TOPエコスメインキ
役割を終えた化粧品バルクの
アップサイクル「エコスメインキ」
ecosme ink® (エコスメインキ)は、化粧品メーカー様とともに取り組むリサイクル商材です。
研究・開発工程や品質維持のために、やむを得ず市場に出せなくなった化粧品の中身(バルク)をインキの色材として再利用し、
販促物などの印刷に活用する一連の流れを実現します。
BACKGROUND
取り組みの背景
廃棄となる化粧品の中身(バルク)
廃棄となる化粧品の中身(バルク)
印刷に活用するエコスメインキへ
印刷に活用するエコスメインキへ
©2023 TOPPAN Inc.
TOPPANは、これまで化粧品メーカー様の販促物や資材などの制作を多岐にわたりサポートしてきました。
そうした中で、化粧品メーカー様が研究・開発される際の試作やその途上、製品の製造工程にて、廃棄を最小限にとどめる企業努力を試みているものの、やむを得ず生じてしまう化粧品の中身(バルク)があることに着目しました。
これら資源を有効活用し、新たな価値を持たせる取り組みとして、化粧品バルクからインキをつくり印刷に活用するエコスメインキの事業を開始しました。
BUSINESS FLOW
ビジネスフロー
ビジネスフロー
※原料となる化粧品の中身の品質保証の兼ね合いからクローズドでのアップサイクルにて事業をスタートしています。
Q&A
どのような印刷に対応したインキがありますか?
エコスメインキの現在のラインアップには、シルクスクリーン印刷に対応する「紫外線硬化スクリーンインキ」がございます。シルクスクリーン印刷以外の印刷手法に対応するインキの開発は、現在進行中となります。
どのような化粧品がインキ化できますか?
インキ化できる原料は、粉末状の化粧品の中身(アイシャドウ、チーク、ファンデーションなど)のみとなります。液体やペースト状の化粧品は対象としておりません。
インキの調色や色の指定はできますか?
化粧品の中身(バルク)の色味を活かしたインキとなりますので、細かい調色や色の指定はできません。
エコスメインキで印刷したものに、色校正などで調整をお願いすることは可能ですか。
特色インキ扱いになりますので、インキの濃度を調整することは可能ですが、色調を調整することはできません。
印刷する紙の種類に条件はありますか。
また、おすすめのエコ対応など紙の種類をご提案いただくことはできますか。
紙の種類によっては再現性が低下するリスクもあります。すべての用紙・板紙でのテストができておりませんので、制作物のご検討の際に、ご相談いただければと思います。
印刷対応可能な販促物、資材などを教えてください。
現状、スクリーン印刷で印刷可能なものであれば、制作はできますが、コストとして割高になるものもございます。
インキのみの販売はしていますか?
インキのみの販売は承っておりません。原料となる化粧品の中身(バルク)の品質保証の兼ね合いから、クローズドでのアップサイクルとして事業をスタートしています。また、使用用途もTOPPANでの印刷物の製作用インキとして開発しております。
エコスメインキでつくったインキに対し、自社の取り組みとして名称をつけて展開・発信することはできますか。
展開・発信することは問題ありませんが、エコスメインキはTOPPAN株式会社の商標であること、エコスメインキの取り組みにご参画し、その一環として展開している旨を入れてください。
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