はたくさんあるので、どれにしようか迷ってしまいます!」
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